後藤 健

すべて借り物の農家。明日は何をしよう

後藤 健

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変化は辺境からはじまる

日田市長選挙の結果が出た。現職が破れ戦後大分県内初の女性市長が誕生した。 https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2023/07/09/JDC2023070800462 厚労省出身なのは既得権のメンバーシップだが、現職を破り女性が首長に選ばれたのは非常に意義がある。 僕は田舎に住んでるからわかるけど、田舎は衰退が止まらずコロナで一気に加速してしまった。いよいよ行き着くところまできてしまった。既存の既得権益層にしがみついても旨味なん

    • 誰が草を刈るの?

      日経が日経らしく農業に対してご講説を述べられている。 生産者目線は皆無。誰かが何かをしてくれると思っている。食料生産する人いなくなっていて、食料危機とかなんとか言う前に日本の農業は終わりますよ。ロボットが田畑の管理をしてくるの?だったら早くつくれよ。立派なご講説は結構だから田舎にきて100町の田んぼと10町の畑をやってみてくれ。もうね、こういう意味のないバカげたニュースや政策はいらないから。 農水省が農家の味方だったことは一度もないし大手メディアも同様。 緩かやな衰退だっ

      • ホワイトカラーは仕事なくなるんじゃない?

        低技能の仕事やブルーカラーの仕事がAIにより駆逐される話は聞く。それよりホワイトカラーの仕事のほうがなくなるのではないか。特に日本は無駄なホワイトカラーの仕事が大量にあるので、広まれば失業者は増加しそう。産業革命のときのように仕事を失う労働者が機械を壊すみたいなことは起こりそう。一時的に混乱しても長い目でみたら社会と個人の発展に繋がりそうなのでポジティブ。意外と介護や医療、飲食、農林業などの職業のほうが人の手が介在する余地は残りそう。世の中混沌としているときには、新しい技術や

        • 一票の格差の是正を是正できれば変わる

          何人に一人が自民党に投票しているのか|三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト #note https://note.com/miraisyakai/n/nc0784c140c7a 都市部だと6人に1人しか投票していない。東京だと顕著に自民党への投票割合は減少している。 問題は選挙制度。一票の格差を是正すれば自民が大勝することはなくなり、日本を衰退させている政策を変更できる。 自民党は30年前と比べて都市型政党へ変わったけど、地方が圧倒的に自民党に投票しているから、既得権

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          過激なヴィーガンは実際に動物を屠殺してみてはどうだろう?

          世界中で都市で産まれ生きてきた人が人口の半数を占めるようになってきたために、ヴィーガンが増えてきたと考えている。森と山に囲まれ日常的にイノシシや小動物が出没する田舎で育てば過激なヴィーガンになることはない。実際に動物を捕獲しないと人間は生活ができない。捕まえた動物を屠殺すれば、動物も人間も構造は同じで命は等しく平等であることがわかる。 インターネットのおかげで世界中の情報が知れるようになったけど、自分でやってみることは減ったのでないか。 自分自身への戒めもある。ネットでみて

          過激なヴィーガンは実際に動物を屠殺してみてはどうだろう?

          農業の大きな変化

          農業の現場は疫病と戦争により離農が加速している。もともと衰退斜陽だったけど堤防が完全に崩壊した感じだ。肥料の高騰、市場価格の低下、高齢化、労働力不足、大規模化、複合的な要因に疫病と戦争が崩壊に拍車をかけた。 個人農家は5年でほぼなくなり法人は増えても淘汰が始まる。個人が消滅して法人がなくなれば野菜と米を生産する人はいなくなる。大規模法人の全ては潰れないが彼らが全ての農地で耕作できるわけではない。 脅しではなくほぼ誰も生産できなくなるところまでいく。生き残ったところは富裕層相手

          農業の大きな変化

          次の段階へ

          世界の変化、戦争と疫病とは小さな過疎地に住んでいても無縁ではいられない。 それでも「世界は」「日本は」「みんなは」ではなく、「自分は」を主語にして自分の人生をこれからも生きたい。 地に足をつけて、己を知り足るを知る。

          次の段階へ

          表現をして地に足をつける

          疫病と戦争により世界の制度は変わっていく。EUはロシアへの化石燃料の依存を2027年までにやめることを決めた。たったの5年でエネルギー供給先変更を可能とするのはすごい。日本だと絶対に不可能だ。 僕のような高齢者と山川しかないところで生活していても、外の世界の激変には関係している。これからもっと生活を強制的に変えないといけないようなことが増えていくだろう。可能性は非常に高い。何が起こるかなんてわからない。変化に備えて準備しておくこともできない。ウクライナ人がロシアの侵攻を予期

          表現をして地に足をつける

          抜け道は在日米軍

          日本政府は外国人の入国を全世界禁止することを発表し、今日実行された。 世界中のメディアがオミクロン株の詳細をトップニュースで扱っている。デルタ株が世界の人々を殺し、医療体制が限界を超えた国もあるので、今回の政府の措置に反対する声は少ない。未知の不確定ウイルスに対してはリスクを極限まで下げるほうを選択するのは無難であり、現時点では正解だろう。感染力が強くても重症化率と致死率が低ければ制限を解除すればいいだけの話だ。長期的戦略と臨機応変な対応が求められる。 岸田は安倍、菅とコ

          抜け道は在日米軍

          過度なコロナ対応は続く

          政府分科会の尾身茂さんと日本医師会の中川会長は、急激な行動制限の緩和に反対しておられます。両氏ともコロナ終息までは行動制限を続けることも主張されております。 NHKの調査でも6割の国民がコロナ収束までは行動制限を続けるべきとあり、専門家と世論は一致しています。 次の首相に誰がなっても分科会、日本医師会、世論の声に抗って行動制限緩和をすることはないでしょう。日本の政治家と専門家は責任をとることを嫌い、空気を読んで物事を判断するため、科学的見地、社会を俯瞰することは二の次です

          過度なコロナ対応は続く

          社会の答えを出す

          感染症専門家である岩田健太郎さんが、ゼロコロナを提唱されています。 コロナも同じで、世界中からコロナをなくすことは数十年規模で取り組んでやっと実現できるか、それでも不可能かもしれません。ですが、日本という小さな島国でコロナをゼロにすることは、現実的なミッションだと思います。ときどき海外から持ち込まれても、さっと抑え込む。いまのニュージーランドのような状態にするのは、プランとしては可能だと思います どうやってニュージーランドのような状態にするのか具体策に言及されていませんが

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          もう普通の生活に戻っていい

          コロナワクチンを必要回数接種した割合は9月5日の時点で47.2%となっています。今月までには60%を超え、10月になれば70%の人が接種済になるでしょう。 極度に国民を煽り違う意味で機能している分科会が11月には行動制限を緩和する旨を発表してきました。 いや、もう緩和していいでしょ。 コロナ対応で屋内でマスク着用を続けること以外思いつかない。新型コロナが普通の風邪になるまで10年単位かかるみたいだし、来年には治療薬や新しいタイプのワクチンが登場するだろうから、これ以上国

          もう普通の生活に戻っていい

          専門家ではなくパフォーマー

          尾身茂さんがInstagramを始めたそうです。一体何をしたいのでしょうか。分科会の人たちが勧めたのかわからないけど、国民の声をきいてどうするのでしょうか。専門家は時勢や国民の声は無視して科学的根拠と知性に基づいて判断するべきです。そうでないなら専門家の存在意義は皆無です。 尾身茂さんは分科会の会長である前に独立行政法人の理事長、トップです。民間の病院と違って公益性が非常に高いところです。ようやく城東病院をコロナ専用にすると発表がありましたが、全病床に占める割合としては5%

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          田舎での新型コロナ

          コロナの1年だったし、人間時間では一区切りだけどまだ全然終わってない。 田舎にいると都市で生活する人たちとコロナの影響が違う。西浦氏が「人との接触を8割減らせば感染を防げる」と発言したとき、自分はすぐにできると思った。そもそも自然と向き合う仕事で不特定多数とコミュニケーションとることはないので人との接触を減らさなくても感染は自然と防げる。 田舎は人口減少してるから人がいないしいても距離が密じゃないから、対人サービスをする人たちでも感染リスクは低い。 非合理的な田舎を捨て

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          新型コロナだった可能性

          昨年2019年、12月の第一週頃から2週間くらい空咳が続きました。熱は微熱で3日間くらいで収まりました。病院には悪くなってから1週間くらいしてから行き、抗生剤などの薬を処方してもらいました。 咳が収まってから翌日、昼ごはんを食べていたら突如右耳からキーンと言う高い耳鳴りが始まり、1日経っても収まらずむしろ悪化したので耳鼻科に行くことになりました。耳鼻科の先生からは「突発性難聴」との診断され経口ステロイド剤で治療していくことになりました。 突発性難聴は1週間で耳鳴りが弱まり

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          自民党は少子化を望んでいます

          選択的夫婦別姓を反対して児童手当減額・廃止を検討する自民党です。2つとも深い議論は必要とせず、選択的夫婦別姓は今国会で法案を可決できすぐに実行できますし、児童手当は収入に関係なく増額すればいいだけのことです。 選択的夫婦別姓は税金はゼロでできますし「選択的」なので同性を望む人は従来のままでいいだけです。 児童手当は子どもを生み育てることを国、社会が応援しますよというメッセージになります。お金がないのではなくてお金がないなら他の予算を削減して増額する必要があります。(お金が

          自民党は少子化を望んでいます