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本との出会い

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読書の内容、得られた要点、実践することなど、書いていきます。
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2021年4月の記事一覧

【本との出会い 13】震災3部作 「それでも、陽は昇る」真山 仁

【本との出会い 13】震災3部作 「それでも、陽は昇る」真山 仁

陽は昇り、陽は沈む。時は移る。喜び悲しみを乗せて流れ行く

多くの人の喪失感も罪悪感も、それを共有する人がいれば、少しずつ癒される。それが年月というものだ。
私が結果責任を背負ってやれることは、私に怒りをぶつける人たちの思いを受け止め、どうしようもない思いに耳を傾ける。その程度だ。
それが互いを生かしてきたんじゃないか、そう思い始めてる。
✳︎本分「それでも陽は昇る」より

阪神淡路大震災から26

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【本との出会い 12】「そして星の輝く夜がくる」「海は見えるか」真山仁

【本との出会い 12】「そして星の輝く夜がくる」「海は見えるか」真山仁

なぜか、書店で目に止まってしまった一冊の本。

題名は、「それでも、陽は昇る」。

著者は、あの「ハゲタカ」の真山仁氏。

帯封には、「震災3部作」の最終話と。

震災から10年。先月は様々なメディアで追悼や特集が放送されてました。

被災地に暮らしていない自分たちは、何か、震災のことを少しずつ記憶から削られてきているように感じるなかで、「いま、どうしているのだろう」という思いを巡らすという行為が

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【本との出会い11 】死ぬまで若いは武器になる 「不老長寿メソッド」鈴木祐

【本との出会い11 】死ぬまで若いは武器になる 「不老長寿メソッド」鈴木祐

53歳を過ぎて、いろいろ歳のせいにするようになったけど、どうせ生きているならば、健康で人に迷惑かけないでと思います。 

この本は、日経新聞に広告されていたのを読んで、すかさずKindleで購入、読み始めました。

これまでの自分の取り組みと知識を、この本に書かれていることと比較しながら、何回かにわけて要点や感想を書いていきたいと思います。

1.真のアンチエイジングの仕組みフェーズ1→苦痛
意図

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【本との出会い10】1日24時間でどう生きるか 「自分の時間」アーノルド-ベネット

【本との出会い10】1日24時間でどう生きるか 「自分の時間」アーノルド-ベネット

今日、今、変えることを決めて、行動すること。

今日、4月1日に決めたことです。 

31年間の仕事を終え、第二の人生に移るとき、このあとの時間の使い方を学び、変えていくことが重要と感じ、書棚のこの本を手にとりました。

再読です。

1.何かをやりたいのにやらないその言い訳を「時間がないから」に置き換えて正当化するのは、よくあることです。

そうしないために、やるために、何か簡単なコツのようなも

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