しゅど〜

アメリカで仕事しながら格闘技をしています キックボクシング:3戦2勝1敗(プロルール)…

しゅど〜

アメリカで仕事しながら格闘技をしています キックボクシング:3戦2勝1敗(プロルール) 暁星→慶應→サンディエゴ(留学+労働ビザ)

最近の記事

夢がないアメリカで格闘技をしていきたい話

日本はゴールデンウィーク明けといったところでしょうか。自分の周りのほとんどは新卒1年目か2年目なので、「明日から仕事や〜」みたいなのをSNSで拝見しました。ゴールデーンウィーク中の過ごし方をインスタ越しに、良い意味か悪い意味かは自分でも分からないけど、自分とは距離感のある世界観なことだけは再認識しました。なんか、日本の人たちが心理的にも別世界の人に見えてしまって、最近は孤独感が凄いです。あの日本のみんなでよーいドン的な生き方には悪い点もあれば、良い点もあるのだと感じています。

    • 創造と破壊。存在しない裸の自分。

      格闘技を始めて以来、1試合もしなかった2022年。今までいた友達が周りから消えた1年。日本人しかいない暮らしから、日本人がいない暮らし。都会の暮らしから、自然の暮らし。 自分が今まで育ててきたもの、自分が今まで育てられてきたもの。それらと離れた1年。「自分とは」を意識しないことを意識してきた1年。自分への執着を捨て、見るもの触れるもの全てを受け入れようとしてきた1年。積み木崩しのような1年。 創造と破壊。スクラップアンドビルド。言葉はなんでも良い。とにかく今までの自分を壊して

      • 何度だって立ち直って生きるしかないから。また格闘技に生きる力を貰いました。

        減量は練習ができない。減量はもう一つの勝負であり、試合を迎える「儀式」でもある。 さて、無事計量を終えました。アマチュア時代は58kgだったのですが、プロでは56kgでやらせてもらっているので、3回目の試合・3回目の減量になりますが、毎回もっと良い減量法がないか試行錯誤です。減量ももう一つ別の競技のようと言われますが、減量の練習はできないので、毎回の減量が初めての気分で、ベターな手段を求めて新しい方法を試すので、今回は大丈夫かと不安が付き纏います。 減量は食べれない・飲めな

        • 試合5日前。根性廃絶時代に思う、根性に「論理」はないけど「意義」はある説

          さて、いよいよ12月ですね。表面的な寒さにはやたら強いので、ついこの間まで半袖半ズボンだったのに、体の芯に染み込んでくる冷たさにはとても弱いです。完全防護のようなスタイルへの急転ぶりに驚かれるばかりです。 12/5の試合まであと1週間となりました。毎日が同じことの繰り返しです。練習をして、留学のための準備(勉強)をして、格闘技の勉強して、本を読んで、お腹を空かせて寝る。今の生活スタイルに彩りはないけれど、潤いはあります。友達が遊んでたり、グルメしていたり、催事を楽しんでいる

          有料
          100

        夢がないアメリカで格闘技をしていきたい話

          やりたい事・ワナビー問題について、半年前の自分と。試合3週間前です。

          ご無沙汰です。 意外と少人数でもnoteを読みたいという方がいて、noteを長い間書いておらずすみませんでした。 今回の記事は、2/3くらい半年前に書いていてずっと冷凍保存してきた文章です。半年間を経た今、答え合わせのようで、アンサーになってない文章を書きました。自分同士の往復書簡みたいです。 昔の自分の文章を編集せずに今の自分が載せるって、冷静に振り返ってしまえるのでとても恥ずかしいですが、、成長なのか変化なのか分からないけど自分の道筋を観れるのはとても面白い事だと思

          やりたい事・ワナビー問題について、半年前の自分と。試合3週間前です。

          格闘技のプロじゃないし、生業じゃないです。だから負けちゃいけないんです。

          コロナ盛況の中、2度目のプロルールマッチです。 サッカーを15年近くやってましたが、いつも心のどこかでずっと格闘技に憧れてきました。いつかやってみたい、いつか大晦日のテレビで観てた人達に近づきたい、あんな風になってみたい。ひっそりだけど確実にそんな気持ちがあったんです。 ずっとやってきたサッカー生活も終わり、大学でずっとエスカレーター式に育ってきた環境から卒業したと同時に格闘技を始めました。もっと早く踏み出してれば、と思うことはありました。よくよく考えれば惰性でサッカーも

          格闘技のプロじゃないし、生業じゃないです。だから負けちゃいけないんです。

          試合1ヶ月前〜塩抜き開始(試合3日前)までを、記事で高速ハイライト

          どうも、お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません。 今回はなかなかnoteが書けずじまいで、既に試合前に一つ反省点です。曲がりなりにもお金を払って応援してくれる人達がいて、「俺の試合を見とけば良いんじゃ」と言える特筆すべきパフォーマンスをできない人間なのですからやらなきゃいけないはずです。これは今回、本当にもっと書かなければいけなかったなという反省です。試合で挽回します。 言い訳をすると、ちょくちょく書いてたのですが、パソコンで最後に修正するのを忘れてて、結果的

          試合1ヶ月前〜塩抜き開始(試合3日前)までを、記事で高速ハイライト

          遅すぎる試合後レビュー。試合とは逃げ出したくなる自分との闘い。

          試合が終わって2週間が経ちました。なんだかんだで忙しく、書けず仕舞いになってました。まあ、試合直後は気が動転していたので、むしろ2週間くらい経って冷静に自分の試合を書ける気がしたので書いていきます。 試合内容の総括(要らないけど、一応。)お互いデビュー戦で情報がなかったため、対峙するまでどんなタイプでどんくらい強いのかは分かりませんでした。やる方としてはあった方が対策しやすいなと思う反面、得体が知れないからこそ生まれる緊張感があったと思います。そういう状況だったので、相手に

          遅すぎる試合後レビュー。試合とは逃げ出したくなる自分との闘い。

          決闘前夜。決戦之書。

          さて、いよいよ決戦前夜です。体調は最高に良いです。メンタルも最高に仕上がってます。 何もかもが楽しくないほどの恐怖心は前ほどは少なくなって来ました。いや、乗り越えて来たという方が正しい気がします。どんな恐怖心があって、どんな恐怖心は乗り越えられたのか。少し整理して話します。 リングは常に世界一残酷で孤独で無慈悲な場所。そんなとこに独りでなるのが怖い。プロデビュー戦が決まってから今日まで2ヶ月。そして今もある恐怖心。それは、孤独でリングに上がる事。やはり、そこです。どれだけ

          決闘前夜。決戦之書。

          自分と闘い、せめぎ合った先に個性がある。なんであろうと、今の自分に挑んでいこう。

          自分の試合も残るところ3日になってきました。この2ヶ月くらいリングに上がる時の孤独感とか、プロとして見に来てくれる人の心に届くファイトができるのかとか、考えれば考えるほどに恐怖や責任感に悩まされてたきがします。それだけ、あの憧れのリングに上がるってことが自分には尊いものだったから。 が、ここ最近は肩の力も程よく抜け、真剣での斬り合いをやるというヒリヒリ感はありつつも、自分が全てをぶつけて相手を倒す事に少しワクワクしてきました。 本題じゃないので、一回締めます。 技術論や飛

          自分と闘い、せめぎ合った先に個性がある。なんであろうと、今の自分に挑んでいこう。

          3週間前。現状とプロデビュー戦を前に初めて直面した特殊な壁。

          コロナでも構わず練習してきた。それが今の自信に繋がってる。 10月になった。季節違いのセミがいると、頑張れよとか思ったりする。余計なお世話だろうが。社会全体も徐々にコロナに慣れてきてたところだろうか。鬱憤が溜まる真っ暗なトンネルを少しずつ抜け出してきた感じがある。 10/25にプロデビュー戦が決まった。本当は6月にやる予定だったけれども、コロナで延期になった。自粛期間中も自分で判断して、公園でやるなど100%満足行く環境ではないものの、その間もずっと練習を変わらず続けてきた

          3週間前。現状とプロデビュー戦を前に初めて直面した特殊な壁。

          必要以上に追い求める、動く、背負う。だから、辛い。だけど、だからトベる。

          耐えて苛め抜いて十分加熱して、爆発させたい。それなりの銭、それなりの地位、それなりに楽しい仕事、それなりにやりがいがあって、それなりに仲の良い友達がいれば、人生楽しいと思うしそんな辛い思いもしなくて済む。ほぼ不自由がなくストレスフリーだと思う。 でも、そこに満足できない自分がいたり、こんな事がしたいとかこんな職に付きたいとか理想があったり、社会のこれが許せないみたいな怒りがあったり、こういう類のものは、不便なく居心地よく生きていく為には不必要で余計な何かだと思う。 だけど

          必要以上に追い求める、動く、背負う。だから、辛い。だけど、だからトベる。

          観るもの、やるものの尻を叩いた大会Road to ONE 3rd

          9/10に渋谷のO-EASTで開催されたONE・abema大会。煽りVやポスター、もちろん記者会見でも狂気を感じ続けた大会で、その余韻がものすごい。今回の大会のコピーは「覚悟を決めろよ。」だが、まさかここまで観客側もなにか怖いものを見る・受け入れる覚悟が要るとは思わなかった。。 ​「今」を重ねる事で、点が線=ストーリーへと変わるんだと再確認 試合前にはプロレス・格闘技ファンの方とお茶をした。自分はもともとプロレスをテレビで見てきた世代ではないので格闘技は好きだけどプロレス

          観るもの、やるものの尻を叩いた大会Road to ONE 3rd

          プロを自称するのは恥ずかしいレベルだけども、恥ずかしいからこそ発信するしかないのだ。

          プロ=お金を貰ってリングに上がる=対価は何だ。10/25にプロデビューするんだなと、ファイトパンツなどを自分でオーダーするんだなと実感が湧いてきた。「プロ」かあ、気が重たいし、得体の知れないプレッシャーに毎日押し潰されそうだ。アマチュア時代は自分の勝敗だけでよかった。けども、プロ=チケットを買ってもらう、立場になったことで、自分はただただリングの上で「頑張る」だけではいけないという気がしてきた。 そんな中で、ファンとして感じるプロとアマの在り方の違い、自分の格闘技観を少し書

          プロを自称するのは恥ずかしいレベルだけども、恥ずかしいからこそ発信するしかないのだ。

          デビュー戦が決まりそう。10/25に新宿で。

          コロナ自粛でも練習だけはやってきたいやあ。コロナがひと段落してきましたが、大変でしたね。。。 今年はハッキリ言って、あんまり生きた心地がしてないというのがみんなの本音だと思います。まだまだ経済が戻るのには時間がかかるだろうし、ここで一度消えてしまうものもあるんじゃないだろうか。いま振り返れば、格闘業界も経済もここ数年バブルだったわけで、このバブル感覚で勘違いしたまま社会人にならずに済んだことは長期的に見えば良かったんかな、としかこのコロナをポジティブには捉えられない次第です

          デビュー戦が決まりそう。10/25に新宿で。

          「人脈はクソだ。変化の時代の生存戦略」就職前に出会えてよかった本1位

          変化する者だけが生き残る。(チャールズ・ダーウィン) 以下が、140字の感想。 小中高の偉大な先輩であり、GO株式会社のクリエイティブディレクタープログラムのファミリーとして個人的にもお世話になっている三浦崇宏さんの本 巷でいう自己啓発系とカテゴライズされてしまうのかもしれない本だが、これを他の自己啓発系本と同じように「気持ちよく消費する」ために読みたいのであれば、お勧めしない。 なぜならば、 お前は変わりたいか?前に進みたいか?どうして行きたいんだ? と問い

          「人脈はクソだ。変化の時代の生存戦略」就職前に出会えてよかった本1位