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デビュー戦が決まりそう。10/25に新宿で。

コロナ自粛でも練習だけはやってきた

いやあ。コロナがひと段落してきましたが、大変でしたね。。。

今年はハッキリ言って、あんまり生きた心地がしてないというのがみんなの本音だと思います。まだまだ経済が戻るのには時間がかかるだろうし、ここで一度消えてしまうものもあるんじゃないだろうか。いま振り返れば、格闘業界も経済もここ数年バブルだったわけで、このバブル感覚で勘違いしたまま社会人にならずに済んだことは長期的に見えば良かったんかな、としかこのコロナをポジティブには捉えられない次第です。

さて、今日はキックボクシングのプロデビュー戦が8割くらい固まってきたので、それについて。本当は6月末にというお話を2月中旬に頂いていたので、大分長い間モヤモヤとした感情に悩まされ日々を過ごしていました。去年の6月にアマチュアで2試合して、そこから少し頭にダメージがある気がしたので、ちょっと試合のペースを落とすことに。そして、去年の10月にアマで試合をしてから、プロで試合が出来るように次試合が決まるまでちゃんと基礎の徹底をしていこうと練ってきました。

まさか、そっから1年も経つとは。。。と言う感じですが、この状況でも試合を組んでいただけるだけで普通のことではないので、ジムの人やプロモーターの方には感謝ですね。

スポーツをやっている方ならわかるかと思いますが、1年間試合から離れるという事に対する苛立ちだったり、不安だったり、虚無感だったり。それに加え、コロナの影響で3カ月近く練習は公園でやらざるを得なかったので(それでも自粛せずに練習だけ出来ただけでも幸い)、悶々とした日々で辛かった。

やっぱり、格闘技が自分の生活を豊かにしていると再確認したし、格闘技に浸かっていない時の自分にはバイタリティもポジティブさも失われていたんじゃないだろうか。そんなかんだで、自分らしさを失った自分のせいで周囲の人に少し迷惑をかけてもしまった。ごめんね。

待ちに待った。お待たせしすぎた。デビュー戦も後2カ月を切った。

今も前と同じかそれ以上に気合が入ってます。やっと自分らしさも戻ってきた。

不安も沢山ある。減量失敗しないか、減量クリアしてもフラフラのままリングに上がる事はないだろうか、防具ナシで初めての試合だけどどれくらい痛いのだろうか、相手がだれか未だに分からない恐怖、試合までにけがをしないだろうか、相手に勝てるだろうか、観客の前で泡吹かないだろうか。

あげればキリがないけども、そんな不安を打ち消すくらい、気合入ってます。格闘技はやっぱりスポーツとは言い切れないゆえんから、来る恐怖だと思います。サッカーやってた時ももちろん負けたくはなかったけど、負けたからと言ってゴールネットが揺れるだけで、痛くもないし物理的に失うものもないし「あー、悔しいね」でおしまいにもできてしまう。そんな自分のいた世界が嫌で、漢同士の真剣勝負・どつきあいに憧れて、この道を選んだ。

格闘技は顔面を殴られたり、蹴られたり。相手は自分を破壊しに来る。マットに沈むというのは多分そういう事だから。そして、マットに沈むのもマットに相手を沈める時も、すべては自分独り。リングは常に孤独。

だからこそ、自分が生き残れるよう、自分が勝てるよう、己への執着がファイターは人一倍強いはず。そんな残酷な世界で甘ちゃんのもやしっ子が戦えるのかと思う部分は無きにしも非ずだけど、逆にそんな周囲の視線やリング外での属性みたいなのを「リング上で全部ひっくり返してやる」って燃えるるんだよね。大学受験の時も誰からも期待されずに慶應に受かったし、常に逆転して一泡吹かせてやろうって思うタイプだから、今回も「なめんなよ、見せてやる。」で気合入れます。

そんな真剣勝負・修羅場みたいな勝負を21歳になって遂に出来るかと思うと、結局ワクワクが止まらない。もちろん、覚悟も気合も不安も全て入り混じってのワクワクではあるんだけども。そんな感じで、10/25に向けてやり切っていきますか!!



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