着たくても着れない服があるなら
ダイエットをして本気で良かった。
好きなときに、好きな服を着られるから。
少し前までは、それが当たり前じゃなかったんだよなぁ、とクローゼットで思いにふける。
本当はこの服を着たいけど、ご飯を食べたらファスナーが閉まらなくなるから無理だな、とか。締めつけが苦しくて、腹痛に身悶えすることになるからしばらくこの服は着れないな、とか。着用後の体の苦しさについてクローゼットで心配しなくなった。
お店でも、「このデザイン好き!」と思った服を買えている。前までは、体のラインがアルファベットの「A」か「I(アイ)」に見える、いわゆる〝 着痩せする服 〟を選んでいた。試着室で「うわっ、袖が短くて二の腕の太さが目立ちやすいな」とか「意外とタイトめでぽっこりお腹がバレちゃうな」と悔しい気持ちで店内のディスプレイに「さよなら、またね」とリリースすることがなくなった。
そう思うと、理想じゃない体型でいることって、結構なストレスだ。精神的にも身体的にもヘルシーじゃない。
「スタイルのいい人は、年中ダイエットしている」と聞いたことがある。ダイエットを始める前は「年中なんて、自分には無理」と思っていた。けれど、今ならそれが一番ストレスが少ないダイエット法だと知っている。
栄養管理と有酸素運動(ウォーキング)、無酸素運動(筋トレ)をすべて組み合わせたダイエットは、30年以上生きてきて初めての経験。一気に増えたら、一気に減らすダイエットをずっとしてきたけれど、今度こそ頑張って維持していきたい。
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