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美しい丸(円)ではなく、歪で醜い様相のまま

人間、どこまで視野を大きく捉えることが出来るか。この視野の違いが人生に大きな差を作っていることを推して知るべし。現代社会において、それを得るための環境は既に出来ている。しかし、それを活用するどころか、小さくまとまり、狭い視野の中で、ぼやけた視点で生きている人間があまりに多いことか。これでは、人類、進化向上、生成化育ではなく、退化低下、廃退腐敗の道を突き進むことになる。そして、現代の人間が、圧倒的に不足している視野。それは、本当の自然、生命の神秘と、見えない世界。寧ろ人間は、そのことを避けて退け、遠ざけ、視ないようにしている。代わりに、物への執着、快楽への没入に、人生の多くの時間を無駄に注ぎ込んでいる。この偏狭的視野が、末法の世を増幅させているのである。これらの問題は、人間性の劣化によって引き起こされている。これを分かっていて助長している社会構造が、人間の堕落した意識によって益々硬化されつつある。その象徴が都市。これを壊し、再生し直さない限りは、人間の視野は、全体性を捉えた美しい丸(円)ではなく、歪で醜い様相のまま、それを隠そうと塗り足されて張りぼてのようになっていく。人間の意識が偏狭的になっていけばいくほど、地球はそれを正そうという自然浄化の力を作動させる。それが人間社会において危機となっている。それに抗おうとしても何ともならない。それが本当の自然、生命の神秘、見えない世界の力。このことを蔑ろにすればするほど、そのツケは人間自身に及ぶのは自明の理。


そのことを肝に銘じ、熟考し、今日一日を視野を広げるべく精進のための時間に費やします。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者