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毎朝、豆から挽いてコーヒーを淹れている。 そのせいで、お店でコーヒーを頼むと、ちゃんと豆から挽いているコーヒーなのかわかってしまう。コーヒーは好きだけど、豆から挽いていないコーヒーは、おいしいとは思えない。 家では、コーヒー豆を何種類かストックしている。そのとき食べるものや気分に合わせて、コーヒー豆を決める。 だから、食べものとのペアリングに気をつけているお店かもすぐにわかってしまう。 つまり、コーヒーへの愛、こだわりが強すぎて、私は不自由しているのだ。 今日のお昼
「なんか、いい休日だなぁ」 河川敷の階段で小雨に打たれながら、考えるより先に言葉が出た。 昨日は、インフルエンザのワクチンを打つため、1日休みを取った。本当は、終業時間より少し早く職場を出れば病院の終わり時間に滑り込める。だけど、1時間単位でしか休みが取れなくて、一度家に帰るにしても、カフェで時間を潰すにしても、中途半端になる。 それに、他にやることもあった。今月締め切りの取材記事が、取材すらできていない。1週間前、取材の候補先にメッセージを送ったが、返事がなくてそのまま
昨日、連続投稿300日を達成した。 300日か、すごいな。つまり、300記事が私のホーム画面上にストックされているということだよね。 ブログを始めた5年前。1年で100記事を目指していた。当時は達成できなかったけれど、それを優に超えてくる。 私にも、できるんだ。 とはいえ、何度も毎日投稿をやめようと思った。息をするように書ける日もあれば、まったく進まなくて辛い日もある。メンタルが病んでいて、それどころではない日も。 悩みながら続けているうちに、フォローしている人たち
本を読むことと 何かを食べることは 似ているな、と思う。 例えば、積読。 本当は今すぐにでも 手にとって読み始めたい。 だけど、時間を割けない。 私は、積読も多いが 積店も多い。 行ってみたい。 だけど、時間が取れない。 ずっと気になる状態で マップ上に 緑の旗だけが群生していく。 まるで、この感覚と 似ている。 同じクラスにいる気になる人。 話してみたいんだけど 声をかけられない。 いつも同じ空間に、 目の届く先にいるのに。 交わらなくても 日常は何の問題もな
昨日は早朝から忙しくて、夜の19時までまともにご飯を食べられなかった。 体に力が入らない。お腹がすきすぎて、気持ちが悪い。脳も働かなくて、何を食べたらいいのか決められない。 そんな状態で車を走らせていたら、来来亭を見つけた。光に誘引される虫のごとく、お店に吸い込まれる。 来来亭のメニューはたくさんあって、ライフゼロの状態では決められそうにない。スタッフ人気No.1のトッピングが紹介されていて、それを頼むことにする。スタッフ、頼んだぞ。信じるからね、と思いながら。 来来
京都河原町通り沿いにある中華料理店、鳳泉。先週行ったばかりだけれど、今週また行った。今度は人を引き連れて。 前回、鳳泉のエビカシワソバを食べて、知っている味という日常も感じつつ 非日常な体験ができた。他のメニューも気になる。それに前回、シュウマイを食べられなかった無念を成仏させたい。 ひとりで通いつめようと思っていたけれど、誰かと一緒だと気になるメニューを次々と味見できる。エビカシワソバも先週ぶりに食べられた。ひとりだとこの短いスパンで同じものを食すことはできなかっただろ
ケーキ屋さんやドーナツ屋さんにサラダやスープがあればいいのに。意外とそういうお店はない。 ケーキもドーナツも、1食分のカロリーがある。逆に言えば、1食分にしてしまえばいい。プラスで取るから太るのだ。ランチで食べに行けたらいいのに、と思うのだけれど供給がない。 空腹時に、甘いものを食べる勇気がない。血糖値が爆上がりして、体が疲れやすくなったり、眠くなったりする。太りやすくもなる。糖尿病のリスクだってある。先に野菜を流し込んだ後、甘いものを食べたい。 スイーツのお店では、ラ
昨日食べたシフォンケーキのホイップサンドは天使の化身だった。 シフォンケーキもホイップクリームもふわっふわ。 シフォンケーキは見た目のシンプルさから、なかなか手が伸びない品だけれど、久しぶりに食べてみると、そのおいしさに毎回驚く。 ふわふわ × ふわふわ = ヘヴン! 以前、他のスイーツ店を予約していたときに前を通りかかって、ずっと恋焦がれていたシフォンケーキ。テイクアウトして時間がたってしまったから、クリームは沈んでいるけれど、店頭に並んだシフォンケーキのホイップは
何でも定番がおいしいと思ってしまうから、 試しに期間限定ものを食べてみて、おいしかったときにカルチャーショックを受ける。 例えば、雪の宿のメロンパン風味。 これは、結構感動した。最近食べたおいしいものリストに入っている。 ちゃんとメロンパンの味がする。メロンじゃなくて、メロンパンの味。メロンパンの味って、もはや何なんだという感じだけれど。 これを食べるなら、メロンパンを買ったほうがいいとも思わなくて、これはこれで買って食べたい。雪の宿の砂糖の甘さ、煎餅のしょっぱさもち
平野紗季子さんのエッセイ『ショートケーキは背中から』には、京都の中華料理店、鳳泉のエビカシワソバが出てくる。 通勤路でいつも見かけるあの人気店か!とすぐにピンときた。ランチには少し遠いけど、帰り道に夜ご飯で食べてみたいな、と思うようになった。 何にせよ、私は中華が大好きなのだ。中華のあんかけがお米や麺に乗せられている料理が特に好物。 鳳泉の夜のラストオーダーは19時。はやい。 職場で参加している部活動を先に抜けさせてもらって、急いで向かう。 貼り紙が多くて、絶妙に中
コーヒー屋さんで出てくるスイーツは、コーヒーとのペアリングが考えられていておいしいけれど、スイーツ屋さんで出てくるコーヒーは、スイーツに合うとは限らないというのが最近の気づき。
タルトタタン。 甘く煮たりんごにタルト生地をかぶせて焼いたもの。 『暮らしの図鑑 ケーキ』という本を読んで、その存在を初めて知った。失敗から生まれたケーキらしく、「世界最高の失敗作」とも呼ばれている。 そんなの、気になるじゃん。どんな見た目で、どんな味がするんだろう。 マップ上で「タルトタタン」と検索すると、何件かヒットした。実際にお店に出向き、タルトタタンを置いているお店を2件見つけた。 ショーケースから眺めるだけでは、よくわからない。ただ、私が知っているケーキと
体重を聞かれたときに「りんご3個分」みたいなおしゃれな言い回しができたらいいな、と思った。 だけどいい歳をした大人が「りんご3個分」と答えていては、場の空気を制してしまう。 リアルな数字で「○○3個分」と答えられないか、調べてみた。例えば、デスクトップのパソコン3台分とか。 そしたら自分の体重は、全自動式の小型洗濯機と同じくらいと知って、そっとブラウザを閉じた。 * 最近、りんごのことばかり考えている。タルトタタン、アップルパイをどこでどのタイミングで食べようか悩み
私のお店の開拓法は、たぶん偏っている。 というのも、ずっと田舎に住んでいて、口コミサイトを見ても口コミ「‐‐」と記載されているお店しかない。つまり、口コミ0件。 ネットの情報は使い物にならない。入ってみて、自分で確かめてみるしかない。怖いけど。 だけど、そういう背景があるから、今でも歩いて見つけたお店にふらっと入れるのだと思う。そうやって新しいお店を開拓している。 グルメな人たちは、食べログでお店を見つけるものだと思っている。だけど、私の生活圏で機能していなかった食べ