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表現者は無限の前に立っている

noteの街の方々は、言葉を大切になさるし、研鑽されていますね。

表現力は語彙の多さだけでなく、相手に合わせる力も重要です。

この人気シリーズ、最初は9歳に分かるように、専門家が歩み寄っています。

専門家同士の会話も魅力だけど、小学生にどう話すかも、見どころです。

❄️



太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

『測量船』三好達治

数学や哲学と詩は高度に抽象的なことを扱える点が共通します。引用した詩は、これで無限の広がりを描写しています。しかも、小学生も鑑賞出来る書き方ですよね。

とことん削ぎ落として、難しいことをやさしく表現している。

世界は本だけでも、我々が読みきれない量があり、パブリックドメインの古典に絞っても、同じく。

だから、書くことをやめると圧倒されるのではなく、それでもなお新しいものを生み出そうとする、反骨精神にも似た情熱が、クリエイターの故郷やエンジンなのかもしれません。

無限なんて日常で感じにくいけど、立ち止まって探すと周囲にありますね。


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