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「子どもはうんこ製造機だ」と演説を始めた音楽教師に名指しで侮辱された、小学5年生の反論


ボキャブラリーは単に多くの単語やレトリックを知っているだけではなく、コミュニケーションも上手に話せばいいわけでもないですね。

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1980年代、音楽の授業は別館の音楽室で受けていました。40人ほどの生徒がいる小学5年生の音楽の授業で、音楽担当の中年男性教師が突然、「子どもはうんこ製造機だ(現代語訳: 子どもは食事をして排泄物を作るだけの存在だ)」と演説を始めた。役に立たない、大人に面倒をかける存在だと言いたいらしい。

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教師は私を名指しで、お前もそうだと侮辱したので、私は反論しました。

「親が仕事を持っているから、炊事の手伝いやおつかいなど、出来ることはしています」と、日常的な活動を挙げて説明しました。

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おそらく、言葉に詰まって泣き出すようなことを期待したところに、私の可愛くない冷静な反応を受けて、つまらなかったのでしょう。教師は話題を変えました。

教育者の倫理の欠如、子どもや命の尊厳の無理解、そして適切なコミュニケーションの欠如を、一度の会話で告白するようなものだから、危ない先生です。

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子どものボキャブラリーでも、落ち着いて話せば理不尽な大人に対抗できたこと。いつも可能なわけではないけれど、小学5年生の言葉と考える力しか持たなくても、中年教師に反論できています。手持ちの道具や技術が不十分でも、諦めなくて大丈夫。

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この教師の言動は、人間の存在に対する浅薄な理解を含んでいます。生命の尊厳は、生産性や有用性とは別で、役にたつ・立たないという条件無しで尊いはずです。

ハラスメントや不適切な発言をする人々の根底には、人間性への理解の欠如と歪んだコミュニケーション能力があるのかもしれないと、この思い出が囁くのです。​​​​​​​​​​​​​


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