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一緒に焼肉屋に行くと相性がわかっちゃうよね

職場の歓迎会で、焼肉を選んだ。
お酒を飲めない人でも、楽しめるようにと思ったからだ。

焼肉ってある程度マナーがあるものだと思っていたのだけど、
焼き方や注文の仕方にそれぞれの価値観が出るなぁと思った。

今回の焼肉は、食べ放題ではなくて少しお高め。
だから、お腹がいっぱいにならない程度で、ゆっくり味わいたいと思っていた。
キムチやナムル、サラダ系を置いておけば、お肉はゆっくりめでも全然間に合う。

だけど、せっかちさんがひとりでもいると、お肉をすべて網の上に敷き詰められてしまうと気づいた。
お肉を一気に網の上に置かれると、管理が大変だ。こげてしまう前に救出しないといけないし、冷める前に食べないとせっかくの素材がもったいない気がしてしまう。

誰かが「もっとゆっくり焼きましょう」と言ってくれたけど、
「間に合ってないので」とジャンジャン網の上に乗せられていく。
みんなのお皿があかないように、というやさしさと気遣いなのはわかるのだけどね。

食べることに関して、素材を楽しむというよりも、お腹がいっぱいになることが大事だとそうなるのかもしれない、なんて思った。

また別の人は、レバーを頼み、一皿分ひとりで平らげてしまう。
私たちも食べたかったので、さらに追加で頼んだのだけれど、またほぼ一人で平らげてしまう。みたいなこともあった。

衝撃だ。すべての皿をみんなで均等にシェアするものだと思っていたから。

この日はあまり満足できなかったので、誰と焼肉に行くかって大切なんだなぁと思った。

焼肉は、食に対する価値観と気の配り方がもろに出る。人との相性を確かめたかったら、一緒に焼肉に行けばすぐにわかっちゃうかもしれないなぁ。


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