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ローリングストーンズから学ぶ企業ロゴの重要性【企業のアート活用】

世界的ロックバンド「ローリング・ストーンズ」

ローリング・ストーンズ英語: The Rolling Stones)は、イギリスロックバンド。1962年4月のロンドンで、ブライアン・ジョーンズ[9]イアン・スチュワートミック・ジャガーキース・リチャーズによって結成、その後間もなくビル・ワイマンチャーリー・ワッツが参加した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


筆者も大好きですが、もしかしたらよく知らないという方もいるかもしれません。ですが、このロゴは見たことがあるのではないでしょうか?

https://www.udiscovermusic.jp/stories/five-decades-of-the-tongue-and-lips

バンド以上の存在になっているであろう、
この「唇と舌」のロゴマーク。

今回はこの「ローリング・ストーンズから学ぶアート活用」について考えてみようと思います。


ロック史上、最も有名なロゴマーク

美術学生だったジョン・パッシェによって制作

まず、このロゴは誰が制作したのか。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」がこのロゴの誕生秘話について取材しています。

1970年初頭、ロンドンの美術大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生だったジョン・パッシェ。ストーンズがアーティストを探していて、大学に依頼し推薦されたのが彼だったそうです。

パッシュはその後、ストーンズだけでなく、ポール・マッカートニーやザ・フーといった多くのミュージシャンからの仕事も引き受ける人気デザイナーになり、United ArtistsやChrysalis Records、South Bank Centerのアートディレクターに就任しています。

ファンだけでなく、50年以上世界中で愛されるロゴマーク

はじめは小さなエンブレムでしかなかったこのロゴマークも、すぐに様々なものに使われるようになり、今では50年以上にわたりTシャツからライター、ステージセットまであらゆるものに使用されています。

1994年の「Voodoo Lounge」ツアー
https://www.udiscovermusic.jp/stories/five-decades-of-the-tongue-and-lips

ローリングストーンズから学ぶ5つのこと

これまで説明したように、ローリングストーンズのロゴは、企業のロゴが持つ重要性を理解するための優れた例だと考えます。

企業のロゴとは、単なる視覚的なシンボル以上の意味を持ち、ブランドのアイデンティティや価値観を象徴する重要な要素だと思うのです。


1|ブランドのアイデンティティの象徴

ロゴは企業のブランドアイデンティティを象徴する重要な要素です。ローリングストーンズのロゴは、その曲線的で独特なデザインが特徴的であり、バンドの反逆的な精神や音楽性を表現しています。同様に、企業のロゴもそのブランドの文化や価値観を視覚的に表現する役割を果たします。


2|ブランド認知度の向上

ロゴは、消費者や顧客に企業を識別しやすくする役割を果たします。良く設計されたロゴは視覚的な記号として認識され、ブランドの認知度を高めることができます。例えば、ローリングストーンズのロゴは音楽愛好家の間で非常に広く認知されており、バンドを即座に思い浮かべさせる力を持っています。


3|感情的な結びつきの促進

ロゴはユーザーとの感情的な結びつきを促進する重要な手段として機能します。ローリングストーンズのロゴはファンにとって愛着のあるシンボルであり、特定の感情や記憶を呼び起こすことができます。企業のロゴも同様に、ユーザーにポジティブな感情や信頼感を与えることができる重要な要素です。


4|市場競争における差別化

ロゴは企業を他の競合他社と区別するための重要な手段です。独自のデザインやカラーパレットは、ユーザーに企業の独自性と特異性を示し、市場での存在感を強化します。ローリングストーンズのロゴが音楽業界で独自の位置を確立しているように、企業のロゴも同様に独自のブランドポジショニングを強化する助けとなります。


5|ブランドの信頼性と専門性の証明

ロゴは企業の信頼性と専門性を示す重要なシンボルです。ユーザーは、見慣れたロゴを通じて企業の安全性や品質に対する信頼を築くでしょう。ローリングストーンズのロゴが音楽の専門性と熱意を象徴するように、企業のロゴもその業界でのリーダーシップや専門性を強調する重要な役割を果たします。


デザイン要素以上の価値を持つ企業ロゴ

ロゴデザインはブランドのアイデンティティを明確にし、ユーザーとの結びつきを強化し、市場競争において差別化する重要なツールとなるでしょう。

企業がロゴデザインに注力することは、長期的なブランド戦略の一環として不可欠なのです。

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