見出し画像

豊かさを感じているけど現実を変えられないことの対処法

現実がなかなか良くならない


ぜひ、感情が現実を作るを読んでいただいてからお読みください!

過去記事「感情が現実を作る」では、

過去の感情が今の現実を作り、
今の感情が未来の現実を作る。

そのため、今の感情を整えて、未来に望む現実を作りましょう。

と書きました。


この記事を腑に落としていただいたなら、
あなたは今ある豊かさに目を向けて、
望む未来の創造に動き出したことと思います。

しかし、豊かさに目を向けているのになかなか現実が良くならない。
と感じることがあります。

感じていることが現実になるわけですから、

「なかなかよくならない現実」がさらに作られてしまうことになります。

今回は、そのような問題が起きている背景で、何が起きているか
解説していきたいと思います。


現状維持したい


人間は現状維持を好みます。

これは、大昔の生存戦略として有効だったようで、
今を生きる私たちにまで引き継がれてきた性質です。


この性質は、

慣れ親しんだ安全な環境にとどまって、危険から身を守ってくれるのと同時に、
望む未来を手にしたい。成長したい。など、プラス方向の変化も遠ざけてしまいます。

現実をより良くしたいときには厄介な性質です。


経済的に豊かになりたい。理想のパートナーを見つけたい。
と望んだ時、

「お金がすべてじゃない」「お金を稼ぐことは悪いことだ」
「お金があっても幸せになれない」「お金を稼ぐことは大変だ」

「理想のパートナーなんていない」「自分には釣り合わない」
「フラれて傷つくくらいなら告白しないほうがいい」

などと心の声が聞こえてきませんか?

これは、過去の慣れ親しんだ自分が、変化しようとしている自分を引き戻そうとしている声です。

理想の現実を作る上で、現状維持をしようとする性質を知っておくことが重要です。

先の例のような、足を引っ張ってくるネガティブな自己会話が発生することがあらかじめわかっているだけで、感情をニュートラルに保ちやすくなります。

感情をニュートラルに保てば、未来に望まない現実が作られることはないでしょう。

ですが、いつも感情をニュートラルもしくはポジティブに保つことはできませんね。

そういった感情の浮き沈みがある場合の現実創造について解説していきます。


波は干渉する


感情は波の性質を持っています

いきなり何を言っているんだ。と思われたかもしれませんが、
この宇宙に存在するものはすべて波の性質を持つエネルギーで構成されています。

感情が波の性質を持っているということは、
波の性質を知れば感情によって作られる現実創造の仕組みがわかるということになります。

理想の現実を作ることに関して、知っておくべき波の性質は、

波は干渉する

ということです。


干渉するというのは、
波同士がぶつかると、打ち消し合ったり、より大きな波になったりするということです。


イヤホンのノイズキャンセリング機能は、周囲の音と反対の音をだして、雑音を打ち消しています。

また、海で湾が狭くなると、行き場をなくした波どうしが重なって、
より高い波になります。


これを感情に置き換えて考えてみるとどうなるでしょうか。

ネガティブな感情とポジティブな感情はぶつかると打ち消し合うことになります。

ネガティブな感情とネガティブな感情はより強いネガティブな感情に、

ポジティブな感情とポジティブな感情はより強いポジティブな感情になります。

そのどちらでもない0の状態がニュートラルです。
ポジティブにもネガティブにも移行できるパワフルなポジションです。


豊かさを感じているのに、現実がなかなか良くならない。という時、

確かに、意図的に豊かさに目を向けているのかもしれませんが、
それを上回る強さ、時間でネガティブな感情を感じている
のではないでしょうか?

人間の性質上、ネガティブのほうが強い感情になりやすいですから、
ポジティブとネガティブが干渉しあうと、ネガティブによってしまう場合が多いです。

また、感情から現実は作られますが、即座に作られるわけでなくタイムラグがあります。

このタイムラグの間、現実が変わらないことを悲観的にとらえてしまうと、それが現実化してしまいますから、

「いまはタイムラグ中なんだな」

とニュートラルな意識に戻すことが良いです。
タイムラグの扱いについては、別記事でテーマにしようと思います。

さて、ポジティブな感情がネガティブな感情に打ち消されてしまい、望む現実が引き寄せられない問題ですが、

ポジティブな感情は豊かさに目を向けることで引き出せますが、
それだけでなく、ネガティブな感情を感じづらくすることで望む現実が近づきます。

感情の強さでいうとネガティブな感情のほうが強いですから、

ニュートラルをポジティブにするより、
ネガティブをニュートラルにするほうが効果が高いです。

次はネガティブな感情を感じづらくし、ニュートラルに保つ方法を解説していきます。

思い込みを見つける


ネガティブな感情の源にあるのは特定の思い込みです。
観念とも言います。

思い込みという自分の中での定義に沿って、物事を判断しています。

お金=汚い、悪い、大変

などという思い込みを持っていたら、お金について考えるとき、より稼ごうと成長しようとするときネガティブな感情がわいてきます。


ですが、
お金=価値の交換手段、自由が得られる、豊かさを感じられる

という思い込みだったらどうでしょう。

お金について考えるとき、より稼ごうとしたとき、ネガティブな感情にならないと思います。
交換手段ならニュートラル。
自由、豊かさならポジティブになるでしょう。

このように、物事に対する自分の定義(思い込み)を探していき、変えていくことで、ネガティブな感情から解放されていきます。

そして、すべての物事にはポジティブもネガティブもなく、ただ存在するということが分かってきます。

そ子に意味をつけるのは自分自身で、
より良い未来を望むなら良い意味付けを行えば、
それに応じた感情を感じ、現実も創造されます。


とはいえ、思い込みというのは、
幼少期からの経験をもとに作られていますから
探り当てるのは容易ではありませんし、見つけたとしてそれを書き換えることも簡単なことではありません。

ある人にとっては、
幼少期に親から言われたことや、
自分でしてしまった失敗などがトラウマのように観念になってしまっていて、
自分でもそれに気づかず苦しむということがあります。

この思い込みを見つけて書き換えるには、

ネガティブな感情を感じたとき、

「なぜ今自分は嫌な気分になったんだろう?」

と客観的に内省することです。

客観的に自分を見るには瞑想が良い訓練になります。
(瞑想のやり方については「理想が見つからないあなたへ」で触れてますので是非!)

ひとつづつでも気づいていければ、
あなたの人生はより良いものになっていきますので、
思い込みに目を向けてみてはいかがでしょうか?


最後まで読んでいただきありがとうございました!

読んでくれた人が「自分らしく生きられる」ための発信をしていきます。

反応を見ながら発信の方向性に反映させていくので、
是非、フォロー/シェア/スキ/コメント(感想やリクエストうれしいです!)
よろしくお願いします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?