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日本語は曖昧で空気を読むからこそ、婉曲話法を味方につけよう

結論:

ものには言い方があります。人間関係を円滑にするには、状況に応じた適切な言葉選びと、大切な相手へのマメさが重要です。今回は婉曲話法を考えてみます。

シンプルに、明確に伝えることは大前提です。これは、応用編。


起:

ECサイトで「上のものを出せ」と呼ばれて出ていくエスカレーション対応を経験すると、激怒して感情的になっている方のお話を聴く頻度も上がります。大多数は普通の方で、お怒りになる理由があります。ただし、稀に金品を要求する悪質な方も存在するから、状況に応じた対応が必要です。婉曲話法、直接指摘せずに遠回しに伝えることも効果的でした。


承:

この経験は、日常で使えます。例えば役所の障害福祉の窓口で、差別的言動を避けて欲しいのなら、直接的な指摘を避け、「あなたは福祉の専門家だから差別はないと考えています。すると、確率的に前提知識の共有が出来ていない可能性があります」と、差別というキーワードを相手に渡すことも出来ます。自ずとその場から差別的な空気は消えました。

抽象化すると「あなたは良い人だと思う」という牽制です。(だから、しないよね? を含めている)


転:

感謝に応用してみます。「気の利いたうまいこと言うのが苦手で、不器用で申し訳ないんだけど」と前置きし、「いつもありがとね」とか「具体的にあのことはありがとね」と、伝えることも出来ます。「素敵なあなたに相応しいほどの言葉が探せないんだ」と、言外に伝えています。

婉曲話法なので、理解しない人もいるし、毎回言うと、「成長しろ」と苦笑されるかもしれないから、使い方は工夫してください。機械的にやってはいけない。


結:

SNSで「いいね」を押す数は、おそらくオフラインで接する人々へ行う数より多いでしょう。本当は、逆にしたいですよね。

期間限定のコンビニスイーツはお土産や、職場の差し入れに使い易いです。マックのハンバーガーとか、スタバのコーヒーが適する場合もあるので、状況によります。

荷物になるから渡し方は注意だけど(デートの間ずっと荷物になる)、お花もオススメです。理由は、センスは不要だから。予算と用途と贈る相手のことを簡単に伝えると、お花屋さんは花束を作ってくれます。贈り物になる花束を作ることもお仕事なので、アウトソーシングしましょう。花束は、いずれ廃棄するものだから、残らない点も魅力です。

マメに探すと、実社会での「いいね」、相手を承認する行為は沢山あります。

この観点では、相手の努力を褒めることは極めて重要。


まとめ:

人間関係は正解がないから難しいですが、言葉にするなら伝えたいですね。相手や状況に応じたコミュニケーションを心がけ、マメに機会をお探し下さい。ただし、マメにするほど相手が油断して思いがけない行動をとる場合もあるため、バランスを大切に。結局のところ、言い方を工夫しようとする姿勢自体が、他者からの肯定的な評価に繋がります。そして、空気を読む文化なのだから、工夫するのは生きる知恵です。


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