過度なコロナ対応は続く

政府分科会の尾身茂さんと日本医師会の中川会長は、急激な行動制限の緩和に反対しておられます。両氏ともコロナ終息までは行動制限を続けることも主張されております。

NHKの調査でも6割の国民がコロナ収束までは行動制限を続けるべきとあり、専門家と世論は一致しています。

次の首相に誰がなっても分科会、日本医師会、世論の声に抗って行動制限緩和をすることはないでしょう。日本の政治家と専門家は責任をとることを嫌い、空気を読んで物事を判断するため、科学的見地、社会を俯瞰することは二の次です。

分科会と日本医師会の連中が行動制限緩和に反対するのは非常に理解できるのですが、6割もの国民が今の状態を続けるべきと考えているのが不思議でありません。僕には理解できません。

欧米は各国に程度の差はあれども日常を取り戻しています。アジアではワクチン接種が8割を超えたシンガポールもです。日本はコロナ発生当初からゼロにできる環境ではありませんでしたし、ここまで広がったウイルスをゼロにすることは不可能であります。(一時的には可能だが永続的には無理)

尾身茂会長は「コロナはあと2~3年は続くだろう」とおっしゃっています。彼の発言が事実なら、3年もコロナ規制を続けたら社会がどうなるか誰でも想像できます。国民の我慢で支えられているコロナ規制という名の自粛はもう無理です。経済的、精神的に個人と社会を破壊します。コロナ後とか文明の転換とか高尚な話の前に、一般の人たちは自分の生活を求めているだけです。

自由であること、家族や友人と会い生活すること。

世界中の誰もが求めることであり普遍的な価値です。コロナウイルス収束のために奪われることを許容するのは間違っています。僕は今のコロナ規制・自粛を続けることは明確に間違っていると思います。

政府、分科会、医師会、国民の多数がコロナ規制望み続けたとしても従いません。間違っていることを間違っていると言わなければ、30年間続いてきた日本社会の劣化と衰退と同じことになります。

新しい考えと物を取り入れ、人生にはリスクが付き物であり皆例外なく死ぬことを受け入れればコロナは収束し、「コロナ後」「文明の転換」になっていきます。

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