ジャスミンライスでつくる『白粥』のレシピ (2021/05/30のおかゆ)
タイ風のおかゆ、ではなくて、タイ米を使った日本風のおかゆです。ふつうの白粥をジャスミンライス(タイ米)で作ってみたらどうなるか。
一番の違いは、日本米よりも香りがゴージャスなところ!他にも、甘みが強くて、食感もねっちょり感は抑えめです。でも、ごはんとして炊いた時のパラパラとした食感はなく、もっちり、もったりしています。いつもと違うおいしいおかゆ、という感じ。
「どこが違うか」「どんなおいしさか」。
ただただ「おいし〜い!」と素通りすることもできるけれど、いつもとちょっと違うおかゆだからこそ、じっくりじっくり味わうマインドフルな時間でした。
香りがピカイチ『ジャスミンライスの白粥』のレシピ
調理時間:約40分〜1時間
目的:リラックス、生活習慣病予防、胃腸の養生
【 材料 】(2人前)
▶︎ ジャスミンライス・・・1/2合
▶︎ 水 ・・・700ml
▶︎ 塩 ・・・少々
おこのみで
▷ 塩など
*今回は以下のジャスミンライスを使用しました。「1/2合」は「75g」でした。
【 作り方 】
①フタつきの鍋に軽く洗ったジャスミンライス、水700mlを入れる。
②フタをせずに鍋を中火にかける。
③ふつふつと沸いたら、鍋底から粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋に箸を渡してフタをした状態で弱火に20〜30分かける。
④塩で味をととのえる。フタをして10分蒸らす。器に盛りつけたら、完成!
【 作り方 (詳細)】
①準備
ジャスミンライス( 1/2合 )を軽く洗います。
ジャスミンライスは米粒の表面に香り成分があるそうです。研がずにサラサラと洗う程度にします。
フタつきの鍋にジャスミンライス、水700mlを入れます。
お鍋はフタつきのものであればなんでもOKです。今回は宮崎製作所ジオの片手鍋18cmを使用しました。
②中火
フタをせずに鍋を中火にかけます。
③弱火
鍋の中がふつふつと沸いたら、沸いたら鍋底から粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かけます。
途中味見をした感じだと弱火で20分程度でも芯まで火が通っている様子でした。今回はもったり感を楽しみたかったので30分火にかけました。
途中で何度か全体を混ぜると焦げつきを防ぐことができます。
④仕上
塩( 少々 )で味をととのえます。全体を混ぜて火を止めます。
フタをして10分蒸らします。
ジャスミンライスは特に「蒸らすこと」が重要なようです。米粒がふっくらして、先ほどの塩が馴染みます。
器に盛りつけたら完成です!
タイ料理の香り〜!すごい、香りが豊かです。
一体どんな添え物が合うのか……梅干し、昆布…う〜ん、違うなあ〜……
迷って迷って、シンプルに、「塩」。
お塩をパラパラかけながらいただきました。
いただくと……ふわり。鼻に抜ける香りがリッチ〜!
ああ、違う。日本米のおかゆと確かに違う。おいしさが違う。
わたし「ねっちょり感はかすかにマッシュポテトに近いね」
夫「わかる、粒感もあるんだけどね、崩れ方がね」
わたし「そうそう。それでもって、甘い!」
夫「甘いね〜!やっぱり違うお米なんだね〜」
……等々、分析食べ。
見た目、香り、舌触り。違いがあるからこそ、いつも以上に五感をフル稼働。ああ、マインドフルだあ〜……豊かな時間。
いつも心を込めて食べているつもりだったけど、「おいしい」「すごくおいしい」「めっちゃおいしい」くらいの語彙で味わっていた気がします。
全身で味わう時間って、癒されるんですねえ。
やっぱり同じ「米」なんだなあと思うところと、やっぱり別の品種なんだなあと思うところと。おもしろいです。ほんと、おかゆって奥が深いです。
今週のおかゆ
2021年第21週目(2021/05/24〜2021/05/30)のおかゆのテーマは『ストックができるものでつくる』。
5月24日(月) 汁までまるごと『あさり缶のお粥』
5月25日(火) 味の決め手は塩『ドライトマト粥』
5月26日(水) お赤飯のようなおいしさ『黒米もち米粥』
5月27日(木) 毎日食べたい『ルイボス茶粥』
5月28日(金) イカしてるぜ『あたりめ粥』
5月29日(土) 雑穀ごはんのもとで『雑穀粥』
5月30日(日) 香りがピカイチ『ジャスミンライスの白粥』
今週もたくさんの出会いと、たくさんの気づきに感謝です。
ごちそうさまでした!
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