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「魔法」を感じる_8月10日新刊 のなかの気になる本【新刊情報】

 今日は気になる新刊がたくさんありました。
その中でも特に気になった3点をピックアップ!

『存在しない時間の中で』 角川春樹事務所/山田宗樹

作品紹介より引用
『嫌われ松子の一生』『百年法』の著者が、生きることの根源的な意味を問う〝いま読むべき物語〟の誕生。
「この世界は何ものかが創ったものだ」と証明されてしまったら、あなたはどうしますか?

「とんでもない作品に出会ってしまって震えている」「なんて怖い小説だ」「驚愕。なにこの設定……」など、発売前から話題沸騰! ! 

■あらすじ
世界各国から百名以上の研究者や大学院生が集まり、宇宙の始まりや仕組みなどの疑問に答えるべく日夜研究に取り組んでいる天文数物研究機関。
ある日、若手研究者たちが主宰するセミナーに謎の青年が現れ、ホワイトボード23枚に及ぶ数式を書き残して姿を消した。
誰も見たこともないその数式には、人類の宇宙観を一変させかねない秘密が隠されていた。
つまりその数式は、この宇宙、そして世界の設計図を描いた<何ものか>が存在する可能性を示唆していたのだ。
悪戯のように思えるこの不可思議な出来事は、日本だけなく世界中23もの研究機関で発生していた。
にわかに<神の存在>に沸き立つ世界。ほどなく人類は、<神の存在>にアクセスしようと試みる。
そして、その日から現実は大きく変わることになる――。

作品の紹介文だけでも鳥肌が立ちそうです。
実はこの世界が、誰かに作られたものだった、という設定が、「数式」というもので表現されることで、よりリアルさを感じられるものにしています。

内容が気になり過ぎます…!


『闇の魔法学校 (死のエデュケーション Lesson 1)』 静山社/ナオミ・ノヴィク 井上里

作品紹介より引用
舞台は、虚空の闇に浮かぶ巨大な魔法使い養成学校、スコロマンス魔法学院。入学した生徒は4年後に卒業の門をくぐる日まで、現実世界に戻ることはできない。ここには、教師がいない。その代わり、魔物たちが跋扈し、ときおり襲いかかってくる。カフェテリアに集う生徒たちのあいだに、友情はない。あるのは、サバイバルのみ。生徒たちは、生き延びるために日々魔物たちと戦い、生徒同士も争いあう。主人公の少女ガラドリエルは、みずからに秘められた黒い魔法を恐れながらも、生き延びるために知恵をめぐらし、仲間との交流を通して、活路を見出していく。学園サバイバル・ファンタジー、シリーズ第1部。

『ハリーポッター』シリーズでおなじみの静山社から、またまた魔法ファンタジー作品の登場です!

著者のナオミ・ノヴィクさんは、これまでに多数のファンタジー作品を書かれています。調べてみると、人気なのは『テメレア戦記』シリーズなんですかね。これも面白そう!
コメントを見た感じだと、ファンタジーながらも、リアルな感じで書くのが得意な作家さんのような印象を受けます。

本作の「サバイバル」というのもリアルな感じになるのでしょうか。期待が高まってしまいます。。


『全国 山の美術館と博物館』 ジー・ビー

作品紹介より引用
山を愛した画家や作家の作品を収蔵した美術館や文学館、そして登山家の軌跡や山や里の歴史を紡いだ博物館、"山"をテーマにした館は日本各地に存在します。山に登らない日、登れない時はこのような館を訪ねてみませんか? きっと山を愛する方なら一日居ても飽きないところばかりです。本書は他に山好きが集うカフェやショップなどを含め全国50施設を紹介しています。

私は「美術館」とかそういったワードに弱く、すぐ気になってしまいます。

試し読みのページに掲載されていた写真は、ハッと息を呑むような景色や美しい建物がたくさんありました。

その館ならではの“景色の切り取り方”というのか、“自然の見せ方”が本当にきれいで、その手法はまるで魔法のようだと感じました。


最後まで読んでいただきありがとうございます!
それではみなさん、よい読書を!


▼これはぜひ読んでほしい!おすすめ既読本。


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