「死にたい」は本当か。
こんにちは。奏です。
今日は題名のとおり、少し重い話題です。
今「死にたい」と思っている人や、過去に「死にたい」と思っていた人、心が疲れやすい人もそうでない人も、もし少しでも興味があったらお時間ください。
突然ですが、私はHSPやアスペルガーのために生きづらさを感じながら今まで生きてきました。
その主な原因はやはり人間関係です。
そう、私はコミュニケーションが本当に下手くそなのです。
学校でも、初めての職場でも、「変なヤツ」だと思われていました。
いじめられることもありました。
だから、当然のことながら「死にたい」と思うことは今まで何度もありました。
でも、なぜか今は「死にたい」と思うことなく、毎日生活しています。
それはなぜなのか。そして、生きづらさを抱えて悩んでいる人へのヒントをここに書き留めておきます。
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①「死にたい」と本気で思っていたらとっくに死んでいる
冷静に考えることができるようになってきた今こそ、このように最近思うんです。
「死にたい」と本気で思っていたらきっと、即行動に移していますよね?
でも、そう思っていながらも行動には移さず今この記事を読んでいる、今も生きているという人はきっと、まだ「このまま死ぬなんて悔しい」という思いや、“本当はこうなりたいんだ・これをしたいんだ”という憧れや目標など、心の奥底に沈んでしまっている熱く輝かしい感情を持ったもう1人の自分がいるからだと思うんです。
その素晴らしい感情を抱いたもう1人の自分に、意識的には気がついていないけど、無意識にその素晴らしいもう1人の自分を感じているから、「死にたい」と思っていても実際には行動に移していないんだと思います。
その“もう1人の自分”をもっと上へ、前へ呼んであげることを恐れないでいられるようになったら、少し何かが変わるのかもしれないと思います。
②無理に自分を変えずに社会で生きていくために必要なのは“適材適所”
これは、つい最近気がついたことです。
冒頭にも書いたように、私はHSPやアスペルガーにより、どうやら周りの人と少しズレていたり変わっているようなのです。
だから、そういった人に理解がない人たちからは嫌われたり、見放される。
私のことを少し話させてもらいますね。
まず、私の特徴
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⚫︎仲良くなったり相手を信用できるようになるまでに時間がかかる
⚫︎ルールはきっちり守りたいなど、どちらかといえば真面目
⚫︎コミュニケーションが苦手(特に雑談)
⚫︎ノリがあまりよくない
⚫︎ハキハキよりもマイペース
ざっくり、こんな特徴があります。
ですが、高校時代は体育会系の学校でした。
運動部は全国レベル、スポーツ推薦があり、学校内のスポーツイベントにも力を入れているくらいの体育会系の学校でした。
そして、生徒の雰囲気もざっくり、以下の通りです。
⚫︎とにかくノリよく楽しく
⚫︎授業中も元気有り余ってる
⚫︎「赤信号みんなで渡れば怖くない」のマインド
…少々悪口のようになってしまいましたが、まあ大変でした。
(スポーツができて性格もいい人ももちろんいました!)
まあ、私の特徴と高校の雰囲気を比べると“合わない”と誰でもわかりますよね。
明らかに合わないのにその学校に通っていたから結果辛くなったんです。
そして、社会人1年目も同じでした。
私は医療従事者なのですが、1年目のとき、とある有名な病院に勤めました。診療科からも、これまた体育会系でした。
簡単にまとめると、周りのテンションや業務スピードについていけず、これまた“合わなかった”のです。
ですが、社会人2年目で転職しました。ここで、考え方が変わるきっかけになりました。
その職場は発達障害の人を主に対象にしている事業所です。なので、私のHSPやアスペルガーに対しての理解が十分にあります。
⚫︎できることとできないこと
⚫︎得意なことと苦手なこと
⚫︎心配なこと
⚫︎これまでに苦労したこと
上記のことなどを話した上で、適切な業務内容や業務量に調整してくれる職場です。
つまり、私にとって“合う”職場なのです。
“変なヤツ”だと思われることもないし、いじめられることもない。こんなこと初めてでびっくりなのと同時にありがたいなと思っています。
ここまで長くなりましたが、つまりは、
自分に合う集団を見つけることで、無理に自分を変えなくても社会で生きていけるということです。
“適材適所”とはこういうことかー!と思いました。
…とは言っても、その環境を見つけるのはそう簡単じゃないと思います。
でも、合わない場所から離れることはすぐにできると思うんです。
学校や職場、家庭など。
その環境にいるのが辛かったら、離れることが必要だと思います。
少しでも「死にたい」と思ってしまうのであれば、周りが何と言おうとその環境から離れる必要がきっとあります。
そして、そのストレスの原因から解放されたところで、ゆっくり自分にとって“合う”環境を探していけたら最高だと思います。
焦らず、自分のペースで、自分を大切に。
③“性格の悪い自分”も必要
みなさんは、自分のことを性格がいいと思いますか?
それとも、性格が悪いと思いますか?
私は、どっちもだと思います。
相手のことを考えて行動ができるところや、人に優しくできるところなどは、自分で“性格のいい部分”だと思っています。
ですが、例えば相手から何か言われた時などに、心の中で“何言ってんだコイツ。うるせーな”とか、“色々言ってきてるけどお前が悪いんだろ。”とか、その他なかなかここでは書きにくいようなことを考える“性格の悪い部分”も持ち合わせています。
私は今まで何度も病むことがあり、今でも病むことはありますが、それでも今こうして生活できているのは“性格の悪い自分”を隠さずいたからなのかな、と思います。
人間誰でも性格が悪い部分はあると思うんです。
でも、その部分に気づかなかったり気づいてても“性格のいい部分”で隠そうとしていると辛くなってしまうと思います。
だって、その“性格の悪い部分”は自分の本心なのだから。
自分の本心を自分で押し殺していたらそりゃ誰だって辛くなります。
だから、“性格の悪い部分”を無視しないでください。
周りの人や環境に潰され自分にも潰されたら、それこそ生きるのが辛くなります。
(※“性格の悪い部分”に正直になりすぎて人に被害を与えるようにはならないように、それだけは自分でコントロールしましょう)
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ここまで長々と書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
これらはあくまでも私の体験談や考え方に過ぎませんが、少しでも、誰かの生きるヒントになったら嬉しいです。
また次回もカナデノヘヤでお待ちしています。
奏
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