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JCD座談会 取材後記

2023年11月8日に、弊社発刊「建材ナビジャーナル」の企画から、
JCD(日本商環境デザイン協会)に所属されている、
デザイナー様とメーカー様による座談会(トークセッション)を開催した
内容をお知らせ致します。

昨今の建築デザイン業界の「デジタル化」について

…というテーマで、各々異なる立場から議論して頂きました。

JCD(日本商環境デザイン協会)とは・・・
日本商環境デザイン協会(JCD)は、商環境デザインの専門的職能を確立し、都市社会のコミュニケーションのあり様と商業活動に関わる環境の質的向上を目的として、1961年に創立。 1963年に社団法人として設立されました。

日本商環境デザイン協会(JCD)
建築デザインが育むデジタルとの「心地よい共存」

登壇者様のプロフィールは下記の通りです。

JCD副理事長 永井資久 氏  株式会社テッドアソシエイツ 代表取締役
JCD副理事長 小坂 竜 氏  株式会社乃村工藝社 A.N.D 代表
JDC賛助会員 百田貴宏 氏  松下産業株式会社 代表取締役社長
JCD賛助会員 富田州正 氏  株式会社トミタ 取締役副社長
                                                          ※2023年11月8日時点

    

つきましては、座談会の内容を下記の画像をクリックしてご覧頂けましたら幸いです。

▼画像からリンクのチェック▼

KENZAI NAVI Journal 2024 23号 

これまでの取材は、御1人の方を対象とした形式でしたが、
JCD様のご協力により、「デザインする人間」「プロダクトを供給する人間」によるトークセッションの企画が実現致しました。

弊社にとっても初めての試みということから、どんな取材内容になるのか
手探りなところもありつつ、期待と不安が織り交ざった心境のまま、
取材当日を迎えた記憶が今でも鮮明に残っております。

バブル崩壊からデジタル社会が定着した今日まで、激動の時代を突っ走ってきた建築のプロフェッショナルのお話を拝聴し、深く感銘を得ることができた次第です。

建築業界の第一線でご活躍されている皆さまから、デザインのことや、デジタル化やグローバル化などへの取り組みについて、未来に向けてこの場でしか聞けない貴重なお話を伺うことができました。

座談会(トークセッション)の様子

印象的だったのは、近年デジタル化が進んでいる中で建築業界においては、
全てがデジタル化出来るものではなく、『アナログに泥臭くリアルを追求したからこそ生み出されるパワーや快適さはCG等のデジタルでは作れない。利便性の高いデジタルと上手く併用していくことが大切』とのお話です。

今回、デザイナー様とメーカー様による座談会(トークセッション)を開催して非常に有意義な時間を過ごすことができました。メーカー様視点の商品開発や取り組みについてのお悩みが聞けたり、デザイナー様視点でのメーカーへの要望が聞けたりと双方に良いきっかけづくりが出来たかと思います。

建材ナビとしても様々な角度からの建築業界についての発信やご紹介をする中で、こういった機会を是非、増やしていきたいと思います。

ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。


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