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“下積み”と言われる仕事は、実は

“下積み”と言われる仕事は、実は下積みではない。それは、誰もやりたがらないこと。きついし、その上、無理ばかり要求されるし、小言も言われる。にも拘わらず給料や見入りは低く、地味で、賞賛されることはまずない。しかし、この下積みこそ大事だと腹を括り、事象に真摯に向き合い、その環境から逃げずにこつこつと、今あるべき本分を尽くし、努力と忍耐を積み重ねて生きていれば、それは人生の上で、着実に“上積み”となっていく。反対に、楽して給料が高い仕事は、これ人生の上積みと一切なっていない。寧ろ、これまでの貯金を食い潰していると思った方がいい。これが実相。巷の捉え方とは真反対。従って、この社会、誰も下積みの仕事を進んでやりたがらないし、楽して給料が高い仕事を目指してしまう。このような構造を良しとし、助長されていくようならば、その社会の崩壊はあっという間に起こる。下積み、即ち、土台の無いスカスカの社会基盤の上に生きることほど、危ういことはない。このようなことは、国家、経済界のリーダーたちが、相応の感性を持っていれば気付くはず。もし、全体性、将来性を鑑みた手を打つことなく、誰かの忖度、我田引水、我欲のために動く人間が、政をまだ行い続けるならば、その国の衰退は自明の理。それを放置する民にも相応の責任が生じる。己はどうか。下積みの仕事を蔑ろにしていないか。下積みの仕事こそ、人生上積みの仕事であることが理解できるようになれば、人生好転していく。



そのことを肝に銘じ、社会基盤である大切な仕事に目を向け、自ら進んで取り組むことを行ってまいります。



有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者