1月の金言(めぐみ)
1/31(月)
朝からしんどかった。体調はまったく悪くなく、しかし仕事に行きたくない。かと言って家に居たいわけでもない。
寒いのかもしれない。と家で思って、スープを飲んだら少しよくなった。
しかし心がしんどい。ホルモンのせいかもしれない。
職場に着いて、温かいお茶を飲んだ。
人と話した。
少しでも嫌なことからは離れた。
その時することを一つずつした。
そだ。私は今日から「オンライン授業」に新しいアイテムを導入するんだった!
他の先生が使っているのを見て尋ね、やり方を教えてもらった。
試しに、家のシンク下から持ってきた。
(いま、皿がぐちゃぐちゃになってる)
ラックの下に映したい資料を置いて、上のところにiPadをカメラにして置くと、不思議と白いあみあみは映らず……
両手が空きます!
書いたりしながら解説できます!
腕がぷるぷる震えません!
\(^-^)/
職員室でセッティングの練習をしていたら、すてきな先生が居たので教えてあげると……
と言って、いそいそと「オンライン授業マニュアル」の資料の束を持ってきて見せてくれた。
そーだったの!笑
いちばん!笑
良いやり方とか!笑
無いっしょ!笑
みんなそれぞれやり方も、やりたいことも違うはず…。
でもかわいい~~とにかくかわいい~~。
聞いてます! だって笑
正直な人だなー。
かわいい~~
いちばんのやり方に奇跡的にたどり着いてよかったよ~💞
日記を振り返りました。
1/30(日)
好きなBL漫画の作画者のツイート。
『鬼と天国』(作画お吉川京子 原作阿賀直己)。
自分の描いた漫画の主人公たちのこと、(原作は別の人とはいえ、)こんなふうに言うっていーなーっ!
恋愛って究極に人とぞっこん向き合うことのうちの一つで超大変なことだよなーすごいーーって、漫画読みながらしみじみ思っていたのとつながった。
何周も読むのわかる。
自分の手を離れているし、自分のものでもあるんだろうな。
一緒に作るのいー🌟
1/29(土)
夕方、初めて行った喫茶店で、常連さんらしいお客さんとマスターが話すのを聴いていた。
最初は、お客さんが職場の病院の人間関係が辛いという話をしていて、途中からマスターが自分の親が今度受ける難しい手術の話をするターンに変わった。
実は、二人の話す病院は同じなのだった。
お客さんはマスターに対して、思い当たる医師の名前を挙げたり、先生の話を聴く際の付き添いは「原則1人」(ご時勢により)ってことにはなってるけど実は融通がきくこと、手術後の差し入れはいつでも預かるから気軽に言ってね!じゃあね(^ー^)ノとスパスパ助言して去っていった。
お客さんの悩みははっきりとは解決しなかった。
でも、マスターが長く抱えていたらしい懸念に職業的見地からの解説と解決策を授ける様子からは、明日からの職場での使命を得たように見えた。
マスターは霧が晴れたようにすっかり安堵していたし、誰かの役にビシバシ立てるってことが、はっきりとその人を支えるということがあるなーと思った。
そういうことをずっと見ながら考えていた。
🐂
その後、オーストラリア人の同僚が出演するクラシックバレエの発表会を見に行った。
バレエをやっている友達がここにも! という偶然と興味!👀
教室の発表会だから、たぶんレッスン歴も様々なのだろうと感じられた。
1人で出てきて各1分半ずつ踊る。
私はヨガ帰りだったこともあり、練習中の身の上であることが重なって、「前を見てまっすぐ立つって難しいよね~」とか「足がね…なかなか開かないのよー」とか、ジャンルは違えど他人事でなく見た。
同僚は12年やっていると言ってたけど、そうは言ってもバレエは難しいのだろう。そういう感じで待った。
ところが……
同僚のバレエはすばらしかった!
躍動!ふわっと!なんかゴージャス!アーンドファンシー!
女の子を売り飛ばす悪いやつの役だった。女衒(ぜげん)じゃん!
赤い衣装と髭がよく映えていた。
小柄で身軽なことが生かされていた。
表現力なのか、そもそもの日本人との違いなのか、懸命に笑顔をキープして固めているのとはそもそも全く性質が違って、柔らかく、そう! コミュニケーションーー! って言葉が今思い浮かんだ。演じているというよりも、そうなっているとしか言えない。曲に合わせて表情と身体と踊りと全身でこちらに話しかけてくる。そして私がそれに返せたかどうかは問題でなく、すでに会話している。
すごーーー。これが……バレエ?
観客たちの拍手がひときわ大きかったのは、唯一の男性だからではないと思う。
友達の発表会に行くのすごくいいし、おかげでいいものをみたな。
ニィニィちゃんのバレエもみてみたいな。
会場のホールもとてもよかった。
1/28(金)
「普通の結婚」を無邪気にゴリ押ししてくる家族に対して、ついにキレてしまった岸井ゆきのが、高橋一生にその後悔を打ち明けた時、返ってきた言葉。
🚀
来月、勤務先の学校では入試が行われるのだが、その直前の数日をコロナ対策で「休校」にして、「オンライン授業」に切り替えることに決定したという。
「オンライン授業」は「休校」とは言わないのでは?
という謎は序の口。
Webの連絡ページには、
「全ての先生方はご自宅から授業を配信(在宅勤務)してください」
という通達があがった。
いやいやいや。
Webで通達ですることじゃないからそれ。
百歩譲ってお願いしてくれよ。
ご自宅を使うかどうかの決定は私にあるのであって、学校にはないのよ。
それにまつわるインフラも同じ。
自分の家の内部が映って配信されてしまうのかもしれないという想像は、それ以外の方法を(もちろん)見出だすにしても、考えるだけで吐きそうだ。
「ご自宅」について言葉で触れられるだけでも激しい嫌悪と抵抗を感じる。
土足で入ってくんなよ。入れると思うなよ。と思う。
その感受性の鈍さが、ただでさえすでに鮮明になりつつある孤独をさらに追い詰め際立たせる。
…と、こんなふうに瞬時に怒りで燃え上がってしまう自分は全然変わらんのだよなあ~。
しかもこんなに怒ってる人、他にいないから。
誰も怒ってないから。
せいぜい、家がWi-Fi環境にないから難しいのですが、と言うぐらい。
家にWi-Fiがあろうがなかろうが、これは「仕事」の限度を超えていて、外部の者が私的領域を侵犯しているということを私はしつこいほどにはっきりさせたいのだ!
ボーッとすんなよ!
そんなふうにして簡単に国とか公的なものに侵入されて、自分の大事なものをゆるしたりぬるっと共有だよねって言われてそのまま奪われたり曖昧なまましだいに溶け合って自分じゃなくなったりしちゃうんだからなっっ!!
自分と外を分けなきゃダメだし、個と仕事をはっきりとさせていなくては、私は嫌なんだよ。
怒りすぎって言いたきゃ言えばいい。
【自分がどうなりたいかわからなくなるよりはよかったんじゃないですかね】
ってことなのよ~~
1/25(火)
夜になって、自分のnoteに投稿した文章があまりにさらけ出しすぎているのではないかとたまらない気持ちになって塞いでいた。婦人科のこと書くなよ、とか。でも書くんだけどね。でもくよくよする。両方必ずある。
radikoで先週のフワちゃんのオールナイトニッポンクロスを聴いた。
フワちゃんは、さらけ出しているのにきれいですごい。
明るいエネルギーの強い力。
自分が流す曲には全部理由があり、「だって好きだから!」
それで必ず一緒に歌う。好きで流してるんだから歌うの当たり前じゃんって感じで。
橋本絵莉子『脱走』
フワちゃんの声がかわいい。
フワちゃんがたどたどしいような感じで、でも歌い慣れている上手さで歌うのがかわいい。
歌詞がフワちゃんと重なる。
かわいすぎる。
それで泣いた。
ワンツーさんはい、はフワちゃんの掛け声かと思ったら歌詞だった!
https://www.allnightnippon.com/fuwa/
1/24(月)
オンライン授業続行中。
先週はiPadをうまく三脚に設置できずトラウマになっていた🐅
今日は何時間も前に現場入りして三脚を探したけど、やる気がないから良い三脚が見つからず、みんなの通路にわかりやすく座って困っていたらすてきな先生が声をかけてくれた。
「三脚に! 設置できなくて! 失敗したんです~困ってるんですう~」と言ったら、足を止めて、でも結局行ってしまったのだけど笑、上☝️の言葉を残して行ったのがかわいくて、私はニンマリしながらかわいい~~~かわいい~~~って言って気を取り直して設定したらできた。
会議があっても来てよ、
なんて、もう思ったりしないよ☺️
言葉は気持ちだから。
助けてもらえるって思っておこう。
今日はいろんな人のやり方を聞いて、自分の持っている材料でできるやり方を相談して、なんとか済んだ。
私の負担も大きくなかった。
それも、声をかけてもらったからできたこと。
人に助けてもらう!をする!
1/22(土)
ヨガが好き。先生がすてき。
難しいポーズは、先生のディレクションにしたがって少しずつ区切ってやるんだけど、もー身体がこんがらがりそうなんですけど! ってなった時、先生が言った言葉。
フルポーズ(完成形)まであと少し。てか、大体これで完成だから。(ガンバレ!)
って意味だと思う。雑っぽく言うのが好き。
細かくて丁寧で厳しいけど見逃さず褒めてくれて、でもおおざっぱな面もあり、要はざっくり。
あと美人。(ヤッパリな!)
1/21(金)
母からのLINE久しぶりに笑った。
年末、泣いている赤ちゃんを抱っこして試しに優里の『ベテルギウス』を流してみたら嘘みたいに寝た。
それも複数回!
その時私は一人じゃ抱えきれないぐらい『ベテルギウス』にはまっていたから、赤ちゃんと一緒に聴くのは願ったり叶ったりだった。
それで、母は優里を覚えた。
赤ちゃん泣き止みソングで有名なのは反町隆史の『POISON』だけど(これもすばらしい歌詞!)(あと、YouTubeコメント欄にあふれるママ達の感謝の声に泣く)、後から調べたら『ベテルギウス』も、実はその界隈で実績をあげ始めているようだった。
優里に知らせたいよ。こんなに救われていること。新しく覚えた人がいること。
もう知っているかもだけど何度でも知ったらいいと思う。ラジオにお便りしよかな。
って同僚に言われた。
どういうこと?! と思ったけど、日頃からわりと仲良くしている人なので、よかれと思って言ったのだろうとかろうじて判断した。
お祓い等には行ってないらしく、理由を聞いたら「五千円ぐらいかかるじゃないですか。あんまりそういうの信じてないんで」と言う。
うむ~、と思い、言いたいことはわかるけど、なんだかな~と思ううちに会話は終わった。
五千円が決して小さくないお金だというのはわかる。厄年の本当の影響も、お祓いの効果も不確かだ。
でも、人に言うぐらい「厄年」であることを認識し意識しているのなら、お祓いぐらい行ってみてもいいのではないかな~と思った。
と考えて、そう思うのは私が近頃お祈りをしがちだからかもしれないな~と思い当たった。
お寺や神社や教会で祈ったり、神や仏など人外の存在を感じたり敬うことは自分にしっくりくることだと感じ始めている。だからだな。
人それぞれだから、何も言えないけど。
けっこう気持ちいいんだよ。
Aマッソの『ホームステイ』というコントが面白くて大笑いした。
ホームステイ先の娘のセリフ。
Aマッソ好き。
1/20(木)
赤ちゃんに会いに行った。
友達のいるご実家に、ついに通い慣れたのが嬉しくて、るーんるーんるーんと行く。
これからも何回もあげるんだけど、とにかく何かをあげたいし、みんなにあげたいから良いものを探して街を歩く。
今読んでいる柚木麻子の小説『らんたん』がシスターフッドの話で、主人公や他の登場人物(平塚らいてうも出てきます!)が、友達やすべての女性の光や太陽になろうとしていて、その象徴として登場する「らんたん」ってとてもいいなと思った。
だから、らんたん…ランプがいいな! って決めた。
知り始めたはずの街で道に迷って、約束の時間に遅れてしまい、今日買うのはやめようかなと諦めかけたけど、もしかして夜は赤ちゃんに一人で応対しているかもしれないからやっぱり明かりをあげたいと思って買った。
着いたら友達の部屋にはすでにランプがあって、その上同じシリーズ🧸で、ありゃ! と思ったけど、並べたらとってもかわいかったー!🧸🦁
明かりはいくつあってもいいね。
友達は元気で、赤ちゃんも元気だった。
一緒に写真を撮った。
写真の中で、友達も私もぴかぴかに笑ってた。
会えてよかった。
1/19(水)
ご時勢的なこともあり、行っている学校も「オンライン授業」を始めることに決定したらしい。
教員は各自iPadをカメラにして、空っぽの教室で一人授業を行い、自宅の生徒に向けてライブ配信するという形。
でも、急な決定で備品が間に合っていないまま開始するので何かと不備があり、こんなお知らせが通達された。
いろいろとゆるくて笑ってしまった。人柄もにじむ。そういうとこが好きだよ。
うん。できる範囲で頑張るね。
今週の占い♓️
1/17(月)
オーストラリア人の同僚とお正月の話をした。
向こうではお正月よりクリスマスの方が大事らしい。むしろこっちのお正月がクリスマス。
それでごちそうをいっぱい作る(主にお母さん)。
ターキーとローストビーフとローストポーク。野菜もグリルする。ふっっとーいハムは買う。朝からシャンパンを飲む。
……おせちとお屠蘇に当たるかも?
そして、われわれが思っているクリスマスケーキは、向こうのクリスマスケーキじゃないらしい! 白い生クリームのやつは「バースデーケーキ」だって。
クリスマスケーキと、バースデーケーキと、ウェディングケーキは違うんだって!!!!!
「クリスマスには、本物のpuddingを食べたよ。プリンじゃなくてpudding ね!」
と言われて、『本物の』って…と笑ったら、これ、って示された。つまり☝️のことらしい。
ほんとだぜんぜんちがう!!!
1ヶ月ぐらいかけて作るらしい。干すなどして。
けどシュトーレンともちがうらしい。(ミルクボーイっぽくなってきてる。)もっとmoistureなんだって。
知らんかったーpuddingのこと。
クリスマスケーキとバースデーケーキとウェディングケーキがちがうこと。
「それってどこの国のこと?」
と聞いたら「笑。オーストラリア」って言われる。
そらそやな。ちょっと自分が信じられなくてわれながら馬鹿な質問をしてる。
私は自分がわりと物を知っているほうだと思ってたのにこんなに知らないなんて、こんなに知らないことがあるなんて!
クリスマスケーキがpuddingでプリンとはちがうなんて。
クリスマスケーキだと思っているものがバースデーケーキだったなんて。
言われてみたらたしかに、バースデーケーキとクリスマスケーキが同じものであることに疑問を抱かなかったな。
「でも、そんなこと日本人は誰も知らないと思うよ!」と私はコーフンして何回も言ったけど、あんまり相手にされなかった。
ちなみに同僚はオーストラリアには帰らなくて、お正月は家で普通に焼いた魚と野菜炒めを食べたらしい。「へえ……」と言うと、「何?! かわいそうだと思ってるの?」と言われる。つくづくだけど、日本語うめえな。
ドラマ『恋せぬふたり』(NHK)が面白い。
他者に恋愛感情も性的欲求も抱かない「アロマンティック・アセクシャル」の男女が同居生活を始めるというストーリー。
主人公(高橋一生・岸井ゆきの)が家族や職場の人から、恋愛や結婚を「いずれするもの」という前提で問いかけられる瞬間がたくさん登場する。
「アロマンティック・アセクシャル」じゃなくてもウザいよな、と思う。
ふと自分の家族に置き換えて考えてみる。
私は母にも妹にもそんなふうに扱われたことがないな、って思い当たる。
「行き遅れ」とか、「妹に先越されて」とか、言われたこともちろん無いし、思わされるような瞬間もこれまでにたぶん一度もない。
(ドラマの中で岸井ゆきのは、母にも妹にも父にもふわっとそんな感じのことを悪気なく言われる。)
私の母も妹も、私が楽しく幸せに生きていたらいいと思っている。(たぶん。)
妹の夫の親は、ちょいちょい私についていらんことを言うらしい。ムカつくので詳しくは聞いてない。
私は、自分の母や妹のそういう美点について、当たり前のことだと思ってきたし思っているけど、もしかしたらとても尊いことなのかもしれないと思ってきた。人として当然のこと、ではあるけど、でも同時に私は大切にされているなと知る。いや、わざわざそんなこと感じてはいなかったな。でも、しっかりと感じようと思う。
そういう二人のおかげで、私はまったくストレス無く存分に自分の自由な人生を生きている。それはすごく尊いこと。
1/16(日)
『コンフィデンスマンJP』をみた。テレビでやっていた映画版をみて、TVerでテレビ版も。
長澤まさみが全開にかわいくて、魅力大発揮で、才能超大爆発だった。
能力と性質とやりたいことが全部一致してスコーンッと表現している人の最大の例だなあと思った。
神から与えられた仕事をしてる。神の仕事だな。
求められてることとやりたいことも一致してる。だから光であふれてキラキラがこぼれ落ちてる。
見ているだけで気持ちいい。ただ長澤まさみを愛でる映画(PV!)。はあ~幸せ。
それなのに、台詞もいいなんて。
ダー子(長澤まさみ)は天才的な頭脳と抜群の集中力で難解な専門知識も短期間でマスターしてしまうコンフィデンスウーマン(信用詐欺師)。
今回は、フライトアテンダントになる必要があり、猛勉強して3ヶ月で試験合格・採用決定。
「アテンションプリーズ♪」と浮かれるダー子に、詐欺仲間のボクちゃん(東出昌大)が驚き呆れながら言った台詞がこれ☝️
それに対するダー子の答えがよいの~~!
✨✨「そんなの才能の無駄づかいじゃない」✨✨
だから色んな場所で働くんだね~(詐欺を)!
ワカルー。私も一緒だ。
何でもできる。目的を果たすために努力もする。終わったらオサラバ。被害者と大事な子猫ちゃんたちにしっかり還元💞そして次の場所へ!
もう迷わない。これで決まりさ🤩
1/15(土)
上野リチ展に行った。朝起きたらすごく晴れていたし、友達が来週の新年会のお誘いをくれたから急にテンションが上がったの。
遠くのかよちゃんの引っ越しも快晴だといいなと願う🌞
電車のなかで占いの本を読んでいたら、何かいろいろしっくりわかってきた気がした♐️
河原町からバスに乗らずに川沿いを歩く。
写真撮って、立ち上がったらクラッとしたからあんパンをリュックから取り出すと…
鳥に囲まれる!
あんパン諦めてリュックにしまった。
友達と歩いていた道を行く。
一人でも歩くけど、友達とあらゆる道を歩いた。だから私はこの場所を知ってるんだよねと何度も思う。
そろそろ人を案内できそう。
岡崎公園で、あんパンと持っていったぶどうジュースを飲んだ。
リチ展混んでた。
みんなそんなに何を…と自分を棚に上げて思う。
私は行列して見る美術館が好きじゃないんだよ(みんなもだよ)と思いながら、列を離脱して、ポカッと空いた箇所を見付けては渡り歩いた。
作品に番号しか書いてないのがよかった。タイトルも画材もこれが何の生活用品なのかも、知りたかったら各自手にした「展示品細目」で確認すればいい。答えなんて合ってても合ってなくてもいい。自分で考えたいしすべて自由だ。
前に並んでいた芸大生っぽい男の子が、これがベルト? お洒落やな…と言う。
見ると、細長い金色のものに植物がたくさん描いてあった。
満州の思い出コーナーがよかった。あんな風に長い巻物みたいな紙にほとんど絵で、文字少しのものを書きたい。
こんなに人がたくさん見に来ているけど、この中で本当に描く人(作る人)はどれだけいるんだろう。
やる人とやらない人の違いって何なのだろう。
ということを、見ながらずっと考えていた。
私は? やったり、やらなかったり? やる人と言える???
リチの作品の多くが生活用品であることに強烈に憧れた。ブラウスの…シャツの生地!やりたい!!!
かよちゃんは高校生の時、「プロダクトデザインがしたい」と言っていた。
その時よりももっと今わかるよ。
プロダクト(製品、商品)じゃないけど、二十年以上も造形物を作り続けている友達もいる。
造形物を作りたい、の意味も、今は少しわかるんだよ。
あんパン以来、座ったり食べたり飲んだりする機会を失い歩き続けてしまう。誰かに止めてもらわないと止まれないところが私にはある。
川端二条だって。やりすぎ。
市役所~ゼスト御池で丸亀製麺を見つけて急いで入った。よかったーーー。もう17:00。
帰りに丸善とMOMAに寄る。遊び歩いとるなー。全然帰らない。
店には気に入る便箋がない。売ってる便箋はもう全部知っている。作るしかない!
MOMAで緑のガラスのカップを買った。
余裕ができたから、新学期は学校であったかーいお茶を飲もう。
1/14(金)
今日から学校だったー。⛪️
昨日気付いた。てっきり来週からだと勘違いしていた。
行ってみたら、散歩か挨拶みたいな時程で、2日間布団に潜っていた身にはちょうどよかった。
私を見付けて走り寄ってきてくれるかわいい女の子同僚かわいいかわいいかわいい。
「先生、3年生の授業担当だったからもう来はれへんかと思ったー」
たまらん好き♥️
久しぶりに人々に会えてよかった。
働くのは、やりすぎにならなければ大事だ。
帰りに寄ったミスドで見たメニューがおいしそうすぎて、忘れないように唱えて歩いた。
▼『紅の豚』
1/13(木)
四姉妹の末っ子ニイちゃんが、会社の後輩山田に言われる言葉。
「潔癖」って、よくない意味で使われがちだよなーなんでだろう。
「頑固」とか「固い」とか、「理想を追求しすぎている」とかのニュアンス。
私も昔上司?に言われたことがある。
一緒に温泉に入りながら。(なんだそのシチュエーション)
慰安旅行。
その人は、猛烈な勢いで髪を洗っていた。
「まるで3年間の澱(おり)を洗い流すようだね」と、同僚がこっそり言った。
ニイちゃんはアパレルで働いている。
フレックスタイム制。ノルマ無し。すばらしい。
他の姉妹のために怒ったりしすぎる性格について、「(最近は)聞き流すことや忘れることも、思いやりだと知った」と言う。
なんかそれもわかる気がするんだよなー
だんだん変わるのかな。
ばらばらに暮らしている姉妹達と母。
山の上の母の家にちょくちょく帰ったり、誰かの家に集まったりしている。
今回は会社の後輩山田がついて行った。
家族みたいなものが広がっているような。
いいなーそういうの。
と思ったり、けっこうそういうことしてるかもなーと思ったりした。
そういうことに近いことをしてる人たちの顔も浮かんだ。
境い目を曖昧に。広く。
どんどんそういう所に近付いていっている気がする。
市役所勤めをしている次女の太重(たえ)👓️が、他の姉妹それぞれの名前を書いた瓶を部屋に置いていて、思い付いたらお金を入れているの超素敵。
神社にお参りに行くようなものだなあと思った。
茉子ちゃんの瓶がいちばん多い理由のエピソードめちゃくちゃよかった。
茉子ちゃんが、理不尽に残酷なことを言われる瞬間。
太重が見ててくれたのがよかった。
1/12(水)
なんか急に思い出したばあちゃんの言葉。○○ちゃんは妹のこと。
○○ちゃんは恋愛結婚なのか? ということが聞きたかったらしい。
妹はいなくて、私に聞いてきた。
め:「そう…なんじゃない?(知らんけど!)」
ば:「そらいいわ~。うまくいくわ~」
何にせよ、ばあちゃんは、「二人がこれからも円満に、うまくいくだろう」ということを言いたかったらしい。口にしておきたかった、といったところかもしれない。たぶん深い意味はない。妹と夫にとって何でもいいから良いことを言いたいという感じがした。
そういうばあちゃんの気遣いは色んな場面で感じた。
私は、ばあちゃん、「恋愛結婚」とか知ってんのか! と驚いたし、世間では「恋愛結婚」=「いい」ということになっているのを知っているふうなのにもびっくりした。
「ばあちゃんは?」と聞くと、「昔はそんなの無かったもん。みんなお見合い」。
お見合いかー。よければいいけど、やだったらやだよなー(何でもそう)。
強制な感じなのかなーそれは…ううう…。
この時代のこと、ばあちゃんからはいったいどんなふうに見えてんのかなーと思うとわからず、世代をまたがって生きるってすごいことだな。柔らかいよな。
1/11(火)
友達のAちゃんと映画『偶然と想像』を観に行った(2回目)。
映画までに5時間ぐらいしゃべった。
私は聞きたいことがあり、Aちゃんのパートナー(配偶者・・・???本当にまだこの時代には適した呼び方がない! Aちゃんは第三者の前でも彼を名前で呼んでいる。マネして「B君」と呼ぼう)について尋ねた。
例えば、ある映画について、Aちゃんが「倫理的にor人権的にorフェミニズム的にor感覚的に…アウトーー!❌」と思う箇所があるとする。もし、B君が(Aちゃんがそう思っていることに気付かないまま)「いいよね~⭕️」と言ったとしたら、Aちゃんはどうするの?
その時のAちゃんの答えがよかった。
「そうしたら、議論が始まる。何が「いい」と思ったのか聞く。何が「アウト」なのか言う」
カーン!🔔
ってゴングの音が聞こえた気がした。
でも軽やかで明るい。
その真面目さが、いいな! と思った。頼もしい。
そっか。議論したらいいんだね。一人で落ち込んだり憎んだりしているばかりでなく、話をしたらいい。説明したらいい。
時に「啓蒙」になるかもしれないけど、それはそれとして、ひとまずは考えていることを言うのが大事で、もしかしたら私は人に対して、言ってるようで言ってないのかもしれないなと思った。
「始まる」っていいよなあ。先があるってことだから。
そして、そういうふうに人としていくことも「創造」なのかもしれない。
ふわふわのフロスはAちゃんの個人的お気に入り。アメリカ製。個人輸入。歯の隙間に、ガクッじゃなくて、ふわっと入っていくんだって笑。
1/7(金)②
金曜ロードショーで『千と千尋の神隠し』を観た。
カラフルで怖くて面白くてわくわくした。
最後とてもよかった。
銭婆のセリフ。思い出せないことと忘れることは違うんだ。すごくホッとした。
実はこれまでに2度ほど観たことがあった。
でも、よくわからなかったし、カオナシが変だったし、千尋が途中からはつらつとしだして急にすべて見えているような言動に、置いていかれるような気がした。赤ちゃん(坊)はデカすぎてかわいくないししゃべるし、人間じゃないもの達ばかりでわけがわからなすぎて無茶苦茶な話だなーとしか思えなかった。
こんなに面白いなんて。
わからない。けど、面白い。
受け持っているクラスに、ジブリ作品をこよなく愛する両親を持つ生徒がいて、古典の時間に『かぐや姫の物語』を観せたら「帝ってキモいよね。あご長いし」って意気投合した。
気になって、「何の作品がいちばん好きなの?」 と聞いてみたら『千と千尋の神隠し』と答えた。
だから私も観てみた。
観てよかった。すごいきっかけもらったな。
わかってもわからなくても、面白いと思うのはうれしい。
わからないし面白いからまた観たいって思った。
▲「成長すること」について書いている良い分析だな~と思った。「成長」って別に目指さなくちゃいけないものでも、必ずしもいいものでもないよなーって思ってる。子どもに「成長したねー」とか言うのやだなーって思ったりする自分ってひねくれてるなーと思ってたけど、似たようなこと考えてる人いた。
1/7(金)①
日記が日付を追い越してしまってるな~。
今月のテーマを「言葉(金言)」にしたためか、頭の中がやたらとうるさい。
言葉に付着してるイメージやアイディアが多いタイプの人間なんだろうな。
これは昔友達に言われた言葉。
言われて、だよね~と思ったし、今も思ってる。
トイレットペーパーみたいな長さのLINE(仲良しの美容師さんの表現。若いのに渋くない?)を送ってしまうこともある。
具体的なことが大事だと思ったかと思えば急に抽象的なゾーンに入って感覚的な言葉を重ねて送ってしまい、下手な詩みたいな文になることも。
LINE嫌いなの?
苦手なのかもしれない。
相手のこともよくわからないが、自分がどうしたいのかもわからない。
私のことを、エネルギーにあふれていると表現してくれた友達もいる。嬉しかった!
そう。それで、自分でも謎なタイミングで急に重い話や深い話を始めてしまう。返してくれる人とか付き合ってくれる人って大変だよな。
わきまえて、ほどほどとそこそこにしておかなきゃいけないなーって思う。
普通の返し方もできるようになりたい。
平坦な、距離を保った理想的なあり方の修得。が課題です。
1/6(木)
録画していた『おかえりモネ』を観た。1日かけて、最後の4週間分ぐらい。(あと1週間分残っている。)
モネが島に戻ってからのストーリー。
『嵐の気仙沼』とか、『大人たちの決着』とか、週ごとのタイトルがいよいよよかった。
おじいちゃんがモネのこと「モネちゃん」って呼ぶのすごく好き! 妹のみーちゃんのことも「みーちゃん」って呼んでる。
上のセリフは、モネの父(内野聖陽)や母(鈴木京香)が自分自身に、そして娘たちに向けて言っていた。
みんな、答えなんか知らずに悩みながら生きているのがよかった。
私は4週分観ながらずっと泣いていた。
3セリフに一度は泣く計算。
身体中の水分無くなるんじゃないかって思った。
大人たちと若者たちの姿を見て、心の中を予測して泣いた。
モネを観ていたら、臨月の友達から、「産まれたよ」とLINEが来た。
さらに泣いた。大泣きした。
よかった。無事で本当によかった。
1/4(火)&1/5(水)
どれも、ジャニーズファンの人たちの金言。
◎ 年の暮れに、ジャニフェスに行ったかよぴーとあすぴー(友達)。
ジャニーズJr.の予期せぬ登場に歓喜して、隣で崩れ落ちたあすぴー。「右の人が」と冷静に描写するかよぴー。ふたりとも面白い。
翌日、私は美容室に行き、美容師さん(ジャニーズファン)に話したら、爆笑かつ「失神する人もいますからね!」
◎ 年末最後の授業で、「推し」の話題になり、ある生徒がジャニーズ好きという話をしてくれた。
徐々に私も気になり始め、テレビで『ジャニーズカウントダウン2021』を観た。
「素敵で面白くてすごく堪能したー!」 と、かよぴーに話したら、「それはその生徒の子も絶対観てますよ! 一緒に年越ししてるってことですね!」
キャーー! なんなのその愛と幸せに包んだ解釈、かよぴー!💞
ジャニーズファンの人たちは、「推し」から人をときめかす技までも移ってしまうの~~💞💞
◎ 美容師さんのインスタの1月1日が「#お誕生日おめでとう堂本光一」だったので、もしかして…と思って聞いたらジャニーズファンだった。これまで色んな話をしてきたけど知らなかった!
「キンキのファンなんですね~。インスタに…」と言うと、「あー!あの時ブチ上がってたからなー!☺️」
…ブチ上がってた!!!
これこれ~、パンチライン✨✨
若い!新しい!言葉!好き!
普段わりと丁寧に話してくるのに、急にぞんざいな素の言葉萌える…。
女の子のブチ上がるかわいすぎる…。
カウントダウンは一度観た後、すぐ最初からまた観たらしい。
完全にみんなで一緒に年を越したね💞
1/3(月)
全部ばあちゃんの口癖。
ばあちゃんが帰っちゃった後、私と妹はばあちゃんの真似をした。
滞在中、私も妹も母も、ばあちゃんによく褒められた。
部屋には、飾ってあるものや布の小物類など、手作りのものが多いから、ばあちゃんは一つずつ手にとって眺め、尋ね、褒めていた。
私の描いた箸袋ももちろん褒められた。
母の住んでいる部屋も、日当たりがいいし、眺めがいいし、低すぎも高すぎもなくちょうどいい、これなら寂しくない…とにかく日当たりがいい、本当にいいとこに入ったね~と何度も何度も褒められた。
「ばあちゃんって昔からこんなに褒める人だったの?」
と母に聞いたら、反対に、「どうだった?」と聞かれ、「うーん、どっちかと言うと、小うるさいイメージ…小言を言うような…役割? の人」
「そうだよね。褒めるようになったのは最近 」
年を取ったのと、母達にお世話をされていることと、普段は外の場所で暮らしていること…などがばあちゃんを変えていた。
今は本当に穏やかで感謝とお褒めの言葉が多いおばあちゃん。という感じ。
しかし、素のようでいて、実際は好かれる方法を知っているし、どうしたら相手が気分よく優しく、ひいては自分が居心地よくいられるかっていうことを知ってる。
世間知というか、生きる知恵なのかも。
ただのぼんやりおばあさんでもない。
ばあちゃんのこと、あんまり知らなかったな。
1/2(日)
友達と飲みに行った。
ずいぶん昔に勤めていた場所の同僚で、時々こうして一緒に飲む。
その職場の今の状態とか、私も知ってる人たちのことを教えてくれたりする。
でも、お互いにだんだんと最近は今の自分についての話になっていて、それがとてもよかった。
私は、最近、人に対して興味があるのか無いのかよくわからなくなってきていて、もしかしたら無いのではないか? 自分のことばっかり考えたり悩んだりして、しかもそれを人にも押し付けて自分の話ばかりしているのでは…。
という不安に駆られ、思わず口に出したら返ってきた言葉。
友達はやさしい人なので、果たして信じきってよいものかとも思うけど、面と向かってすぐに言われたのは、ものすごく嬉しかった。
1/1(土)
ばあちゃんが家に来た。今日から2泊する。
ばあちゃんは94歳。何回も同じこと聞いてくるし、テレビの音がめちゃくちゃデカくて一緒にいると頭がおかしくなりそうになる。
でも、明るくて穏やかで朗らか。
おしゃべりってほどじゃないけど人と話すのが好きみたいで、いろいろと率直に言う言葉が面白い。
そのなかでもこれにしたのは、ばあちゃんが奥の部屋に寝に行く時に、漫画を読みながら眠っていた私にわざわざ言ってきたから。
あ、わざわざ言ってくれるんだなとか、自分の行動の報告してくれるんだなとか、挨拶するタイプなのかなとか、いろいろ思った。
でもいちばんは、言い方がかわいかったから。めぐちゃんって呼ばれるの好きだー。昔からばあちゃんにとって私はめぐちゃんなんだなー。どんなに生意気なことを言ってもめぐちゃんなんだなー。嬉しいな。
あと何回ばあちゃんにめぐちゃんって呼んでもらえるのかわからないけど、ずっと呼ばれておこうと思う。
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