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chami(木村仁美)
2019年2月2日 02:53
いつか終わりが来る日を分かっている。それは幼い頃、父がお椀に取り分けてくれた夜食の即席ラーメン。泣いて帰ってきた私にプレゼントして履かせてくれた、緑色のランニングシューズだとか。いつかみんな居なくなってしまう。結局。この世界から。そんな事はいつだって分かっているようで分からない。だけれど、ふとした瞬間、私は気づいてしまう。今は自分で夜食の即席ラーメンを作って食べれる事や、自分自
2018年9月4日 22:37
雨 私はキャンバスになんて なりたくなかったんだ、 私は”色”になりたかったんだ。 雨が降った日 夏の残像を見つけた 久々に降り立った駅 幾つもの思い出を残して 花束を送ることは ごめんねとさよならの意味 それとも祝福でしょうか いなくなることへの祝福 よかったね ばいばいは言えない さよならだって言ったら 続きがなくな