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日常のちょっとした気づきを書き残しています。 人生哲学をつまみに、お酒やコーヒーを飲むのが好き。 誰かにプレゼントするような記事を毎日届けたい。 2024年1月からnote毎日更新チャレンジ中。

マガジン

  • エッセイ

    日常の気づきを切り貼り。

  • コーヒーとわたし

    コーヒーとわたしのちょっとした物語

  • 「光る君へ」の感想集

    2024年大河ドラマ「光る君へ」の感想をまとめました。

  • ストーリー

    悩んできたことをストーリーにしてお届け。

最近の記事

ICカードのピッ音が織りなす相関図

駅の改札で、ICカードをかざしたときに出る「ピッ」音。偶然、隣の人とかざすタイミングが重なって、同時に「ピッ」とハモる。それが不協和音でうわっとなってしまった。 思えば、改札機はすべて同じつくりに見えるのに、違う音が出る。不思議だ。今まで意識したことがなかったけれど、改札機ごとにわりと音程が離れている。改札機が完成した当初は同じ音を繰り出しても、時間の経過とともに変わっていくものなのだろうか。それだと、使い込まれ具合でも変わる気がする。 改札機にも先輩後輩やモテるモテない

    • 「私のこと覚えていますか」と聞いてはいけないらしい

      再会した人に「私のこと覚えていますか」と聞くのは、イケていないらしい。相手に失礼なんだとか。たしかにそうだ。 覚えてくれている人だったら、相手を信用していないみたいになる。 覚えていなかったとしても、相手は覚えていないなんて言えない。 結局、どちらのパターンも気を遣わせることになる。 とある記事を読んで、なるほどなぁと思ったことがあった。 筆者いわく、そもそも人は、自分のことを覚えていないのが当然と考えるらしい。声をかけるときも「以前、どこどこでご一緒した〇〇(名前)

      • 「私のこと覚えているかな」という不安が失うもの

        「私のこと覚えているかな」という不安が私の交友関係を狭めているな、と思うことが増えた。 先日、いつものコワーキングスペースにこもっていたら、 以前、働いていた会社の顧問をお見かけした。 ワインを片手に、何やらおしゃれそうな分厚い写真集のページをめくる。 会社の前線を退いてもう何年も経つはずだが、相変わらず情報のアンテナを立てて行動しているさまが流石だと思った。 大好きな方だったので、お話ししたいと思ったのだけど、 「私のこと、わからないかもな」と頭をよぎる。 話しかけ

        • 私的スタンダード #朝食編

          朝ごはんに何を食べているのか人に聞くのが好き。 朝食は、誰かと暮らしていても、ひとりで食べる人が半数以上を占めるらしい。自分で何を食べるか決めて、自分で用意している人が多いからこそ、〝その人ならでは〟の価値観が出やすい。 私の話。 実家で暮らしていたときは、食パンにジャムやチーズを乗せて食べることが多かった。食パンは、しっかり咀嚼する必要がある。おいしいパンならいいのだけれど、安価で、買ってから日数が経っているものだと、噛めば噛むほどいまいちな味が口の中に広がる。おいし

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          今の環境がしっくりこないとき

          今の環境がしっくりこないとき、 関わる人を変えてみることって大切だ。 仕事とは関係ないセミナーやイベントに参加してみたり、 知らない人と交流しやすい居酒屋やコーヒー店に行ってみたり。 未知のコミュニティに足を踏み入れようとするとき、 行っても自分だけ浮いてしまうんじゃないかとか 圧倒されて何も言えずに気を遣わせてしまうんじゃないかとか いろいろと考えてしまって、行けずじまいなことがある。 それだと、せっかく何か変えようと思っても、変わらない。 興味があるなとか、新しい仲

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          新しい土地を知る

          少し前にひとり旅をした。 その土地がとても気に入って、私の大好きな場所になる。 今日、とある飲み会で、その土地の出身だと言う人がいた。 ひとり旅の話をして、 その土地の好きな場所、好きな食べ物について語る。 「そんな風に言われたことがなくて嬉しいです」と言われた。 私も、その土地の良いところを誰かに伝えたくてしようがなかった。 誰かに話したとしても、 「でも、遠いし行かないだろうな」というような反応をされて、 相手に刺さっていないことがよくわかっていたから。 誰だって

          新しい土地を知る

          私的スタンダード #ファッション編

          世間の基準ではなくて、 自分の中でのスタンダードってあると思う。 それを『私的スタンダード』と呼ぶことにする。 ファッションの『私的スタンダード』は、 人の価値観が色濃く出る部分で面白そう。 ファッションのスタンダードと聞いて一般的に思い浮かぶのは、オフィスファッションだ。「オフィスカジュアル」とも呼ばれている。派手すぎない色合いやデザインに、カーディガンやジャケットを合わせる。 私も会社員になりたての頃は、オフィスカジュアルがスタンダードだった。 大学生の頃は、ビビッ

          私的スタンダード #ファッション編

          私的スタンダード

          スタンダードについて特集された雑誌を読んでいて、 ふと「私にとってのスタンダードって何だろう」と思った。 ファッションでも 文具でも 食べものでも。 例えばコーヒー豆。 お店には、それぞれスタンダードがある。 店名のあとにブレンドと続くものが多くて、どの商品がスタンダードなのかわかりやすい。『カルディブレンド』とかね。 だけど、自分にとってのスタンダードって、 お店のスタンダードとはまた別のものだなぁと思う。 実家にいたときは、母の友人がおすすめするコーヒー豆をネット

          私的スタンダード

          3カ月に一度会いたい人

          3カ月に一度くらいの頻度で、連絡をくれる人がいる。 「会いたいです」と。 だけど、遊びに忙しい人で、 だいたい会う約束を取り付けられるのは、 連絡をくれた2カ月後くらいになる。 予定が詰まっているのに、前もって私との予定を押さえようとしてくれるのが嬉しいなぁ、といつも思う。 誘い方も上手で、私が好きなものを一緒に楽しもうと提案してくれる。 会ったときの話題も、行き当たりばったりではなくて、 私への相談だったり、意識高い仕事の話だったり、私向けに用意されている。 スケジ

          3カ月に一度会いたい人

          太ると何もできなくなる

          太るとぽっこりお腹がずっと気になってしまって、何も手につかなくなる。 お腹に脂肪がつくと、お腹が張って辛いのだ。 この辛さを回避するためにダイエットしてるんだったなぁ、と思い出す。 そんな状況下で2週間以内に飲み会が5件も入ってしまっている。 これでもいくつか断ったのだ。 1回の飲み会で、体重は0.5kg増える。つまり、0.5kg✕5日=2.5kg。2週間で2.5kg増える計算になる。これを帳消しにするには、同じく2週間で2.5kg痩せなければならない。 2週間で2.5

          太ると何もできなくなる

          ダイエットを成功させるため

          2年前、二の腕の太さが気になり始め、筋トレを始めた。 筋トレをしている安心感から、食事制限をしなくなり、逆に太ってしまう。 それまで、お菓子はまったく口にしてこなかったのだけど、 常にお菓子が置いてある職場に異動して、勧められたら断りづらかったというのもある。 1年前の春、体重の一番左側が見たことのない数字に更新される。 筋トレだけではダイエット効果がない、というのは1年を通して痛いほど実感したため、有酸素運動も取り入れることにした。 この頃、キンコン西野さんもちょうど

          ダイエットを成功させるため

          何でもない日常の空気が変わる瞬間

          お母さんに抱っこされた子どもがバスを待つおじさんに手を振り、おじさんもにっこりしながら手を振り返す。それに気づいたお母さんとお父さんも思わずにっこり。そんな通りすがりのちょっとした出会いを目にしただけで、今日は外に出てよかったなぁと思える。 何でもない日常のまっすぐな空気がふんわりと形を変えたように見えた。 日常の光景が誰かのちょっとした行動や気遣いで、特別なものに変わる瞬間っていいな。 そんなことを考えながら歩いていたら、私も知らない女の子に手を振ってもらえた。手を振っ

          何でもない日常の空気が変わる瞬間

          お母さんに抱っこされた子どもがバスを待つおじさんに手を振り、おじさんはにっこりしながら手を振り返す。そんな通りすがりのちょっとした出会いを目にしただけで、今日は外に出てよかったなぁと思える。 何でもない日常のまっすぐな空気がふわっとした瞬間。

          お母さんに抱っこされた子どもがバスを待つおじさんに手を振り、おじさんはにっこりしながら手を振り返す。そんな通りすがりのちょっとした出会いを目にしただけで、今日は外に出てよかったなぁと思える。 何でもない日常のまっすぐな空気がふわっとした瞬間。

          本当においしいものを食べたとき

          本当においしいものを食べたときって、 違う場所にいるような感覚になる。 とある有名店の桜餅を食べた。 外側のもち米部分はもちもちしつつも、お米の粒がほどよく立っている。中のこし餡は、甘すぎないものの、香り高い上品な味わい。こし餡はしっとりしていて、外側のもち米と食感の相性がまたいい。これを桜葉のやさしい塩気と合わせる。 贈り物でいただいた、いつもより贅沢な緑茶を口に含んだ瞬間、茶室にいると錯覚した。たたみと着物、赤い敷物が脳裏に浮かぶ。 おいしいものは、私を別の場所へと

          本当においしいものを食べたとき

          【100日達成】noteの毎日投稿をはじめてからの変化と気づき

          100日間、noteの連続投稿を達成できた。noteの毎日更新をはじめて、変わったことと気づきがあるので、忘れないように書き残しておこうと思う。 まずは、noteを毎日更新して、変わったこと。 それは、寝つきがよくなったこと。 何かを生産した安心感から、前よりも眠れるようになった。 それまでは、ただ毎日をやり過ごしていることへの不安が大きくて 「このまま何も成し得ない人生だったらどうしよう」と布団の中で考え込んでしまっていた。 だけど、ネタを探して文章に残すことで、今

          【100日達成】noteの毎日投稿をはじめてからの変化と気づき

          一緒に焼肉屋に行くと相性がわかっちゃうよね

          職場の歓迎会で、焼肉を選んだ。 お酒を飲めない人でも、楽しめるようにと思ったからだ。 焼肉ってある程度マナーがあるものだと思っていたのだけど、 焼き方や注文の仕方にそれぞれの価値観が出るなぁと思った。 今回の焼肉は、食べ放題ではなくて少しお高め。 だから、お腹がいっぱいにならない程度で、ゆっくり味わいたいと思っていた。 キムチやナムル、サラダ系を置いておけば、お肉はゆっくりめでも全然間に合う。 だけど、せっかちさんがひとりでもいると、お肉をすべて網の上に敷き詰められてし

          一緒に焼肉屋に行くと相性がわかっちゃうよね