三山 重

小説やエッセイを日々書いています。 あなたの好きな文章を紡げていたら嬉しい。

三山 重

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マガジン

  • 日記

    心が沈んだ時、脳の整理のために書いています。

  • 腰痛文藝

    椎間板ヘルニア療養中です。 寝床でうんうん唸りながら身動きの取れぬ日々の中、一日が普段より長くなったものですから今まで挑戦できなかった"言葉"での遊びをしたい!という欲からはじまりました。 腰ノ痛ミニ負ケズ、丈夫ナカラダヲマチ、欲バカリ! 寝床から届ける言葉の連なりを"文藝"と呼ばせていただきます。 直れ腰! 紡げ言の葉!

  • 短編小説

    4000字前後の短編。練習中。

  • エッセイ

    テーマに沿って書いた思い出など。エッセイ形式で楽しんで書きます。

  • 【練習記録】1000字程度のショートショート

    書くことを習慣にしたい。 1000文字前後で書く練習のショートショート。 ■ 練習作品のテーマにはお題サイト「腹を空かせた夢喰い」による100セットお題を引用しています。https://hirarira.com/title/100.html

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【自己紹介】三山重 執筆物まとめ【大解剖】

今更ながら、三山重です。 つらつらと記事を執筆していましたが、自己紹介になる記事、並びに私の創作物の案内板となるような記事が皆無でしたのでまとめることにしました。随時更新予定ですので、ここを見れば最新の私の状態がわかる。 そんな記事にしたいと思います。 少しでも私に興味を持ってくださった方は、こちらを見て私を知って、もっと深い興味のもとお声がけいただけたら幸いです。 深い、深い愛を皆さんに。 自己紹介 東北出身。平成生まれ。 幼少期より物語を書くことが好きで、やめられ

    • 2024.07.05

      ブロック注射を打ち一日。 昨日よりも確実に歩きがスムーズになっていて、これはもう社会復帰が可能なんじゃないかと思うものの長い時間座ることがまだ出来ず、床に伏す。こうしていると本当に虚しくなって、時間があると思っていたはずなのに何も出来ず消費してしまう時間の多さにまた心を病んでしまう。 休んでいい時間だと言うのに何もしていないことで気持ちが下がる。生産性のない人間だと思ってしまう。肩書き上は会社員であるが、ニートと変わらないような無職であるような感覚がある。このまま会社に戻

      • 2024.07.04

        寝具の上で痛みを散らしていたら7月がはじまってしまっていて、目眩がしてしまいました。 ヘルニアは緩やかに悪化しており、本日ブロック注射を打ちました。 病院着に着替え、施術のためによくわからない機材の上にうつ伏せになり、腰と半ケツを出した状態で大人に見守られている状況があまりにも情けなくこんな大人になる予定じゃなかったのになと軽く落ち込む。君たちはヘルニアになどなるな。 神経に直接薬を打ち込むとは聞いていたものの、想定を超える痛みに脚が弾け飛んだかと思った。 「痺れ、こ

        • 【1日目】フリー素材短歌

          本日も三山重です。 昨日、日記にて宣言した通り椎間板ヘルニアにて座っているのもしんどく何も出来ない状態ですから、せめてもの思いで指先と脳だけが元気であればできることを絞り出し、療養中に少しでも糧となることをしよう! と私の許可を取らずに私が企画したもので、どこまで続くのか分かりませんが、やり遂げることで何か自分の自信になるかもしれないということで、向き合っていきます。 【1日目】フリー素材短歌 フリー素材短歌? すみません、私も初めて言いました。 私がよくお世話になっ

        • 固定された記事

        【自己紹介】三山重 執筆物まとめ【大解剖】

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          2024.06.28

          椎間板ヘルニアになりました。 前回の日記でも書いた通り、腰が終わってしまったのでMRIを撮りに行ってきました。半年に二回MRIを撮る。こんなにも私の身体がボロボロだったとは。 2回目のMRIは大きなバンズの中に挟み込まれるパティの気持ちになる構造で、固定されるのも腰だけで大分気が穏やかでした。初めての時にもあっただろうが全く記憶のなかった押しブザーを手渡されて「万が一の時は押してね」と言われ、試し押し。安全に稼働することを確認した上で機械の中へと吸い込まれていきました。

          2024.06.20

          朝になると脚が痛い。しかしながら一日を過ごすことによって痛みが消える。 そんな日々を半月ばかり繰り返し、脚どころの騒ぎじゃないぞと病院に行った。 朝9時。 会社に通院後出社する旨を伝え、病院の窓口に向かうと「3時間かかりますよ」と言われた。背に腹はかえられぬ。会社に「昼過ぎになります」と伝え待合室の椅子に座った。 整形外科には右を見ても左を見ても老人しかおらず、知らない間に私も置いてしまったのかと思った。座っている私を見る、後からやってきた老人たち。誰かの付き添いだと思

          2024.06.15

          昨晩、久しぶりに酒を飲んで「暴れてやるぞ」という気持ちで夜ふかしをしたので、気がおかしくなるような時間に二度寝をしてしまった。 しかしながら宣言を聞いていた母は「思ったほど暴れてなかったね」と私を見て言っていた。次はもっと驚かせてやりたい。 今更の自己紹介だがお笑いを見るのが好きで、定期的に芸人さんのYoutubeを見ている。ネタを見るのはもちろん好きだけれど、企画を見るのも好きで、色んなものを見ている。そんな中で「好きな出囃子」の話をしている動画があって、わくわくしながら

          2024.06.09

          少し日記の感覚が開いてしまった。 また細々になるだろうが再開していきたい。頑張るね。 今月からという半端な時期に異動があって、新しい業務を請け負うことになった。それがまた自分の性に合わなくてたった一週間なのに根を上げそうになっている。給料を時間で割って、1作業分の金額を計算して心を保とうかな。1作業何円と思うと業務を金額として視覚化できるので、気が楽になるかもしれない。なるか? 「真面目だね」と言われるのが苦手である。 苦手というか、トラウマというか。うまく言えないのだけ

          2024.06.04

          職場で電話によるアポ取りをしていると、名前やアドレスを聞く場面に遭遇する。齟齬なく伝えようと思うとなかなかハードルが高く、様々な人が試行錯誤しているのをよく聞く。 私が「亜空間のアです」と説明していた文字を「亜細亜のアです」と説明している人を初めて見たときに「教養だ」と思ったのを思い出した。 インターネットでよく聞くネタではあるが「樹木希林のキです」と伝えて「どのキですか?」となるようなポンコツアナウンスもまれに発生する。それほどまでに口頭で伝えることは難しい。 以前コー

          2024.06.03

          昨日くしゃみが止まらなくて死を覚悟したのだが、一日経って今日は全くでなかった。あれはなんだったのか、その謎を探るため我々はアマゾンの奥地に……。 六月。 開幕であまりにもつまらないボケをしてしまったのでちゃんと自害。 転職の前に部署移動というものがあって、辞めづらくなってきたところなのですが、新しい部署はことあるごとに柏手を打つのが謎すぎてなじめる気が全くしない。朝礼の後、休憩前、休憩後、終業前。全てのタイミングの締めに柏手を打つ。意味がわからない。「これ、私もやるんですか

          2024.06.02

          遂に家のドライヤーがお亡くなりになった。 数年前から怪しいなという予感はしていた。友人の家、ホテルなどでドライヤーを借りる度、私ごと吹き飛ばされるのではないかという風量に驚愕していたのだが、普通に我が家のドライヤーがよわよわ風をお届けしていたのだということに気がついてからもどうにか踏ん張っていた。 一昨日、焦げの匂いと共に冷風が出なくなり、昨日、先に風呂から上がった母が髪を乾かしている間に寿命を終えた。丁度髪を洗っていた時に訃報を聞いたものの、私の髪はどうしろというのだとい

          2024.05.30

          幻覚を見るのはとてもいい。 語弊が多いにある書き出しになってしまった。架空の芸人ライブを観劇したよという記事を執筆したことによる感想です。BUMP OF CHICKENは見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだけれど、私は見えないものを見ようとしてnoteを書きました。 昨年「文芸フリマ」に出展するにあたって作った創作キャラクターを元にして書いた記事だったのだけれど、感想記事+漫才+コント+フライヤー制作ということをやって何がなんだかわかんなくなって最高でした。妄想を具

          【創作】午前3時の戯れ言 初単独公演『今日を延長中。』観劇レポート【架空芸人】

          ※この記事は創作です。実際の人物、企業、団体とは関係ありません。並びにタイトルにある公演は実際に上演されることはありません。また、使用しているコンビ名は2023年時点のM-1グランプリにエントリー記録のない名前を使用しております。 午前3時の戯れ言の初単独『今日を延長中。』を観劇しました! 午前3時の戯れ言って? 午前3時の戯れ言はあくびさんとネムちゃんからなる男女コンビで、昨年結成したばかりという若手芸人さんです。 あくびさんは岩手県出身の29歳、ネムちゃんは群馬県出

          【創作】午前3時の戯れ言 初単独公演『今日を延長中。』観劇レポート【架空芸人】

          2024.05.23

          打ち合わせがあったのでフォーマルな格好を久しぶりにした。カラタチの大山さんみたいになってしまってちょっと萎えた。スーツが似合わなくて、ブラウスとカーディガンという少し緩いフォーマルに逃げてしまう。スーツでなくて良い打ち合わせだったからだけれど。今日のような格好をすると親に「高校生だね」と言われるのが嫌すぎる。助けてくれ。大分おとなだぞ、これが褒めなわけがあるか。 部屋の片付けをした。 大学時代に地元に帰ってきてから開けてなかった段ボールがあってウケてしまった。そんなことある

          【短編小説】渦

           鈍い音がして顔を上げると、店の奥のカウンター席から誰かが転がり落ちたようだった。ほどよく狭い店の中で、その音はやけに重く響いた。床に倒れ込んだ女性はピクリともしていない。隣の席にいたボブカットの女性はそれが特別なことではないとでも言うようにイスに座ったまま黙って見下ろしていた。どこか悪いところを打ったのではないかと心配する私と裏腹に心底面倒くさそうな顔をしていたのが気になった。 「バカだよねえ」  隣に座るユウキが呟く。呆れと笑い、嘲りのようなものが混じった声だった。ユ

          【短編小説】渦

          2024.05.20

          今日は朝から雨だった。 ありがたいことに在宅で可能な仕事をしているので、家にいればいいものを発送物があるという理由で外出を決意。大した雨じゃないなと思っていたのも束の間、相当な雨に変わって気分がぐんと萎えた。 家で作業するのが向いていなくて、喫茶店に行くことが多い。気持ちが切り替わるような気がするのだが、それで長時間滞在するのが申し訳ないきもちになって店を転々としてしまう癖がある。もう少し横柄でもいいのだろうか。のびのびとドトールの中央で裸婦画を描いているあのおじさんのよう