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マーケティング コンサルタントの つぶやき VOL.3 「マーケティングの意味②」

● セミナーでの脱線談話

前回のお話


🚺『マーケティングって、いったい なんなんですか? 難しい理論のようで・・・』
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こういう質問がジャンジャン飛び出す。横道に逸れたら逸れた分だけ対応する。それが私が講師を勤めるビジネスセミナーのスタイル。
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当然、セミナーテキストは用意してあります。しかし、それはそれ。楽しいのは「おまけ」の方じゃないと・・・が、私の感覚。


さて、こういう質問が出た時に、私がどのように「解答」しているか? を、ここで ご紹介しようと思います。


🐻「そうだなぁ。そもそも「小理屈っぽい理論」が、英語原書から あまり上手じゃない日本語で翻訳された本がベースになっているから、ちょっとわかりにくいよね。」
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🚺『そうなんです。とっても難しそうなもののような気がして・・・』
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🐻「内容自体は、そんなに難しくないよ。たとえばマーケティング戦略って、恋愛戦略と同じ意味だから・・・ マーケティングも恋愛も一緒だよ。」


🚺『どういうことですか? すっごく興味が湧いてきた。』
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🐻「相手の思考回路で出した答で動きましょう。これがマーケティング。」
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🚺『相手の立場で考えるってことですか?』
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🐻「その言葉で言うと、かえってわからなくなる。使い慣れて実はスルーの言葉の意味じゃなくて「違う思考回路で出した答」に合わせて、こちらの行動を変えるということ。」


🚺『よくわかりません』
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🐻「女性と男性は、そもそも思考回路が全く別のもの。当然、思考プロセスも、使う言葉も違えば、価値観も、その回路から出てくる答も違う。」
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🚺『どういうことですか?』
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🐻「女の子って、憧れ対象と、実際の恋愛対象は別でしょう? そして、好きなタイプは? って聞かれたら《憧れ対象》のタレントさんの方の特徴を答える。」
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🚺『そうですね。』 

🚹《そうなの?》 

🚺『当たり前じゃん。』 

🚹《知らんかった》 

🚺『知らなかったの? なんで?』
 
🐻「なんでじゃなくて、感覚と回路が違うの。実際の恋愛対象はルックスとか、ほとんど関係なかったりする。 結局、清潔感があって、優しくて、経済力があればOK。」
 
🚺『そうですね。』 

🚹《ルックスは関係ないの?》 

🚺『実際の恋愛には、あんまり関係ない。』 

🚹《え゛〜〜〜っ! そうなの?》
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🚺『知らなかったの?』 

🚹《知らんよ》 

🚺『女心がわかってないなぁ・・・。最低♪ 』 

🚹《 最低って・・・》
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🚺『だから彼女ができないんだ。』 

🚹《 うるさいなぁ。まぁ、ルックスが関係ないは、わかった。清潔感があるって何だよ。ちゃんと風呂には入ってるぞ。》
 
🐻「風呂かぁ〜♪ 面白いね。あのね、女の子が言う「清潔感」ってのはオシャレへのこだわりのことだよ。シャツの襟や袖が汚れてないとか、アイロンかけてあるとか…」
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🚹《そうなんですか?》 

🚺『当たり前じゃない。』 

🚹《当たり前なのか? みんな風呂に入れば良いと思ってるぞ》 

🚺『最低・・・』
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🐻「まぁ、まぁ。そもそも思考回路と価値観が違うんだから、しょうがない。でも、そこを相手の回路で答を出して、その答に合わせていこうよ。」
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🚹《顔が関係ないのと、清潔感は、わかりました。じゃぁ、女子の言う「優しい」って、なんですか?》 

🚺『優しいは、優しいだよ。』
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🐻「ほら、そういう言い方をするから話がこじれる。女子の言う「優しい」は、自分を超がつくほど特別扱いしてくれる。とか、レディファーストしてくれるって意味。」
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🚹《なるほど。まぁ、超特別扱いはわかった。わかったけど、レディーファーストがわからない。》 

🚺『なんで、わからないの?』
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🐻「そりゃぁ、わからん。言葉の意味が違うからなぁ。アメリカ映画に出てくるような、わざわざ女性を優先みたいなことがレディーファーストだなぁ。」


🚹《わざわざ女性を優先?》
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🐻「そうそう。歩道で車道側を歩いたり、重たいドアを開けたり、少し重たい荷物を代わりに持ったり、何なら助手席のドアを運転席から降りて開けるとか。」
 
🚹《そんなこと恥ずかしいし、面倒でできないよ》 

🚺『最低・・・。最低だわ。絶対、彼女なんて できん。』
 
🐻「まぁ、まぁ。そりゃぁお互いさまだろう。女子は、デートする時、わざわざ化粧して、わざわざ良い服を着てくるんだから・・・男側も、わざわざ行動が必要だろう?」


🚺『そう。先生、さすがオトナ。わかってますねぇ。』 

🚹《 そう言われたら、そうかなぁとも思う。でも、経済力ってなに? 結局、金か?》 
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🐻「経済力は無駄遣いしない。みたいな意味だよ。少ない収入であってもムダ遣いせず、ちゃんと貯金するとか。経済力っていうより 家計観念の方が意味が近いだろうなぁ。」
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🚹《そうなの?》 

🚺『そうだよ。どうしてわからないの?』
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🐻「そりゃぁ、わからんよ。マーケティングの勉強もしていない。マーケティングの技術もない。そりゃぁ、しょうがない。」


🚺『そっかぁ・・・ そうなんですね。』 
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🐻「お爺ちゃん世代の先生の感覚で言うと、最近の男子の「わりかん」の感覚がズレているように感じるんだ。」
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🚹《一緒に動いて、一緒に楽しんだら、半分ずつで良くないですか?》
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🐻「そこだよ。そもそも女の子は高い化粧品代がかかったり、洋服代や下着代が男性の何倍もかかる。さらに、化粧して良い服を選んでデートに向かう。」


🚹《あ。。。そうか。》
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🐻「そういうこと。デートがスタートした時点で、女性の方がお金がいっぱい かかってしまっているんだ。その上でワリカンしないと 話が おかしくなるでしょう?」
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🚺『先生、よくわかってますねぇ。さすがオトナの紳士って感じ。若い男の子は、女の子の大変さとか、女心がわかってない♪  ダメダメじゃん。』 
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🐻「あはははは。女心がわかってるじゃなくて、先生はマーケティングが できてるって言わなきゃ。他の言葉にすると、みんなが迷子になっちゃうから。」
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🚺『そうか。こういうのをマーケティングって言うんですね・・・』 

🚹《う゛〜ん。。。 そういうことだったのかぁ・・・》


🐻「逆に、女の子が 間違えてしまっていることもあるよ。仕事上の会話で女子会トークすると、仕事のできる素敵な男性から、いい奥さんにはなれない女子だと思われたりする。」
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🚺『なんですか? なんですか? どういうことですか?』


・・・といった感じで「脱線の質疑応答」が頻繁に起こる。この「脱線の質疑応答」が、うちのセミナーの特徴でありウリだったりするのです。
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こういう「脱線」が 3,000項目とか5,000項目とか、6ヶ月6回のセミナー(顔合わせ会)の中でも出てくる。(他に 毎日オンラインで質疑応答も やっています。)すると・・・
 
ビジネスのスキルを上げようと思って参加していたら、いつの間にか「恋人もできちゃった」なんて人まで続出。当然、仕事での評価も上がる。という仕掛けのセミナーです。


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