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雨の日にはショーラバ・アッダスを【パレスチナ現地滞在記 #22】
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。
コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、
昨年秋に滞在記を毎日更新していました。
帰国しましたが、書ききれていないエピソードを書き溜めていきたいと思います。
しばらく暖かい日が続いて、すっかり気持ちも春めいていましたが、関西は今日明日グッと冷え込みそうです。
作業していたら雨音も。
パレスチナは日本のように四季はあるのですがあまり降水量が多くなくて、観光PRイベントに参加したときは「年中ベストシーズンですよ」という風に訴求していたほど。
10月末から11月末の滞在中、雨の日は数日だけでした。
しかし、冷え込む日はもちろんあります。
それは滞在の最後、ホストファミリーの家で過ごしていた時のこと。
作り手に会いに行く、という大きな仕事を終えて安心しきったからなのか、単に当たったのか、私は具合が悪くかなり寝込んでいました。
「何か食べたいものある?」
とホストマザーに尋ねられ、
「レンズ豆!」
と私。
パレスチナでレンズ豆料理といえば、ご飯と一緒に蒸らす”ムジャッダラ”や、レンズ豆スープが定番(であり私のお気に入り)。
「どっちがいい?」と聞かれ
「両方!(笑)」
と私。
ほかにも美味しいものは色々あるので結局ムジャッダラは食べられなかったのですが、
雨降りの日、
「レンズ豆スープは雨の日や冬のはじまりに食べるのよ」
と、彼女はスープを提案してくれました。
それが、ショーラバ・アッダス。
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この地域のショーラバ・アッダスには大きく分けて二種類あって、
シャパシャパのままか、ハンドミキサーでポタージュみたいにするか、好みによって作り分けます。
でも、目の前でいきなりぶいーーんとし始めた時はちょっとびっくりしました。最初から完全に別物なのかと思ってた。
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次回もお楽しみに!
*4月12日イベント開催「パレスチナ料理と手仕事の世界」
*ショーラバ・アッダスも作ります*
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