2024.07.04

寝具の上で痛みを散らしていたら7月がはじまってしまっていて、目眩がしてしまいました。

ヘルニアは緩やかに悪化しており、本日ブロック注射を打ちました。

病院着に着替え、施術のためによくわからない機材の上にうつ伏せになり、腰と半ケツを出した状態で大人に見守られている状況があまりにも情けなくこんな大人になる予定じゃなかったのになと軽く落ち込む。君たちはヘルニアになどなるな。

神経に直接薬を打ち込むとは聞いていたものの、想定を超える痛みに脚が弾け飛んだかと思った。

「痺れ、この方向にくるでしょう」と、診察の際に受け答えがポンコツすぎた私に薬を投与しながら先生が説明してくるのに「確かに」しか言えない時間もあった。痛みを分散させようとすると語彙がイキり未成年になってしまうのもついでに治せませんか?

施術後はパラマウントベッドに乗って院内を運んで頂いたのですが、横たわっている目線のまま移動していいくのが初めてでどうも気まずくなってしまい、作業をしている看護師さんや業者の方が近くにいらした際に「……ッス…」と変に首だけで会釈をしながら処置室まで戻った。

身動きが取れない私のため付き添ってくれていた母が、経過観察のため二時間程度休む私の傍で待機してくれていた。愛。

15分間隔で看護師さんが血圧を測りに来る以外のイベントはなく、暇を持て余した母がベッドの脇で定期的に踊ったり、寝ている私の足元に堂々と横たわったりしていてだいぶ愉快だった。

私もよく持て余すと小さくダンスを踊ってしまうタイプで、友人に「なんで踊ってるの?」と言われてから気がつくを繰り返して今日まで生きてきたのですが、母の姿を見て「この人の元に産まれたから仕方がないか!」と思った。迷惑かけない範囲で皆さんも間を埋めるために小さく踊る日々を過ごしてみてほしい。

こっからは薄く、私への言い訳。
腰痛に耐えながらでも文章を書けるだろうと、連載形式で毎日何かしらを書くぞと息巻いていたのですが普通に痛みで断念する日々でした。

初日に挑戦した「フリー素材短歌」は楽しかったので定期的にやっていきたいです。これで文芸フリマに出すことが出来たらだいぶたのしいかもしれないなとおもうなどしました。原稿の作り方だけはまだわかってないです。勉強しなきゃ。

大学在学中に「一文物語」という取り組みをしていて、たった一文でどれだけの余白を想像させられるかという課題だったのですが、その一文を更にどう膨らませられるか? という反対のトレーニングも行っていたことを思い出し、初日に詠んだ短歌を元に400文字程度のショートショートを書いています。長く書く練習をしていただけに、400文字の制約をつけた途端脳が焼けるかと思いました。焼けてます。

焼き切れるより早く、形にしたいと思っています。明日こそ、読んでいただけるように気合いいれます。薬が効いているうちに足掻くぞ。

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