kovačroom2

kovačroom at LIVE HAUS
-Gorges: Finally to accept what is, a life, a sound, a concept…-
Fri 23th Feb 2024
11:59pm-5:00am
Door ¥2,500- inc.1drink
U22 ¥2,000- inc.1drink

Pepelick
CORE
Kazuki Koga -Live-
KΣITO(TYO GQOM/USI KUVO) -Live&DJ-
ろはに -Live-
Yengo -Live-

Flyer:@uema01 IG

RA: https://ja.ra.co/events/1862744


kovačroom flyer

Latest Work↓
・Pepelick
https://on.soundcloud.com/JfmqYtA7fe7Z3sNU9

・CORE
https://on.soundcloud.com/3LFyFiG8JERRDSsK7

・Kazuki Koga
https://on.soundcloud.com/JCJE2LpYWLgn5jhV6

・KΣITO(TYO GQOM/USI KUVO)
https://keitosuzuki.bandcamp.com/album/jakuzure-butoh

・ろはに
https://www.instagram.com/lohani_hohetoy?igsh=MXNhbGlveXE0ZDQwZw==

・Yengo
https://ultratwo.bandcamp.com/album/sweet-sounder-1


“生活=ゴルジェ?”
いつも遊び方や遊び場、何かを明示して告知をして…
繰り返しの生活の中で最近思った事が、先日投稿されたT5UMUT5UMUさんによるこちらのnoteにあるゴルジェというものの概要に何か近しいシンパシーがありました。

[ゴルジェ概論:中空構造から考えるゴルジェ]
https://note.com/t5umu/n/nf2e3fed4f429?sub_rt=share_pw

今回のkovačroomでフィーチャーしたい人物は去年に彼の地、九州から東京にやってきたPepelickとCOREのふたり。
劇的な巡り合わせが!というわけではないのですがふたりともそれぞれ不思議な引き寄せがあって下北沢LIVEHAUSに来てくれました。

いつもこのイベントは音楽的なジャンルやそれに付随する、連想されるようなワード、アーティストの皆さんのイメージなどを言語化して打ち出しとして提示をしていて、今回で言うとゴルジェというジャンルを軸にいつも通り打ち出すつもりだったのですが、先日投稿されたプロデューサー・T5UMUT5UMUさんによるこちらのnoteを読んだ時から着地の無い思考がふとした瞬間に頭の中に浮かぶようになり、、、

記事内にも出てくる説明ですが、空っぽの容器の中に人々が何かを投げ入れて、その投げ入れられた中身によって形が浮き出てくる。
これはまるで今自分が下北沢LIVEHAUSでやっている、見ている事の説明にとっても近いんじゃ無いかと思いました。
人がいて、何かをやって、その日だけの空間になって、それによりさらにその周りにいる人たちにとって自分のいる場所が、より認識しやすい形になっていっているというか。
これって自分にとっては毎日のこと、生活そのもので、日々生活を自分やそれ以外の何かに形作られているのですが、数年前の生活をしている頃より目の前の生活を受け入れられるようになったおかげで少し客観的に生活を認識できるようになりました。
これって正直なかなか伝えられない感覚というか、他の人に今までのことを聞かれた時に大体参考にならなさすぎる流れというか、、、笑

それで、なんで今回のテーマの説明の中に自分の生活を思ったのかというと、ゴルジェの説明の中で1番しっくりくる表現として”生活”というワードが浮かび上がったからでした。
生活、もとより人々が織りなす営みと言いますか。

これは全くもって個人的な見解なのですが、神様や妖怪の類は人の信仰や畏れが増していくほど強大な存在となり、逆に人々のそれが無くなれば力を失うと思っています。(ぜひ西尾維新先生の物語シリーズを見るなり読むなりしてみてください。)
神様や妖の類は昔であれば言葉そのままだったけど、今の生活に置き換えるのであれば憧れや尊敬、嫉妬や反面教師的な負の感情など、人の思考や行動に内在する強い感情かなと思いました。
日々の生活の中でこんなような感情が何かの原動力になっていたり、はたまたお守りや呪いのような枷になっていたり、その連続の中に自分たちがいて、日々が作られていく。
じゃあこの、感情=神様や妖と考えた時、実は色んなことを受け入れながら、時には受け止めながら、理解して寄り添ったり、拒んでは逃げたりしながら生活が続いてるなと言うことに気がつきました。

こんなふうに思ってしまったら、じゃあ今回はゴルジェです!山!岩!とは簡単に言い切れなくなっちゃいまして、慣れない文章を書いてみてるのですが、、、(生きた文章を書くって難しい)、とにかくゴルジェは何かを受け入れた先の形=生活にあると思ってます。
ということはゴルジェを通すことによりみんなの生活がもしかしたら知れるのかも知れない?簡単すぎかな?でも面白そう!

ということで今回は下北沢LIVEHAUSと言う空間にゴルジェという概念を借りながら、皆さんのこれまでを覗きつつ、なんならその先の生活の事まで話せるような日になったらいいな、なんて思っています。
特に自分がなのですが、どこにいたって生活を切り離すことができないからこそラフに遊んで話して受け入れることによって、いい生活の輪が広がっていったら最高なと。


◎演者紹介
Pepelick
今回の企画をやる上でのキーパーソンの1人。
北九州は小倉では今回共演して頂くKogaさんと共にゴルジェを鳴らしていたのですが、少し前に東京に来て不思議な巡り合わせで出会いました。
DnBやJuke/Footwork、HipHopと音楽性の幅の中に確かに存在するゴルジェの概念、Kogaさんの話をする時の熱量は間違いなくHIVEで歩んできた時間の濃さを物語ってくれます!
それならばと常に機械を伺っていたゴルジェ企画、一緒に何かしてもらいたいということでオファー!
まだプレイを見たことない人が多いと思いますがこの機会にぜひ目撃しにきてください!

CORE
彼も今回の企画の上で欠かせないキーパーソンの1人。
Pepelickとかなり近いタイミングで福岡から東京にやってきた彼との出会いは何気ないBar営業の時、ブースを開放していたのでDJをやってもらったびっくり、このDJをする人間がなんで今まで知られてなかったのか不思議なくらい息を吸うように音を混ぜていくのですが、TaigenさんのDJを初めて見た時と近い感覚の衝撃を受けました。
彼の中でゴルジェが先行しているわけではなく、自然な流れで好きな音を辿った結果にゴルジェがあるような感じで見事にフロアをズブズブにしてくれます。
名前を知っている人もにわかに増えてますが、ぜひこの機会に音に浸かりにきてほしい!

Kazuki Koga
北九州は小倉HIVEの中心人物であり現行でのゴルジェの第一人者のうちのお一人と言っても過言ではないと思っております。
直接の面識が今の時点で実はまだないのですが、Pepelickのおかげで今回お誘いが叶いました。
プロフィールなどはぜひインタビューなどを読んで頂きたいのですが、実はETVことセリちゃんがまだ東京にいた時にもいつか出てもらいたいねとずっと話してたので、こういう形で下北沢LIVEHAUSに出演していただけるのは本当に嬉しい、、、
AVYSSに掲載されていたインタビューに、ゴルジェは疎になればなるほど本質を発揮するという言葉が今回の自分の中のテーマを後押ししてもらえたような気がしております!
https://avyss-magazine.com/2022/10/13/38828/

元々テクノの畑からより自由で正解のないゴルジェという概念を軸に活動を続けているKogaさんのLive、今回は自作の楽器もあるらしく、、、!
下北沢LIVEHAUSの音響で存分に鳴らしていただけるのを楽しみにしております!

KΣITO from TYO GQOM/USI KUVO
今回Kogaさんに出演して頂く上で絶対に共演して頂きたかったお一人。
前回のこのイベントに出演して頂いたDJ MOROさんと共に下北沢LIVEHAUSでのイベントを始めいつも大変お世話になっているのですが、クラブミュージック聴き始めた4、5年前にCape EPというアルバムを聴いた時にジャンルわからないけどこの感じ好きだ!となってそこからJuke/Footworkに興味を持ちました。
Gqom、Amapiano、Juke/Footwork、そしてゴルジェと僕の音楽への興味の先にいつも近いところにいるKΣITOさん。
この日はKogaさんとのマッチアップも楽しみですが、わがままを言ってLive&DJ Setとして、普段やらない実験的な内容でプレイして頂く予定です!
パッド捌きとトラックの融合性、Kogaさんとまた少し違ったフィジカルの見える内容になるかも!?
ぜひ一緒に目撃してほしい!

ろはに
九州は佐賀県出身のラッパー、普段は下北沢Creamという僕もお世話になっているクラブで働いているのですが、彼のDJを初めて見た時の衝撃はこれもTaigenさんのDJを初めて見た時と近い感覚がありました。
そんな彼のLiveを初めて見れたのは昨年6月にSPACEで開催されたフォトグラファーであり間違いない感度と愛で様々なフロアに現れるToshimuraさんによるNMITDというモンスターパーティー。
https://www.instagram.com/p/CtqiJqYy0El/?igsh=c3FtNGF2Y3RuZjlz

途中参加でしたがこの日の出来事は体感としても今でも残っている、、、
この日のろはにさんのLiveを見た時の憑依感は素晴らしく、凄まじい流れの中でぶち上がっていた心拍数がスッと引き寄せられた記憶があります。
ついこの前も長崎から玲音さんというラッパーを迎えて下北沢LIVEHAUSの月曜深夜、最高に磁場った空間を作ってくれたmou_souことツカサさん主催の日もたまたまバーカンをPepelickが手伝ってくれていたのですが、Liveを見て今度呼びましょうと合致してのオファー!
デイタイムではCreamでのライブもある中、そのままの勢いで深夜もLiveして頂きます!
ぜひ目撃しにきてほしい!

Yengo
Yengoさんとの出会いはつい数ヶ月前の11月、hamakyoくん主催のTest Patternというイベントにてscrabさんとのユニットで出演した時でした。
このお二人のLive DJ sessionを見れた人は本当に運が良かったと今でも思うのですが、全ては2人の感性に委ねられた心地の良い時間でした。

https://www.instagram.com/p/Cza9yyxSnqR/?igsh=MWwwbHg4ZnJtdGFuMA==

渋谷Tangleや神楽音、地底などでの活動をsns越しに拝見しこの方が作る音の流れに納得。
生活から見える自然で自由な表現は今回のテーマ、ことゴルジェのソフトな部分を発見する事が出来るのではと思いオファーさせて頂きました。
実世界のマテリアルを音での表現に混ぜ込み、人の持つ知恵により表現に昇華するさまは空間に自然的な時間の流れを産んでくれます。
今回もこのコンセプトをもとに自由にやって頂きたい、、、!
ぜひ一緒に体感して欲しいです。


これは余談的な文章ですが、今世界中にとても悲惨な状況下にある地域が増えていて、そこに対するアクションを起こすことと、今自分の国にされていることに対して疑問を持ち自分たちの生活をより良くするためのアクションを取ることはどちらも大事だと思っていて、どちらも大事な生活。
些細な事、いいことも悪いこともなんでもない事でも、みんなで生活を守っていこう。

kobachi

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