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神社学的★note

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#古事記

神社学的☆命の連鎖の真っただ中にある責任

神社学的☆命の連鎖の真っただ中にある責任

神社に足を運ぶようになり、少しずつ僕は命の起源に思いを馳せるようになった。

同時にこの国の成り立ちや歴史にも興味をもち、その歴史を遡っていくと「古事記」にたどり着いた。

しかし当然だが「古事記」が日本の始まりではなく、そこに記録されるずっと前から僕たちの祖先は生きていて、神道や神社ができる前から、働き、食べ、眠り、だれかを愛し、子を産み育て、太陽や月や雷を神様として崇めていただろう。

たった

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神社学的☆「盛り塩」を考えた先に思うこと

神社学的☆「盛り塩」を考えた先に思うこと

街中でお店の入り口などに三角にとがった盛り塩をよく目にすることがある。

魔除け、清め、縁起物、風習・・・。

謂れはいろいろとあろうが、神棚にも同じように塩をお供えするのをご存じの方も多いだろう。僕はこの盛り塩の意味を「清める」というより「穢れを祓う」役割を果たすものだと認識している。

清めるのは穢れを祓わねば成り立たないものだし、そもそも「穢れ」という言葉は「汚れ(けがれ、よごれ)」の意味で

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神社学的☆神社は歴史と信仰を学び感じるスイッチ

神社学的☆神社は歴史と信仰を学び感じるスイッチ

この神社はどんな神様をお祀りしてるのかな。

気になる神社ができたら、ぜひそこに祀られその土地を守ってくれている神様のことや、その神社の歴史を調べてみると面白い。

僕は若いころ、半ば放浪のごとく海外を旅したことで、そもそもなんで僕は生きているのかな? この世の中に僕は必要なのかな? ということを考える時間を持つことができた。

ステレオタイプの価値判断や流行の中で何かに興味を持つことより、自身が

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神社学的☆出会い、学び、刺激を受ける夜

神社学的☆出会い、学び、刺激を受ける夜

先日はご依頼いただいた神社学の座学を開催した。

恒例となりつつあるお仲間からのお声掛けなので、メンバーはいつもの通り。

なると、いったいどんなお話をすべきか、、、なんてことを考えながら、皆さんからの質問や疑問をお聞きしながらゆるゆるっと始まった。

天皇陛下生前御退位の話から神話の世界へ。日本最古の書物として僕も歴史の授業で習ってきた古事記。そこに記された神話の持つ意味についてディスカッション

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神社学的☆日本の神様に出会う旅

神社学的☆日本の神様に出会う旅

しばらくの間、海外を旅して戻ってくると、「あたりまえの日本」に感動することがある。

たとえば美味しい日本食、例えば清潔なお手洗い。治安が良いのも、間違いなく「あたりまえの日本」の良さの一つ。また、「○○が必要!」となったとき、必ずどこにでもあるコンビニエンスストアの存在も、安心感のひとつなんだろうともいえる。どんな街にもあるし、いつでも開いていて、困った時には頼りになるけれど、誰でも気軽に足を運

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