吉野千明

日常のちょっとした気づきを書き残しています。 人生哲学をつまみに、お酒やコーヒーを飲む…

吉野千明

日常のちょっとした気づきを書き残しています。 人生哲学をつまみに、お酒やコーヒーを飲むのが好き。 誰かにプレゼントするような記事を毎日届けたい。 2024年1月からnote毎日更新チャレンジ中。

マガジン

  • エッセイ

    日常の気づきを切り貼り。

  • 筋トレとダイエット

  • 食べものとわたし

    食べものについてのエッセイを集めました。

  • 8月15日の日記集

    • 7本

    『日常をうたう』の音声を聴き、8月15日の日記を書く。8月15日の日記集。 https://podcasters.spotify.com/pod/show/utau0815

  • ライティング

記事一覧

人といるときの「楽しい」って何だろう

あれ、なんか楽しかったな。 誰かと共に時間を過ごした後に、そう思うことがある。心の中に温かくて小さい雲みたいなふわふわしたものが生まれている感覚。いつ、どのタイ…

吉野千明
17時間前
5

やめる基準を決めておく

始める判断の仕方についてのコンテンツは溢れているけど、やめかたについて言及している人は少ない。 だいたいの仕事は、満足できる部分とできない部分がある。満足と不満…

吉野千明
1日前
8

着たくても着れない服があるなら

ダイエットをして本気で良かった。 好きなときに、好きな服を着られるから。 少し前までは、それが当たり前じゃなかったんだよなぁ、とクローゼットで思いにふける。 本…

吉野千明
2日前
5

筆が乗らない日は無理に書かない

「今日は、無理な日だ」 パソコンの前に座って、3分ほど経っても書きたいことが浮かばない。 そういうときは潔く諦めて、仕事に取りかかる。 それが一番いい対処法だとい…

吉野千明
3日前
11

そばが嫌いだった理由を思い出した

私がそばを自分から食べるようになったのは、ここ数年。それまでは、わりと苦手な食べものだった。 その話をしたら、何で食べられるようになったのか聞かれた。その場では…

吉野千明
4日前
19

別れは新しい出会いの準備期間

最近、残される立場になることが増えたな、と思う。 今の職場で働きだして2年しか経たないのだけど、いったい何人見送ってきたのだろう。 自分が変化していないことの表…

吉野千明
5日前
8

誰かのネガティブ発言は否定しない

「否定しないよね」 誰かが自分のネガティブなことを口にしたとき、 相手を肯定するために「そんなことないよ」「今のままで十分だよ」と言わないよね、と言われた。 こ…

吉野千明
6日前
10

日常を見つめる / 2024年8月15日の日記(long ver.)

久しぶりに5時台に起きた。最近入れたアプリを開く。睡眠リサーチで捕まえたかわいいキャラクターたちは、私の睡眠時間で元気度が変わる。ここ数日はイベント続きで、あま…

吉野千明
7日前
7

気まぐれな夏空をうたう【8月15日の日記】

夕方、家で仕事をしていると、外から滝のような音が聞こえてくる。 雨だ。 それもかなり激しい。ゲリラ豪雨でも一風変わっていて、私を境に左は大荒れ、右は陽気な空模様…

吉野千明
8日前
15

嫌のレンズを通して自分を見つめる

自分の解像度を上げるため、好きなことから〝 嫌 〟を見つけてみる。 〝 嫌 〟のレンズを通して、自分を見つめてみる。 * 朝、服を選ぶ瞬間。頭の中で繰り出される自分…

吉野千明
9日前
14

8月15日。終戦記念日の今日、日常に感謝をしたい。一緒に今日の日記を書いてくれる人を募集しています。フォロワーさんはもちろん、通りすがりでも歓迎です。たった一行の日記でもOK。形式は問いません。

吉野千明
9日前
5

嫌いの輪郭をつかまえる

昨日は、編集者・伊皿子りり子さんのトークイベントに参加してきた。 子どもの頃から好悪がはっきりしていた、と話されていたのがまず印象に残っている。私の子ども時代は…

吉野千明
10日前
9

ベーキングパウダーが奥深すぎ

あなたのこと、何も知らなかった。 あなたがその場にいるだけで、周りは形を変え、大きく膨らんでいく。個々の力を新たなフェーズへ連れて行ってくれることは知っていたの…

吉野千明
11日前
7

読書感想文を書くコツ

読書や映画、ドラマなど、誰かがつくったものの感想を書くのが昔から苦手。 だけど、noteで練習を重ねて気づいたことがある。誰かのためになるかもしれないから、書き残し…

吉野千明
12日前
9

8月15日の日記を一緒に書きませんか?

noteの毎日更新をしている人、 noteのネタを探している人、 何か新しいものを書いてみたい人、 普段、noteは読む専の人。 私と一緒に、8月15日の日記を書きませんか? *…

吉野千明
13日前
8

上司にnoteを読まれていた

「○○さんがフォローしました」 通知を見て、思わず二度見してしまう。 どのSNSだ。まさか、noteじゃないよな。 いつもだったら「フォロワーさんが増えた!嬉しい」と喜…

吉野千明
2週間前
17

人といるときの「楽しい」って何だろう

あれ、なんか楽しかったな。 誰かと共に時間を過ごした後に、そう思うことがある。心の中に温かくて小さい雲みたいなふわふわしたものが生まれている感覚。いつ、どのタイミングで生まれたかはわからないのだけど、気づくのは決まって別れ際か別れた後だ。 「楽しい」って何だろう、とずっと考えている。「面白い」や「嬉しい」と近いけれど、違った感情なのは明らか。 「面白い」は好奇心を刺激されたとき、「嬉しい」は何かをしてもらって自尊感情が満たされたときに現れる心の声だと思う。 「楽しい」

やめる基準を決めておく

始める判断の仕方についてのコンテンツは溢れているけど、やめかたについて言及している人は少ない。 だいたいの仕事は、満足できる部分とできない部分がある。満足と不満足のバランスがうまく保たれているから、続けていける。 ただ、どの状態になるとバランスが崩れていることになるのか、自分でわからない人も多いだろう。 それがやめることの難しさだと思う。 あらかじめ基準を決めておけば、やめる判断をしやすい。私の中での、基準を決めてみた。 2つ以上の柱で支えられなくなったらやめる「労

着たくても着れない服があるなら

ダイエットをして本気で良かった。 好きなときに、好きな服を着られるから。 少し前までは、それが当たり前じゃなかったんだよなぁ、とクローゼットで思いにふける。 本当はこの服を着たいけど、ご飯を食べたらファスナーが閉まらなくなるから無理だな、とか。締めつけが苦しくて、腹痛に身悶えすることになるからしばらくこの服は着れないな、とか。着用後の体の苦しさについてクローゼットで心配しなくなった。 お店でも、「このデザイン好き!」と思った服を買えている。前までは、体のラインがアルファ

筆が乗らない日は無理に書かない

「今日は、無理な日だ」 パソコンの前に座って、3分ほど経っても書きたいことが浮かばない。 そういうときは潔く諦めて、仕事に取りかかる。 それが一番いい対処法だというのは、noteの毎日更新を始めて200日以上経った今ではわかる。 外へ出れば、刺激がある。仕事も一種の刺激。 手足を動かしていれば、自然と書くことは思いつくだろう。 そう思ったけど、今日はかなり手ごわい。 まったく書きたいことが降りてこない。 お盆前やお盆期間中、たくさん書きたいことがあったのに。ネタはあ

そばが嫌いだった理由を思い出した

私がそばを自分から食べるようになったのは、ここ数年。それまでは、わりと苦手な食べものだった。 その話をしたら、何で食べられるようになったのか聞かれた。その場ではうまく答えられなかったのだけど、苦手だった理由を唐突に思い出した。 あなたは、そばの花のにおいを嗅いだことがあるだろうか。 私の出身である福井県は、そばの名産地。そば畑が一面に広がっている。 通っていた小学校までは、そば畑に囲まれて20分ほど歩く。そばは、暑い時期になるといっせいに小さな白い花を咲かせる。清楚と

別れは新しい出会いの準備期間

最近、残される立場になることが増えたな、と思う。 今の職場で働きだして2年しか経たないのだけど、いったい何人見送ってきたのだろう。 自分が変化していないことの表れなのかもしれない、と危機感を持つ。 と同時に、寂しさがこみ上げる。 実は送り出されるよりも、送り出すほうが寂しさに触れる時間が長い。 その席に、その場所に、当たり前にいたはずの人がいない。 その人だけがいない日常空間が自然と目に映り、ピースの欠けを意識する。 今月もひとり、見送った。昨晩、共に過ごした時間

誰かのネガティブ発言は否定しない

「否定しないよね」 誰かが自分のネガティブなことを口にしたとき、 相手を肯定するために「そんなことないよ」「今のままで十分だよ」と言わないよね、と言われた。 このときは、とある人が「最近、太ってきて」とか「私は、太っているから」みたいなことを口にしていて、私はまったく訂正の言葉をかけなかったようだ。 それは、そうだ。その人が太っているかはともかくとして、その人が自分に対してそう思っているのは事実なのだから。太っているかどうか、私がジャッジして、何かを言うのは違う。 現

日常を見つめる / 2024年8月15日の日記(long ver.)

久しぶりに5時台に起きた。最近入れたアプリを開く。睡眠リサーチで捕まえたかわいいキャラクターたちは、私の睡眠時間で元気度が変わる。ここ数日はイベント続きで、あまり眠れていない。かわいいキャラクターたちがお昼から眠そうにしている様子が心苦しくて、昨日の夜は早めに布団に入った。今日は、元気度を回復してあげられた。よし、いい感じ。 今日は、起きてすぐにやりたいことがあった。朝、おから蒸しパンをつくるのがマイブーム。いつもは正方形に仕上がったパンに、縦にナイフを入れ、四等分にする。

気まぐれな夏空をうたう【8月15日の日記】

夕方、家で仕事をしていると、外から滝のような音が聞こえてくる。 雨だ。 それもかなり激しい。ゲリラ豪雨でも一風変わっていて、私を境に左は大荒れ、右は陽気な空模様。横から差し込む光が、次々と雨粒にぶつかって空をきらめかせていた。 なんて、きれいなんだろう。目を奪われているうちに、大きな虹が姿を現した。 急な大雨に驚いた鳥たちが、慌てて雨宿りしにくる。みんなで外の様子をうかがいながら、同じ時をゆっくり過ごす。 こういう時間、いいな。 気まぐれな夏空を眺めていられること

嫌のレンズを通して自分を見つめる

自分の解像度を上げるため、好きなことから〝 嫌 〟を見つけてみる。 〝 嫌 〟のレンズを通して、自分を見つめてみる。 * 朝、服を選ぶ瞬間。頭の中で繰り出される自分のひとりごとをじっくり聞いてみることにした。「最近、この服がマイブームなんだよね」「今日は、これを着たら気分が上がりそう」と、好きに目が向いていることに気づく。 そこからあえて、嫌いに目を向けてみることにした。どうなったら嫌だから、私はこれを選ぼうとしているのだろう、と。 今日選んだのは、全身白の服。今日は

8月15日。終戦記念日の今日、日常に感謝をしたい。一緒に今日の日記を書いてくれる人を募集しています。フォロワーさんはもちろん、通りすがりでも歓迎です。たった一行の日記でもOK。形式は問いません。

嫌いの輪郭をつかまえる

昨日は、編集者・伊皿子りり子さんのトークイベントに参加してきた。 子どもの頃から好悪がはっきりしていた、と話されていたのがまず印象に残っている。私の子ども時代は、好きなこと、嫌いなことの境界なんて、はっきりしていなかったから。何が好きか嫌いかわからなくて、「これが好きなんだよね」と理想を押しつけられ、周りに振り回されっぱなしだった。 トークイベントでは、「嫌い」の話が何度か出てくる。「めったに迷わない」と話されていたのも、良いと思ったものがブレない「好き」の強さも、〝 嫌

ベーキングパウダーが奥深すぎ

あなたのこと、何も知らなかった。 あなたがその場にいるだけで、周りは形を変え、大きく膨らんでいく。個々の力を新たなフェーズへ連れて行ってくれることは知っていたのだけれど。 あなたの主張が強すぎると、爆発してしまうだなんて。あなたの適切な扱い方がわからなすぎる。 そもそも、膨らませる力を持つ存在があなただけではないなんて、知らなかった。膨らむまでの過程も、それぞれの特性で違ってくる。全部同じものだと思っていた。きっと、適材適所があるのだろうね。 あなたとは、感覚的な付き

読書感想文を書くコツ

読書や映画、ドラマなど、誰かがつくったものの感想を書くのが昔から苦手。 だけど、noteで練習を重ねて気づいたことがある。誰かのためになるかもしれないから、書き残しておきたい。 1つの投稿で1つの気づき まず大事なのは、1記事の中に1つの気づきを入れること。0でも、2つ以上でもなく、1つというのがポイント。 感想文は作品の紹介ではなくて、気づきを伝えるのがメインというのは忘れないようにしたい。何を伝えたいか読者がすぐにわかるように、1つに絞って伝えきる。2つ以上の気づ

8月15日の日記を一緒に書きませんか?

noteの毎日更新をしている人、 noteのネタを探している人、 何か新しいものを書いてみたい人、 普段、noteは読む専の人。 私と一緒に、8月15日の日記を書きませんか? * 書店で、日常の大切さに気づかせてくれる素敵な本と出会った。 椋本湧也さんの『日常をうたう』。 戦時中の話を94歳のお祖母さんにインタビューし、その録音を聴いた27人が現在の8月15日の日記をそれぞれ書いて、本にまとめたもの。 この本を読むと、日常は美しく通り過ぎているのだな、と気づかされる

上司にnoteを読まれていた

「○○さんがフォローしました」 通知を見て、思わず二度見してしまう。 どのSNSだ。まさか、noteじゃないよな。 いつもだったら「フォロワーさんが増えた!嬉しい」と喜ぶところ、 そう思わなかったのは、よく知っている名前だったから。 私の上司だ。 変な汗が出る。こっそり転職活動をしていることや職場での話をかなり赤裸々に書いてしまっている。 読まれてまずい記事はどれだ、 応急処置で有料にしなければ、 もう手遅れだろうか、 思考が入れ代わり立ち代わり、ものすごいはやさで