詩　：　いつかきっと…

いつかきっと
戦争は起こるのだろうかと不安に震え
ふと過去の人間の欲望の愚かさに
歴史を振り返る

安全保障という耳障りのいい
言葉の意味の裏返しの中にさえ
透けた何かの企てを感じてしまう

そして今
計画的に主体性のない民をつくり上げ
そして　その民達に
“自由である”
“自由を掴めた”と思い込ませている様に催眠術をかけられる

人間工場の学校では
生きていくために
何か重大で大切なことを置いてきぼりにし
能動的に考えて動ける力や
多様な情報からの見極めさせる力を
そぎ落す事に力をいれてはないのだろうかと
疑心暗鬼になる
得体の知れない操り人形の糸で
気づけば付けられロボット化してないか

なかには凄い矛盾がある
いや　在り過ぎる
片方で　知識を詰め込み
片方で　ゆとりは…?!
人間性は…?!
などと言って
アメと鞭のカメレオン教育の様に感じる

権利という
いかにも自分達はまだ持っていると
安心している民達よ
願わくば、踊らされていることに
早く目を覚ます事をともに考えたい

権利を再び還そうとしている
選挙に“清き一票を”
なんていっている大人は
いつもでも　そういうことを
隠し通せるのだろうか
いつか　きっと
また　子供達も
自分の見せたくはないところを
隠すのだろうか…

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