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神社学的★note

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#ゆたかさって何だろう

神社学的☆自然という神との出会いが“自分”となる

神社学的☆自然という神との出会いが“自分”となる

僕が20代のころ見に行った演劇があった。とても前衛的な演出で、舞台上は怪しい光のもと、霧が立ち込め「うわぁ、すげえな。超神秘的だ!」なんて感動していました。

それから20年以上たった数年前、同じ演出者の手掛ける舞台に出かけたのだが、さすがに時の流れとともにその演出も磨きがかかり、さらに神秘的な空間が広がっていた・・・が、どうしても僕は以前のような感動をすることができなかった。この光は照明であり、

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神社学的☆奇跡のような普通のこと

神社学的☆奇跡のような普通のこと

昨年の今時期、神社学の仲間たちと茨城県の御岩神社へご挨拶に伺った。

この日はまさに夏日、気温は33‐34度といったところだった。こうなると何より注意しなくてはならないのが熱中症で、僕らのご挨拶はいつも登拝によるものだけに、自身も含め水分の確保だけには最大限の注意をはらって御山に足を踏み入れた。

御岩神社は原初の神・クニトコタチノミコトを祀る古社であり、神社の背後の聳えるご神体山・カビレの山こそ

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神社学的☆億千万の命に溶け込む

神社学的☆億千万の命に溶け込む

幸せとはなんであるか。
これこそ人の数ほどその概念は様々で、これが幸せの型です! 
と言える人はいないはず。

究極的には僕の幸せは僕自身にしかわからず、国に働き方を決められることでも、日本にオリンピックがやってくることでももちろんない。僕にとっては、今、この瞬間に生きていること自体を幸せなことだと感じていて、これ以上のテクノロジーの進化もライフスタイルの変化もあまり必要とはしていないのです。と、

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神社学的☆随神道(かんながらのみち)を歩く〜僕が神社にはまったわけ

神社学的☆随神道(かんながらのみち)を歩く〜僕が神社にはまったわけ

神さまとともに暮らす・・・。

随神道(かんながらのみち)という言葉で、昔から日本での暮らしの中では意識されてきた感覚だろうとおもうけど、言葉にしてみると、ものすごく大変なことのように思える。でも実はみなさんが日々の生活の中で無意識に行っていること全て、神さまとの暮らしそのものなんだろうと、ぼくは考えている。

思えば今から20年ほど前、海外の放浪の旅を終えた僕はワクワクしながら日本へ戻ってきた。

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神社学的☆神様とともに過ごす時間

神社学的☆神様とともに過ごす時間

思い返せば20年以上前にただただ興味の先に神社と出会い、その興味の赴くままに日本中の神社を巡り、関連書籍を読み、それにあきたらず様々な人の話を伺うことをひたすら繰り返してきたのだけど、その過程で想いはやはり建物としての神社ではなく、そこに祀られる日本の神様にむかっていった。

なんでそこにいつごろから? 

神様おわすその空間こそに心震えるようになり、同時に全国にあるそういった空間や土地が折り重ね

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神社学的☆宝物さがしの旅は・・・

神社学的☆宝物さがしの旅は・・・

(こちらは、昨年「神社が好き!」Webでご紹介した記事となります。)

三重県とともに企画し開催した「三重の宝ツアー」という、暮らしの中にあるキラリと光る宝物に出会いにいくという、宝探しの旅に行ってきた。お蔭様で毎年開催させてもらっているこの旅路は、今回も海と山の暮らしにダイブする素敵な時間になった。

自治体である三重県庁。

とても懐が深いんです。

普通地方自治体が絡む旅企画や〇〇体験という

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神社学的☆日本の神様に出会う旅

神社学的☆日本の神様に出会う旅

しばらくの間、海外を旅して戻ってくると、「あたりまえの日本」に感動することがある。

たとえば美味しい日本食、例えば清潔なお手洗い。治安が良いのも、間違いなく「あたりまえの日本」の良さの一つ。また、「○○が必要!」となったとき、必ずどこにでもあるコンビニエンスストアの存在も、安心感のひとつなんだろうともいえる。どんな街にもあるし、いつでも開いていて、困った時には頼りになるけれど、誰でも気軽に足を運

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