あち

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日常のちょっとした気づきを書き残しています。 人生哲学をつまみに、お酒やコーヒーを飲むのが好き。 誰かにプレゼントするような記事を毎日届けたい。 2024年1月からnote毎日更新チャレンジ中。

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記事一覧

戦いのGW

「明日から仕事、嫌だな~」と私のパートナーが言う。 そうか、嫌なのか。そういうものだったな、と思った。 むしろ私は、はやく休みが明けてほしいと願っていたかもしれ…

あち
13時間前
6

アイリッシュ音楽にあこがれて

フィドルを初めて聴いたとき、私の心をつかんで離さなかったのを覚えている。なんて、楽しげなんだと。 フィドルというのは、アイリッシュやカントリー音楽を演奏するバイ…

あち
1日前
2

地道に得たものって、なくなるときは一瞬だ

おかしい。 体重が順調に増えている。 脂肪がつくのは一瞬なのに、落とすのは少しずつ、地道にしか成し得ない。 なんて理不尽なんだ。 あれと似ている。 人からの信用だ…

あち
2日前
7

ずっと無縁だった筋トレを始めて1年が経った

筋トレを始めて1年が経った。 筋トレとは無縁の人生だったのに、驚きだ。 筋トレは、自分には関係ないとずっと思っていた。 世の中には、筋トレで筋肉がつくタイプとつか…

あち
3日前
24

水族館と私

水族館のよさがずっとわからなかった。 いつからだろう。 ひとりで行くのが当たり前になるほど、好きになったのは。 友達と遊ぶとき「水族館に行こう」と自分から誘うよう…

あち
4日前
17

好きな水族館

水族館が好き。 北から南まで、全国の水族館をそれなりに回っているほうだと思う。 ただ水槽があって、似たような魚がいて、水族館はどこも同じ。 と思う人もいるかもし…

あち
5日前
8

好みは、なりたい自分を反映する

昔と花の好みが変わったな、と思う。 小さい頃は、かすみ草が大好きだった。どの花とも相性が良くて、他の花の印象をやわらかくしてくれる。一輪で飾っても、ふんわりした…

あち
6日前
5

花のある暮らし

とあるカフェで大ぶりのドライフラワーがたくさん飾られているのを見て、「こういうの、おしゃれだなぁ」と思った。 ドライフラワーは水替えの必要がない。瓶に挿しておく…

あち
7日前
12

ショートヘアの絆

エレベーターで一緒になった女の子が私をじっと見てくる。何かと思えば、「今から美容室でショートカットにしてくるの」と言う。 なるほどな、と思った。私はショートヘア…

あち
8日前
6

「アウトドア派かインドア派か」の問いに思うこと

「アウトドア派?それともインドア派?」という質問。雑談のきっかけで使われることが多いけど、なぜこの分け方なんだろう、といつも思う。私は、両方好きだし、優劣つけら…

あち
9日前
12

仕事の属人化をなくしたい

人がやめてしまったとき、前任者の仕事のプロセスをたどる作業が必要になる。そこで、プロセスが残っていないと困ってしまう。初めからやりかたごと一新してしまえたらいい…

あち
10日前
7

ICカードのピッ音が織りなす相関図

駅の改札で、ICカードをかざしたときに出る「ピッ」音。偶然、隣の人とかざすタイミングが重なって、同時に「ピッ」とハモる。それが不協和音でうわっとなってしまった。 …

あち
11日前
4

「私のこと覚えていますか」と聞いてはいけないらしい

再会した人に「私のこと覚えていますか」と聞くのは、イケていないらしい。相手に失礼なんだとか。たしかにそうだ。 覚えてくれている人だったら、相手を信用していないみ…

あち
12日前
5

「私のこと覚えているかな」という不安が失うもの

「私のこと覚えているかな」という不安が私の交友関係を狭めているな、と思うことが増えた。 先日、いつものコワーキングスペースにこもっていたら、 以前、働いていた会…

あち
13日前
3

私的スタンダード #朝食編

朝ごはんに何を食べているのか人に聞くのが好き。 朝食は、誰かと暮らしていても、ひとりで食べる人が半数以上を占めるらしい。自分で何を食べるか決めて、自分で用意して…

あち
2週間前
5

今の環境がしっくりこないとき

今の環境がしっくりこないとき、 関わる人を変えてみることって大切だ。 仕事とは関係ないセミナーやイベントに参加してみたり、 知らない人と交流しやすい居酒屋やコーヒ…

あち
2週間前
10

戦いのGW

「明日から仕事、嫌だな~」と私のパートナーが言う。 そうか、嫌なのか。そういうものだったな、と思った。 むしろ私は、はやく休みが明けてほしいと願っていたかもしれない。 通常モードに戻りたいと。 GWは、とても楽しかった。 ただ、常に戦っていた気もする。 自分の欲との戦い。 大食らいの私は、ずっと食べ続けることができてしまう。 ただ、食べた分は、律儀にちゃんと太るタイプだ。 いつもは計画的に食べて、カロリーや栄養バランスをコントロールしているけれど、お酒が入ってしまうと

アイリッシュ音楽にあこがれて

フィドルを初めて聴いたとき、私の心をつかんで離さなかったのを覚えている。なんて、楽しげなんだと。 フィドルというのは、アイリッシュやカントリー音楽を演奏するバイオリンのこと。弾き方がクラシックとはまるで違うから、分けて呼ばれているのだろう。 今日、初めてアイリッシュ音楽のイベントへ行ってきた。 演奏中に突然、一般の人がステージの前で踊りだしたのだから、驚いた。近くにいる人の手を取り、仲間がどんどん増えていく。みんなで輪になって演奏者を囲みながら踊り続ける。もはや、ステー

地道に得たものって、なくなるときは一瞬だ

おかしい。 体重が順調に増えている。 脂肪がつくのは一瞬なのに、落とすのは少しずつ、地道にしか成し得ない。 なんて理不尽なんだ。 あれと似ている。 人からの信用だ。 毎日地道な積み重ねでしか人からの信用は得られないのに、なくなるときは一瞬だ。一回の間違いで、地の底に落ちてしまう。一度その状態になってしまえば、途中からのやり直しではなく、初めからまた地道に頑張るしかない。 体重も一夜の間違いで、すぐに戻れないところまで行ってしまわれる。 一日だけだし、気のせいだよね。と

ずっと無縁だった筋トレを始めて1年が経った

筋トレを始めて1年が経った。 筋トレとは無縁の人生だったのに、驚きだ。 筋トレは、自分には関係ないとずっと思っていた。 世の中には、筋トレで筋肉がつくタイプとつかないタイプの人がいて、私は後者だから関係ない、と思っていたのだ。 だけど、3カ月くらいでお腹にすじが見え始めて、「筋トレで筋肉がつくって、都市伝説じゃなかったんだ」と思った。本気で。 成果が形に出るのが嬉しくて、お腹をもっと割りたいとか、腕や太もものすじももっとはっきりさせたいとか、今では当初の目的とずれている

水族館と私

水族館のよさがずっとわからなかった。 いつからだろう。 ひとりで行くのが当たり前になるほど、好きになったのは。 友達と遊ぶとき「水族館に行こう」と自分から誘うようになったのは。 小さいころ、よく水族館に連れて行ってもらった。 だけど、魚を見たところで何も感じないし、たくさん歩かないといけなくて疲れる場所としか思わなかった。 そんな私が大学で選んだ学部は、水産系。 といっても、魚や海が特段好きというわけではない。 環境問題に取り組む研究者になりたくて、陸地よりも研究がされ

好きな水族館

水族館が好き。 北から南まで、全国の水族館をそれなりに回っているほうだと思う。 ただ水槽があって、似たような魚がいて、水族館はどこも同じ。 と思う人もいるかもしれないが、まったくそんなことはない。 それぞれの水族館で、魅せ方の工夫をこらしている。 企画や展示のされ方も含めて、楽しいのだ。 直近で行ったおもしろい水族館は、高知県にある「むろと廃校水族館」。 名前の通り、廃校を水族館にしている。 わりと学校の形そのままである。 高知の中でも行きやすい場所ではないけれど、

好みは、なりたい自分を反映する

昔と花の好みが変わったな、と思う。 小さい頃は、かすみ草が大好きだった。どの花とも相性が良くて、他の花の印象をやわらかくしてくれる。一輪で飾っても、ふんわりしたかわいいフリルがたくさんついていて、つい見とれてしまう。一つひとつの小花のかわいらしさは、じっくり向き合って見ないと気づけない。 今では、大ぶりでインパクトのあるダリアやあじさいが好き。一輪でも堂々としたたたずまいの存在美に惹かれる。 きっと、生き方に対する価値観の変遷が好みに反映されているのだろうと思う。 小

花のある暮らし

とあるカフェで大ぶりのドライフラワーがたくさん飾られているのを見て、「こういうの、おしゃれだなぁ」と思った。 ドライフラワーは水替えの必要がない。瓶に挿しておくだけでいいから、管理が簡単だ。「私にも真似できそう」と思い、花瓶とドライフラワーを買ってきて家に飾る。いつもの生活空間が、一気に華やかになった。 ドライフラワーといえど、寿命はある。数カ月たった今、さすがにしおれてきてしまう。寂しいけれど、花瓶から離してそっとお別れした。 ちょうどお客さんが来るタイミングだったの

ショートヘアの絆

エレベーターで一緒になった女の子が私をじっと見てくる。何かと思えば、「今から美容室でショートカットにしてくるの」と言う。 なるほどな、と思った。私はショートヘアだ。彼女は私を見て、自分がショートヘアになった姿を想像したのだろう。今から髪を切ることへの期待と不安をショートヘアの私だからこそ、共有したいと思ってくれたのかもしれない。 ショートカットにすると、重い髪が一気に軽くなる爽快感を味わえるし、自分の変化も楽しめる。一方で、手直しが効かないという緊張感もある。 だから、

「アウトドア派かインドア派か」の問いに思うこと

「アウトドア派?それともインドア派?」という質問。雑談のきっかけで使われることが多いけど、なぜこの分け方なんだろう、といつも思う。私は、両方好きだし、優劣つけられない。 バーベキューやキャンプ、釣り、ダイビング、スキー・スノボも最高に楽しいし、ゲームや読書、アニメ鑑賞をしたり、内省したりする時間も私を癒してくれる。 声量が大きくないせいか、 いざというときに力を発揮できるよう省エネモードで生きているせいか、 私はインドア派オンリーだと思われやすい。 ひとりで炭から火をお

仕事の属人化をなくしたい

人がやめてしまったとき、前任者の仕事のプロセスをたどる作業が必要になる。そこで、プロセスが残っていないと困ってしまう。初めからやりかたごと一新してしまえたらいいのだけど、結果ごと引き継がないといけないこともある。結果を比較したいときなんかがそうだ。 先日の取材相手も、組織の課題として仕事の属人化を挙げていた。属人化がなくなれば、休みがとりやすくなる。男性の育休取得率も上がるんじゃないかという話だった。 ブラックボックス化や属人化に悩む声はよく聞く。なのに、なくならないのが

ICカードのピッ音が織りなす相関図

駅の改札で、ICカードをかざしたときに出る「ピッ」音。偶然、隣の人とかざすタイミングが重なって、同時に「ピッ」とハモる。それが不協和音でうわっとなってしまった。 思えば、改札機はすべて同じつくりに見えるのに、違う音が出る。不思議だ。今まで意識したことがなかったけれど、改札機ごとにわりと音程が離れている。改札機が完成した当初は同じ音を繰り出しても、時間の経過とともに変わっていくものなのだろうか。それだと、使い込まれ具合でも変わる気がする。 改札機にも先輩後輩やモテるモテない

「私のこと覚えていますか」と聞いてはいけないらしい

再会した人に「私のこと覚えていますか」と聞くのは、イケていないらしい。相手に失礼なんだとか。たしかにそうだ。 覚えてくれている人だったら、相手を信用していないみたいになる。 覚えていなかったとしても、相手は覚えていないなんて言えない。 結局、どちらのパターンも気を遣わせることになる。 とある記事を読んで、なるほどなぁと思ったことがあった。 筆者いわく、そもそも人は、自分のことを覚えていないのが当然と考えるらしい。声をかけるときも「以前、どこどこでご一緒した〇〇(名前)

「私のこと覚えているかな」という不安が失うもの

「私のこと覚えているかな」という不安が私の交友関係を狭めているな、と思うことが増えた。 先日、いつものコワーキングスペースにこもっていたら、 以前、働いていた会社の顧問をお見かけした。 ワインを片手に、何やらおしゃれそうな分厚い写真集のページをめくる。 会社の前線を退いてもう何年も経つはずだが、相変わらず情報のアンテナを立てて行動しているさまが流石だと思った。 大好きな方だったので、お話ししたいと思ったのだけど、 「私のこと、わからないかもな」と頭をよぎる。 話しかけ

私的スタンダード #朝食編

朝ごはんに何を食べているのか人に聞くのが好き。 朝食は、誰かと暮らしていても、ひとりで食べる人が半数以上を占めるらしい。自分で何を食べるか決めて、自分で用意している人が多いからこそ、〝その人ならでは〟の価値観が出やすい。 私の話。 実家で暮らしていたときは、食パンにジャムやチーズを乗せて食べることが多かった。食パンは、しっかり咀嚼する必要がある。おいしいパンならいいのだけれど、安価で、買ってから日数が経っているものだと、噛めば噛むほどいまいちな味が口の中に広がる。おいし

今の環境がしっくりこないとき

今の環境がしっくりこないとき、 関わる人を変えてみることって大切だ。 仕事とは関係ないセミナーやイベントに参加してみたり、 知らない人と交流しやすい居酒屋やコーヒー店に行ってみたり。 未知のコミュニティに足を踏み入れようとするとき、 行っても自分だけ浮いてしまうんじゃないかとか 圧倒されて何も言えずに気を遣わせてしまうんじゃないかとか いろいろと考えてしまって、行けずじまいなことがある。 それだと、せっかく何か変えようと思っても、変わらない。 興味があるなとか、新しい仲