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パワーワードを量産する5つの方法

今から皆さんが驚くような情報を書きます。集中して読んでください。

noteを読んでもらうコツはパワーワードを使うことです。皆さんは読者にnoteを読んでもらう気持ちで書いていると思います。しかしそれは間違いです。

noteは読んでもらうのではなく、パワーワード使い、こちらから読ませるものなのです。

もう一度言います。noteはこちらから読ませるものなのです

今回はそんな強力な力を秘めているパワーワードの作り方を5つ紹介していきます。これを読めばあなたは感動のあまり鳥肌が立ち、震える指先を抑えながらも必死にパワーワードを作るでしょう。



……と、今回のリード文は今から紹介するパワーワードを作るコツを全て使って作成してみました笑
記事を読み終わった後にもう一度リード文を読んでもらえると、印象が変わって見えるかもしれません。

参考書籍

前作もありますが、個人的にはこちらだけでも充分だと感じました。今回紹介するもの以外ににも、面白い方法が載せてあるのでおすすめです!


クライマックス法

今から皆さんが驚くような情報を伝えます。集中して読んでください。

冒頭にこう書かれていると「なんだろう」と思うし、ちゃんと読もうと思いますよね?これが「クライマックス法」です

ここ、テストにでます。

学校で先生が必ず言うセリフです。普段は真面目に授業を受けない人でも、ここだけはノートに書き写してしまうほど強力です。

選択肢は1つだけ必死に生きるか。必死に死ぬかだ。

映画「ショーシャンクの空に」で使われたセリフです。「選択肢」というワードを先に提示して、後のセリフを際立たせています。

ひとつ、よろしいでしょうか?

ドラマ「相棒」に出てくる杉下右京の口癖です。この言葉をきっかけとして、物語が進展します。

このようにクライマックス法はここ一番の時に使える方法です。この方法を使うと相手は「これから重要な話が始まるんだ、聞いておかなくちゃ!」という気になるため、集中して話を聞いてくれます。

作るコツは2つです

①いきなり伝えたい話をしない
②クライマックスワードから始める

例えば

①あなたが好きです
②今から大切な事を伝えるね

今から大切な事を伝えるね。あなたが好きです。

【サンプル例】
・内緒にしておいてください
・ここだけの話ですが
・ポイントは2つあります

サプライズ方法


伝えたい言葉に驚きを入れるだけで強い言葉になります。人はサプライズが大好きです。同じ内容でもサプライズ要素を加えるだけで、印象深い言葉になります。

ちょ!待てよ!

木村拓哉さんのモノマネでよく使われるフレーズです。元ネタは彼が主演のドラマ「ラブジェネレーション」で、去ろうとするヒロインに言ったセリフです。

「待てよ」ではなく「ちょ!待てよ」と驚きの言葉を入れることでオリジナリティが生まれます。

おお!心の友よ

ジャイアンの有名なセリフです。おお!と驚きの言葉を入れることで、厚かましさが増しています。

サプライズ法を作るコツは2つです

①伝えたい言葉を決める
②適したサプライズワードを入れる

例えばこんな感じです。

①京都へ行きたい
②そうだ

そうだ、京都行こう

「マイ・フェイヴァリット・シングス」を聴くと必ず思い出すこのセリフ。分解してみると、仕組みはとても単純です。

【サンプル例】
・あ、
・(語尾に)!
・信じられない

ギャップ法

伝えたい言葉と正反対の言葉を手前に入れることで、強いメッセージが作れます。

これは心理学でいう「ゲイン・ロス効果」が関係しています。最初マイナスの状態で、思わぬプラスの面が後に表れると、ギャップが生じ評価が上がるというものです。

普段は恐いヤンキーが、捨てネコを可愛がっていたら好感度が上がるのはこれが原因です。

「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」

起業家である高橋歩さんが出している本のタイトルに使われています。「自分はいつも夢から逃げてしまう」でも伝わりますが、印象に残りませんよね。

最高で金、最低でも金

ヤワラちゃんでお馴染みの田村亮子さん(現谷亮子さん)がシドニーオリンピックで答えたセリフです。「最低でも金」でも十分伝わりますが、「最高で金」と答えた後にこのセリフを言うことで、言葉にギャップが生まれ、印象深い言葉になりました。

ギャップ法のコツは3つあります。

①最も伝えたいコトバを決める
②伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半に入れる
③前半と後半がつながるよう、自由にコトバを埋める

例を出します。

①やり返す
②やられたら
③やられたらやり返す。倍返しだ!

ドラマ「半沢直樹」お馴染みのこのセリフ。実はギャップ法で作られていたのです。さらに「倍返しだ!」の「!」の部分がサプライズ法で強調されいて、よりインパクトのあるセリフになっています。

赤裸々法

赤裸々に自分の感情を表に出すことで、イキイキとした人間味のある言葉が作れます。

チョー気持ちいい!

北島康介選手さんがアテネ・オリンピックで金メダルを獲得した時のセリフ。2004年の流行語大賞に選ばれるほど人気でした。

好きだ。気がおかしくなるほど惚れている

「花より男子」で道明寺司が言ったセリフです。「好きだ。惚れている」でも伝わりますが、間に「気がおかしくなるほど」と加えることで、本能に訴えるほどの強い想いが感じ取れます。

作るコツは以下の通りです。

①最も伝えたいコトバを決める
②自分のカラダの反応を赤裸々に言葉にする
③赤裸々ワードを、伝えたいコトバの前に入れる

②が最も重要です。赤裸々法ではいかにインパクトのある身体表現ができかが鍵となります。ここでは久保田利伸さんの名曲「LA LA LA LOVE SONG」で例えてみます。

①甘い口づけをしようよ
②息が止まるくらいの
③息が止まるくらいの、甘い口づけをしようよ

「息が止まるくらいの」と言う前置きのおかげで「甘い口づけをしようよ」がより印象深く聞こえてきます。

リピート法

お手軽かつ超強力な手法です。強く伝えたいところをリピートします。こうすることで、その言葉が相手の頭の中に残るようになります。

また記憶に残りやすいからなのか、リピート法で作られたセリフは真似したくなるものが多いです。

あわてない、あわてない。一休み一休み

アニメ「一休さん」のエンディングで一休さんが言うセリフです。贅沢に2回もリピート法を使うことで、記憶に残るセリフになっています。

緊迫した状況でこのセリフを使うと場が和むのでよく真似しました。

ダメよ〜ダメダメ

流行語大賞にもなった日本エレキテル連合のギャグです。3回リピートすることで、強烈なパワーワードになっています。

当時の子供たちはこぞって真似してましたよね。なぜリピート法にはこのような力が働くのでしょうか。著者曰く、心理学の「ザイアンス効果」(単純接触効果)が原因だとされています。

言葉を繰り返すとそれだけその言葉に触れる回数が増えます。触れる回数が増えると、その言葉に対する印象が次第に好意的なものに変わっていくのです。

リピート法の作り方は下記の通りです。

①伝えたい言葉を決める
②繰り返す

例えば映画「崖の上のポニョ」の主題のサビの部分

①ポニョさかなの子
②ポーニョ ポーニョ ポニョさかなの子

繰り返すことでリズミカルになり、記憶に残りやすくなります。

まとめ

クライマックスキーワードを伝えたい言葉の手前に置くと注目度が高まる。

伝えたい言葉の前に驚きを入れるだけで強い言葉作れる。

伝えたい言葉と正反対の言葉を手前に置くと強いメッセージが作れる。

ちょっと大袈裟なくらいの身体表現を取り入れると言葉の印象が深くなる。

強く伝えたい部分をリピートすると記憶に残りやすくなる。



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