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[ビジネスにも生活にも役立つ伝え方] 大阪都構想実現に足りなかった3つの戦略

今日は、初めて有料記事に挑戦します、けんです、おはようございます。

今日は、[ビジネスにも生活にも役立つ伝え方] 大阪都構想実現に足りなかった3つの戦略 ~伝え方の大切さ~のお話です。

なぜ、大阪都構想は実現しなかったのか?

それは、都構想の内容が悪かったからではなく、3つの戦略が足りなかったからだと思います。
#隣の芝生は青い戦略
#実感しやすい未来戦略
#カジサック戦略

つまり、戦うための武器選びを間違ったわけです。

この記事は、都構想がいい悪いの話ではなく、あくまで戦略のお話です。
#ちなみに僕は府民だけど市民ではない
#ビジネスで言うところのマーケティングの話
#他の事にも転用できるかも

まず、本題に入る前に、敗因から見てみましょう。
1番の敗因は、都構想後の未来を語らず、わからないわからないと言われ続けた都構想の説明、実現性、財源の有無などを説明し続けたところにあるのではないだろうかと思っています。
この試算は合っているとか合っていないとか、これくらいのお金が削減できるとか、このサービスとこのサービスを統合するとか内容を説明しても、あまりピンとは来ないものです。
どういう未来が来るのかというビジョンを語らなければいけなかったのです。

そこで考えなければいけないのは、子供にもわかるように伝えるにはどうしたらいいのか、そして、都構想の内容が全て分からなくても、賛成票を投じてもらうにはどうするかを考えなければいけなかったのではないでしょうか。
人は、現状維持を好み、変わることを嫌う習性があるものです。
そこを、どう崩していけるのかも考えなければいけなかったのです。
つまり、人間の習性的に、都構想推進派は選挙前から状況が悪かったのです。

じゃあ、具体的には、どうすればよかったのか?

そこで、必要となってくるのが本題の3つの戦略です。

3つの戦略とは、隣の芝生は青い戦略、実感しやすい未来戦略、カジサック戦略の3つです。
#ふざけてはいません

ここで一旦、状況を整理してみましょう。

目的
大阪都構想を実現する

目標
反対派より1票でも多く賛成票を獲得する

課題
・わかりにくいと言われている都構想を年代別にどう伝え、賛成票を獲得するか
・どうしたら全てを伝えきれなくても賛成票を投じてもらえるか
・変わることを嫌う人の習性をどう崩していくか

この課題をクリアするために先程の3つの戦略を使います。
それでは、3つの戦略の説明に入っていきます。

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