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南米の絶品B級グルメ

南米にいったことのある人なら1度は食べたことがあるはずの絶品B級グルメの「エンパナーダ」

南米のスペイン語圏の国に根付いている軽食「エンパナーダ」は、

「包む」という意味のスペイン語・ポルトガル語の「Empanar」から派生したとされるこのスナックで、元々スペインの郷土料理でしたが、植民地時代に南米に渡り、今や各国・各地方で独自の進化を遂げています。

ひき肉や玉ねぎ、チーズなどの具材を小麦粉の皮で包み、焼いたり揚げたりしたもので、南米での軽食の代表選手といってもいいくらいです。

こんな感じで売られています。

1つ100円前後と手軽に食べれて食べ応えもあるので、貧乏旅をしていた私たちもたくさんお世話になりました。

私がアルゼンチン、チリ、エクアドル、ペルーで食べたエンパナーダを少しご紹介。


*アルゼンチン*

アルゼンチン国内でもいろんな種類のエンパナーダがありました。

パン屋さん、総菜屋さん、スーパー、食堂、レストランなどでそれぞれオリジナルの商品として売っています。

具材もひき肉だけではなく、鶏肉もあれば、ツナもあり、野菜やハムチーズなどもあります。

どこもクオリティが高くて毎回感動のおいしさでした。

レストランで食べたエンパナーダ。ひき肉とハムチーズ。

ウマワカ渓谷の街、プルママルカという街の食堂で食べたエンパナーダはひき肉とチーズだったけど、揚げたて熱々で、たくさん食べたエンパナーダの中で世界一おいしかったです。

もしもどこでもドアがあるなら、ここのエンパナーダをもう一度、ふらっと食べに行きたい。


*チリ*

サンチャゴで行列のできていたお店で食べたエンパナーダ。

サクサクのパイ生地にトロトロの玉ねぎとひき肉、THEミートパイという感じでこちらもおいしかった。


*ペルー*

美食の街アレキパで、カマロネス(川エビ)が食べたくて探し歩いていたところ、見つけた川エビのエンパナーダ。

アボカドソースと一緒に食べる川エビのエンパナーダは間違いない上品な味わいでした。


*エクアドル・ガラパゴス諸島*

ガラパゴスのサンクリストバル島で泊まっていた宿の1階にある食度で食べた「エンパナーダギガンテ」

ギガンテはスペイン語で、巨人とか巨大という意味。

その言葉の通り、見たことない巨大エンパナーダでした。

これだけでテンション上がる!

中はチーズがごく少量だけ(笑)だけど、周りにグラニュー糖をまぶしてあって甘くておいしい。

今までのエンパナーダと違って、おやつみたいなエンパナーダ。

この大きさで2ドルはお値打ち価格だと思います。


ダンナさんは、アルゼンチンでエンパナーダ作りに挑戦しました。

宿のオーナーに教わりながら作ったエンパナーダ。

宿の人たちに振舞ったら、とても喜ばれました!


一口にエンパナーダといっても、その国によっても形や具材、作り方などが異なっていて、お国柄が出ていてとっても楽しい。

エンパナーダという料理1つでここまでバリエーションの広い料理は他にないんじゃないかな。

それがいくら食べても食べ飽きない理由かもしれません。

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