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金融知識ゼロの情シス4年目がFP3級を受けてみた結果

お久しぶりです。かままーんです。
気づけば5月、今の会社に転職して4年目になりました。
新卒3カ月で退職して半年間ニートしていた頃は「あぁ〜!人生終わった音ォ!」「無職タイム行くぜ!」などとふざけた事を言って未来を半ば諦めていたので、社会人4年目に突入するとは思ってもいませんでした。
気合を入れて仕事をすると疲れるので、これからも緩く頑張ろうと思います。

新卒3カ月で退職した流れは過去の記事を読んでみてください。

FPとは

3級ファイナンシャル・プランニング技能士、通称「FP3級」をCBT試験で受験してきました。
FPとは、ファイナンシャル・プランナーの略で、簡単に説明すると「税金、保険、年金などの幅広い知識を持っているお金の専門家」のことです。

FPを認定する国家資格がFP技能検定であり、1級・2級・3級が存在します。
有効期限は無いので1度取れば生涯FPを名乗ることができます。

FP技能検定は制度そのものがややこしいです。
実施団体が一般社団法人金融財政事情研究会(通称きんざい)および特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(通称日本FP協会)の2つ存在します。
ちなみにどちらで取得しても資格としての効力は同一です。

FP技能検定は学科試験と実技試験があり、両方に合格することで認定されます。
私は日本FP協会で学科試験と実技試験を受けて合格しました。
ちなみに実技試験と言っても名称が変わっただけで行うのは筆記試験。どこが実技なんだ。

受験料は3級の場合は学科試験、実技試験ともに4,000円です。バカみたいに高いので一発で合格しましょう。
※2級の場合は学科試験5,700円、実技試験6,000円です。

きっかけ

仕事に活かしたいとか転職の為ではなく、資格手当の為に受験しました。
うちの会社は特定の資格を取得すると毎月の給料に資格手当が加算される仕組みなので、少しでも年収を上げたいという思いから勉強を開始しました。実生活にも多少は役に立つと思ったので一石二鳥です。

勉強方法

勉強がとても嫌いなので取得するまでに3カ月を要しました。
毎日勉強していたわけではないので正確な勉強時間を把握していませんが、1日平均すると2時間くらいだと思います。
参考書は購入せずにひたすら過去問道場を周回していました。
法改正にも対応しているので助かりました。

いきなり過去問を解くと当然分からない単語が出てくるので、意味を調べて覚えてまた過去問を解くということを繰り返していました。
3年間分の過去問を解き、知識が定着してきた段階で完全初見の過去問をいくつか解いていました。
完全初見の過去問を解いたときに得点率が8割を超えていれば大丈夫だと思います。

試験結果

学科試験(合格基準は60点満点で36点以上):47/60
実技試験(合格基準は100点満点で60点以上):85/100

難易度としては、簡単なほうだと思います。
ただ、聞いたことない単語や税金の計算式など、最初は覚えることがとても多いです。暗記が苦手な人は少し苦戦しそうな印象でした。

余談
CBT試験で受験すると各地のテストセンターに行きパソコンで試験を行います。試験終了後はすぐに結果が表示される仕組みなのでお祈りしましょう。

総括

実生活で役に立つ知識が多く、意外と楽しかったです。
FP2級については、余裕があれば取得しようと思いますが、簿記3級と2級を取得したい気持ちが強いので、簿記の勉強を優先しようと思います。

FP取得にあたって、こちらの記事を活用してもらえたら嬉しい限りです。


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