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腹違いの妹に750万の借金を背負わされそうになった(後半)


弁護士と義妹に会った翌日。


出勤し社長(女性)や同僚に義妹達とのことを早速はなした。
(先方が妙に、印鑑証明のことを言ってきた事も)

(当時の勤め先は小規模な会社でアットホーム。社長には本当に良くして頂いた)

弁護士から貰った名刺を社長に見せたら念のためと弁護士協会など調べてくれた。
(会社が契約してる司法書士さんがいるのでその人にも聞いてくれたりした)

そうしたらなんと
あのおじさんの名前が見当たらない!


弁護士協会に電話もして確認した。

電話口で「そういった弁護士は登録されておりませんが…
原則として弁護士は協会に登録をしないと業務は出来ません」
と。


驚愕!!

貰った名刺はニセモノ!

ニセ弁護士だったのだ!!


一気に血の気が引く😱


様々な疑問が次から次へと浮かんでくる

・義妹はニセ弁護士と知った上で、私に会わせた?

・ニセ弁護士とグルなのか? 命令されたのか?

・ニセ弁護士と父の関係は本当?

・借金額とマンション価格は本当?


わたしだって頭の中お花畑ではない笑🌸

危機管理センサーがビービー!だよ

どう考えても義妹が
あのお肌ツヤツヤおじさんを
ニセ弁護士だと知らないはずがない。


あの二人のやりとり、雰囲気、表情
浅い知り合いではないのは明らかだ
(HSPは観察力バツグン!笑)

「キミ以外に相続権利持ってる人間がいないかを色々調べさせてもらったよ。全部知ってるからね」


と言われたのを
弁護士ならそういう事もできるか・・と思った。


だが!
ニセモノと発覚したからには
弁護士でもないのに、戸籍謄本等調べ尽くしていて私の母方の親族の事まで知っていた。


自分の知らない事まで、調べられてる気持ち悪さ



そして一気に義妹への不信感が募った!

いくらお互いに姉妹とも思っていないとは言え
一応半分血が繋がっている関係だぞ?!



あの子まで母親を失って可哀そう・・と
姉心が少し芽生えてたんだぞ?!

わたしの姉心をどうしてくれるんだ!笑



淡い姉妹心は消えた。


会社の司法書士さんの話では

「ひょっとして
借金だけをかすみさんに負わせて
資産を義妹さんに相続させようとしてるのでは?

委任状に印鑑だけして印鑑証明は渡してないのなら大丈夫。

印鑑証明がなければ必要書類不備で通らないよ」

と・・・
マジで危なかった!

(私の事だから、その場の空気に合わせようとして渡しかねないから
(-_-;)
実はあえて印鑑証明を持っていかなった笑)

あのニセ弁護士に捕まったらダメだ。

ニセの名刺まで作ってあって計画性ありすぎ・・。
まともじゃない奴かもしれない。


この時から私は防御へ全振りし
ニセ弁護士には2度と会わないと決めた。


後日
義妹から電話がかかってきた。

義妹
「かすみさん、この前忘れてた印鑑証明は
いつ貰えますか?いつが都合良いですか?」

わたし
「ごめんね~!仕事が忙しくて予定が分からないから
またこちらから連絡をするね」

義妹
「・・・・・(電話口を塞いだ音)
あ、あの!良いですよ~お家へ取りに行きますよ
お手間をかけてもいけないですし」
(お手間って・・良い慣れてない言葉なのがバレバレ)

わたし
「残業もあって帰宅時間バラバラだから無理かなぁ
本当にごめんね!今、仕事で手が離せないからまた
こちらから電話するね!じゃ!」

強引気味に電話を切った。


電話口を塞いでいた時の間・・・
義妹の声の雰囲気
確実に、ニセ弁護士が隣にいるなと感じた。


そのまた翌日
義妹からまた電話があった。

義妹
「かすみさん、いつごろ会えますか?忙しかったら
郵送でもいいので印鑑証明送ってください」

わたし
「あ!それね、いいよ。私が自分で相続放棄の手続きするから。
私の母親の時にもしてるし
知り合いに司法書士もいるから大丈夫」

義妹
「え?!・・・・(電話口を塞ぐ音)
いや!あの!かすみさんのお手間になるから良いですよ!

こちらでします!だから印鑑証明をお家まで取りにいきますよ!」

わたし
「いやいや~!大丈夫だよー本当に。
あ、じゃ仕事あるから電話切るね~。じゃあね!」

^^;・・・・・


たぶんこれで察しただろう。

義妹を避けてること。
こちらにも司法書士がいるというワードも出した。

遠まわしすぎるかもしれないが(ハッキリ言えない性分^^;)

もう、これで諦めてもらおう。


このあとの着信も無視した。


その日、仕事を終わらせて帰宅した。

ん?郵便受けに何かきてる・・
(郵便受けは玄関扉に直についていてる形式)


宛名が無く封も閉じていない封筒

なにこれ?

中身を見たらメモ紙に

「かすみさん、連絡をください。待ってます。手続きできないと困ります。 義妹」


え!? 

義妹から!?
切手がないってことは直接投函したんだ・・という事は
家に来たんだ!!


思わず、慌ててベランダの窓のカーテンを少しあけて外を覗いた・・・

それらしき車や人影はない・・・
🪟👀・・・

ホッ・・・。

というか、こっわ!!!
ニセ弁護士も一緒だったのだろうか?!

ちょっと待ってーーー!😱
鉢合わせてたら強引に家の中に入られたかもしれない!


諦めてないんだ!
なにが何でも印鑑証明書を取るつもり?!


(皆さん印鑑証明マジ大切です。当たり前か^^;)


電話を無視したら直接来るという
追われてる恐怖感!

翌朝。
家にいるのが怖いから早めに出勤した。


仕事の休憩時間に携帯を見たらまた着信がきてた。
携帯画面をスクロールすると

義妹 10:04
義妹 10:10
義妹 10:13
義妹 10:40
義妹 10:42
義妹 10:49
義妹 10:54
義妹 10:59
義妹 11:03
義妹 11:04




なんと! ズラズラと20件以上の着信履歴が残ってる!

しかも数分おきにかけてきてる
留守番メッセージも入ってた

「かすみさん、まだお仕事ですか?連絡ください」

「かすみさん、留守電聞いたら電話ください」

「無言・・・プツ・・・」(留守電に切り替わったから電話切った音)


ストーカか?!


何十回と電話してきてるし
携帯触っていて油断すると電話がまた鳴る

頭おかしくなりそうで電源を切った


義妹たちの必死さも恐怖感が一層増した。

帰宅した時に待ち伏せされてたら捕まる・・
他にも人を(ニセ弁護士の仲間)連れてきてたらどうしょう・・


怖い・・・

わたしは数日分の服などを持って逃げた。


。。。。。。。。。。。。。。。。

ここまで読んでくださって誠にありがとうございます!

長くなったので^^;
この続きは 「逃走劇・ニセ弁護士と義妹」へ

🌸🌸🌸🌸🌸🌸

そろそろ父の日が近いですね^^

今回のご紹介はコレ


あんぽ柿です!
昨年の父の日に贈って喜んでもらえたお品です♪
義両親共に柔らかい柿がとてもお好きとのことで
贈ったら「すごく美味しかったよ♡^^」と
喜んでもらえました!
あんなに喜んでもらえたので今年もコレを贈ります♪
自分用には高くて買えないけど、贈り物だと抵抗はない金額👀
不思議です笑







こんな私を気に入って頂けたり、応援したいなと思って頂けましたらよろしくお願いします☆サポートして頂けたらめちゃ嬉しいです!