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私的スタンダード #ファッション編

世間の基準ではなくて、
自分の中でのスタンダードってあると思う。
それを『私的スタンダード』と呼ぶことにする。

ファッションの『私的スタンダード』は、
人の価値観が色濃く出る部分で面白そう。

ファッションのスタンダードと聞いて一般的に思い浮かぶのは、オフィスファッションだ。「オフィスカジュアル」とも呼ばれている。派手すぎない色合いやデザインに、カーディガンやジャケットを合わせる。

私も会社員になりたての頃は、オフィスカジュアルがスタンダードだった。
大学生の頃は、ビビッドカラーの派手な色合いが好きだったのもあって、持っている服を社会人向けにすべて買い替えた。できるだけ目立たず、無難に、地味に、と。

だけど、周りに馴染むうちに自分が見えなくなってしまった。自分ならではの生き方を考えだしたとき、自分の好きなものや個性がわからなくなる。自分という人間を思い出すため、大学生の頃着ていた服を引っ張り出して、また着てみることにした。

素敵なデザインだけど、どこで着ればいいのかわからない。自分には着こなせないなと思うものも、とりあえず買って着てみる。

「いいな」と思う瞬間を見逃さず、自分に与えていくうちに、好きの感覚が私の体内を再びめぐり始めた。

今では、個性もあるけどビジネスシーンでも使えるファッションがお気に入り。「モード」と「リアルクローズ」のどちらの要素もあるファッションが『私的スタンダード』になっている。

コーヒー豆の『私的スタンダード』。ちょっとだけマニアックなお話。

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