【金融政策と為替介入政策の関係性🌟】『Modeling Sterilized Interventions and Balance Sheet Effects of Monetary Policy in a New-Keynesian Framework』:IMF Working Paper No.1💝2023/11/06
卒業論文にこだわりたい💛
私もいよいよ卒業論文の執筆に
取りかかる時期がやって参りました👍
何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました
これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍
論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
卒業論文の進捗は滞ってしまうと思います
だからこそ、この「note」をフル活用して
卒業論文を1%でも
完成に向けて進めていきたいと思います
収益化をすることはなく、先行研究などのコンテンツを正しく引用し、適切な発信ができるように努めます📝
私の卒論執筆への軌跡を
どうぞ最後までご愛読ください📖
今回の参考文献🔥
今回、読み進めていく論文は
こちらのURLになります👍
Modeling Sterilized Interventions and Balance Sheet Effects of Monetary Policy in a New-Keynesian Framework
Author/Editor:Jaromir Benes ; Andrew Berg ; Rafael A Portillo ; David Vávra
Publication Date: January 14, 2013
前回のお復習い📝
Modeling Sterilized Interventions and Balance Sheet Effects of Monetary Policy in a New-Keynesian Framework
Author/Editor:Jaromir Benes ; Andrew Berg ; Rafael A Portillo ; David Vávra
Publication Date: January 14, 2013
Abstract
私たちは、このレポートにてハイブリッド・インフレ・ターゲティング(IT)制度と管理為替レート制度を幅広く研究し、国内外のさまざまなショックが存在する中でのインフレ、生産、為替レートに対するそれらの影響の分析をしています
この目的を達成するために、私たちは、テイラー・ルールと並行して機能する追加の中央銀行手段として外国為替(FX)市場への不胎化介入(sterilized interventions)を特徴とし、金融セクターにおけるポートフォリオのバランスシート効果を通じて経済に影響を与える、オープンエコノミーのニューケインジアン・モデルを開発しています
この結果、ハイブリッド・インフレ・ターゲティング(IT)制度と為替介入によるある程度の為替管理を組み合わせると利点があることがわかりました📝
これは、「純粋な」インフレーション・ターゲット政策や金利による為替管理とは異なり、為替介入は特定のショック、特に国際金融情勢へのショックから経済を守るのに役立ちます
しかし、為替介入による為替レートの管理(managing the exchange rate through FX interventions)は、例えば交易条件ショックが存在する場合など、必要な為替レートの調整を妨げる可能性もあるということです
I. INTRODUCTION
私たちは、標準的なインフレターゲット(IT)を説明するニューケインジアン動的一般均衡モデルで外国為替(FX)介入をモデル化するための戦略を提示します📝
この戦略は、非公式的な為替レートの回廊地帯(informal exchange rate corridors)、ペッグまたはクローリング為替レート、および管理フロートを含むハイブリッド IT 体制のモデル化に役立ちます
この戦略は、為替レートを使用するという点で、IT と為替レートの部分的な制御を組み合わせる他のアプローチとは異なっていること、および介入を金利と並ぶ手段として使用しているのです
一般均衡(The general equilibrium)の設定には、介入政策のバランスシート効果を把握するために必要なストックとフローの分析が組み込まれています
私たちの戦略は、複数の手段と目的を備えたより複雑な金融政策の枠組みに簡単に拡張できると言えるのです
外国為替(FX)介入は、常に新興国(emerging countries)および発展途上国(developing countries)における重要な金融政策の手段であります
中央銀行は外国為替市場で、FX市場が混乱した場合の最後の手段であるマーケットメーカーとして活動しています
ここには、望ましいレベルの外貨準備高を達成するため、または外国為替準備金としての役割を果たすためなど、さまざまな理由があります
(例:Gersl および Holub、2006)
ただし、多数の新興市場 (emerging markets:EM) を対象としたいくつかの調査(とりわけ、BIS (2005) および IMF (2011a)など)があり、各国はまた、金融政策の目的としてこの不胎化介入(sterilized interventions for monetary policy purposes)に幅広く頼っていることを文書化しています📝
このような介入(Such interventions)に対して、この報告書は焦点を当てています
本日の解説は、ここまでとします
このような歴史や先行研究をしっかり理解した上で、卒業論文執筆に取り組んでいきたいです
読み終えた先行研究📚
『日本の為替介入の分析』 伊藤隆敏・著
経済研究 Vol.54 No.2 Apr. 2003
『Effects of the Bank of Japan’s intervention on yen/dollar exchange rate volatility』21 November 2004
Toshiaki Watanabe (a), Kimie Harada (b)
『The Effects of Japanese Foreign Exchange Intervention: GARCH Estimation and Change Point Detection』
Eric Hillebrand Gunther Schnabl Discussion
Paper No.6 October 2003
私の研究テーマについて🔖
私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝
日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)
経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します
だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています
決して学部生が楽して執筆できる
簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています
ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥
本日の解説は、以上とします📝
今後も経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点による説明など
有意義な内容を発信できるように
努めてまいりますので
今後とも宜しくお願いします🥺
マガジンのご紹介🔔
こちらのマガジンにて
卒業論文執筆への軌跡
エッセンシャル経済学理論集、ならびに
【国際経済学🌏】の基礎理論をまとめています
今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
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