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    生きている中で気付いたコミュニケーションのすれ違いを書き残していくマガジンです。

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    • 早押しクイズにひそむ儀礼

      ※この記事はぷろおごサロンの #プロ奢儀礼研レポート に提出することを目的として執筆したものです。 ※一部、早押しクイズを揶揄するように読める文章があるかもしれないですが、他意はないです。クイズになじみがない人にもおもしろく読んでもらえるよう書いたらこうなりました。 こんばんは。かいだこです。 儀礼研は自分的には「ただ存在していた」くらいで、すごく不真面目な学生だった(教科書を読まない∧知識を入れようとしない∧考えようとしないのトリプルコンボで茶々いれてるだけだった)ので、

      • この瞬間を描くために。

        ぷろおごnoteを読んだ。 きちんと読んでほしいけれど、一文だけ引用する。 ああ、この瞬間のために生きていた、という瞬間を得ることだけが、自らの生への実感と、「生きる意味」のようなものをあたえてくれるような気がする。 自分のためだけに時間を使うような、「この瞬間」。 そういう瞬間があってこそ、人生は輝くし、生きてゆくことの価値がうまれる。そのことには、強く、同意する。 でも―― 「どうでもいいこと」だって確かに僕の人生の一部だし、むしろこの社会で"人間"(※サロン用語

        • 知性の基盤

          ぷろおごサロンというところに入った。 名前からして怪しい(そもそも”サロン"ってネーミングがもう)けれど、たかだか月額700円だ。毎月文庫本1冊を買うと思えば大した金額じゃない。 本がね、面白かったんですよ。 『嫌なこと、全部やめても生きられる』。 あとがきのカミングアウトでちょっとずっこけて拗ねてしばらく様子見してたけど、これは意地を張ってる方が損かもなって思ってnoteの購読をはじめました。 で。このサロン。 ぷろおご氏がnoteを書くたびに、中で感想の言い合いがは

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        • 結婚考
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          1本

        記事

          「『結婚する』目的ってなんだろうね」って言ったら

          あけましておめでとうございます。かいだこです。 初詣の列に友人と並んでいて、ふと 「『結婚する』目的ってなんだろうね」 って言ったら、 「そういうこと言ってると一生結婚できなさそう」 って返されました。事実かもしれない。つらい。 それでも、僕は思うのです。 "ちゃんとした"結婚をするためには、自分にとってどういう結婚が「"ちゃんとした"結婚」であるのかを、きちんと考えておかなきゃいけないと。 考えすぎて、自分にとっての理想の結婚を夢見すぎて、それしか見えなくなっちゃった挙句

          「『結婚する』目的ってなんだろうね」って言ったら

          イマドキの小学生はみんなiPadを持っているらしい

          先日、小学校の頃の恩師と話す機会があった。 情報の授業を担当していただいていた方で、今もIT教育に関わり続けている。その方から、衝撃的な事実を聞いた。 先生「今の情報室、パソコンは一台もないからねえ」 は? 先生「みんなiPadを買ってもらって、それで授業してるんだ」 ほう? なるほど。 確かにiPadは直感的な操作が可能なデバイスで、教育目的のアプリもたくさんあるから、小学生にはうってつけだと思う。 でも。ひとつ、気になることがあった。 僕「え? それじゃ、今の子

          イマドキの小学生はみんなiPadを持っているらしい

          本日のコミュニケーションエラー「人権」

          Kくん「院進する」 ぼく「ほう」 Kくん「就職きついんだよね、学部生には見向きもしてくれない」 ぼく「ふんふん。学部生には人権もないって感じか」 Kくん「う……うん(やや引き気味)」 (注:特定の職種に就きたい、という文脈です) すれ違いの原因は、Twitterの見過ぎだ。 僕はツイッター文脈に適合しすぎている。そのこと自体には自覚的だけれど、今回の「人権」の用法は、複数の界隈で似た使われ方をしているから、人口に膾炙した言い回しだと勘違いしてしまっていた。 ソシャゲ界隈

          本日のコミュニケーションエラー「人権」

          ヒトつの命で何をするか

          「将来の夢は?」 「人生の目標は?」 こういう質問をされたとき、ここ数年の僕の返しはこうだ。 「生きた証を残したい」 もう少し詳しく答える余裕のあるときは、 「人類史の、1ページ……とまではいかないにしても、1行くらいのスペースに名を刻みたい」 と返事をする。 Memeを遺そう刻み方は、どんな形でもいいのだ。 人類の知識の最先端へ辿り着き、そこから1歩といわず10歩でも100歩でも踏み出すような(あるいはたくさんの人が踏み出す契機となるような)素晴らしい論文を書いたってい

          ヒトつの命で何をするか

          「視点」と「語り」――『医療マンガ大賞』アフタートークイベント

          横浜市医療局の『医療マンガ大賞』受賞作品決定記念アフタートークイベントに行った。 「視点の違い」今日のテーマは、まちがいなく、「視点の違い」だったと思う。 患者として、医療者として、患者の家族として、患者の家族である医療者として。「医療」には、さまざまな立場で、さまざまな人が関わる。関わらざるを得ない。 人が――特に、異なるバックグラウンドを持った人(患者と医療者がまさにそうだ)が関わる時、そこには、コミュニケーションのすれ違いが発生しやすい。 テレパシーのできない私たち

          「視点」と「語り」――『医療マンガ大賞』アフタートークイベント

          玄人の死角――『カメラを止めるな!』レビュー【ネタバレあり】

          諸事情で予定がぶっ飛んでしまったので何しようかなーと映画館のスケジュールを見たら、ちょうどいい時間帯に上映があった。 そういうわけで、時期を逸した感じはあるけど、『カメラを止めるな!』、観てきました。 色々言いたいことはあるけれど、まず最初に。 まだ観てないくせにこんな場末のnoteまで来ちゃうようなそこのキミは、上映してるうちに映画館に行ってくれ。何の情報も入れないうちに。 なんなら公式サイトのあらすじすら読まない方がいいレベル。 映画館に行って、「『カメラを止めるな!

          玄人の死角――『カメラを止めるな!』レビュー【ネタバレあり】

          ぼくがすきなたいぷのはやおしくいず

          昨日は、「東日本『新人王』決定戦」というクイズ大会に出てきた。結果はまあ実力相応といった感じだった。 その影響で帰りが遅くなって、noteを書けなかったんだけど、それはまあいいとして。 クイズ大会に出ると、クイズに対するモチベーションが否応なしに上がる。上がってしまう。普段は「楽しめればいいかなあ」と思っていて、大した努力もしていないくせに、いざ大会に行くと、勝ちたくなるし、1問でも多く正解したくなる。 まあ、これだから、クイズは楽しい、とも言えるのだけれど。  * 

          ぼくがすきなたいぷのはやおしくいず

          科研費に対する私見

          ここ数日、科研費について、ちょっとだけTwitterが荒れている、気がする。わざわざ燃えかけのところを突っ込んで記事書くべきとも思えないんだけど、せっかく考えちゃったし書いてみようと思う。  * * * たぶん、Twitter上での発端はこのツイートである。 タグから察すると、テレビで取り上げでもしたんだろうか。池上彰さんがどうせばっさり斬ったんでしょう。まあそこはいいや。 軽くスレッドとかを読むと、この案件に対して「おかしい」と言っている人の言い分はこうだ。 理系

          科研費に対する私見

          「寝る前にやらなきゃ……」

          細々したタスクを片付けていたら、いつのまにか日付が変わっていた。 平成最後の5月1日が、終わってしまった。 来年の今頃には、もう元号が変わっているのだなあ。平成の次は、何になるんだろうな。MとOとSとHが頭文字に来ないことだけは確定している。  * * * さて。自分に定めた誓いをこんなに早く破るわけにはいかない。その一心で、歯ブラシをくわえつつ、今キーボードを必死に叩いているわけだけど。 このnoteは別に、期限があるといっても自分で定めたものだし、破っても誰にも

          「寝る前にやらなきゃ……」

          三次元が「無理」な話――声優とVTuberと

          ニコニコ超会議とかのコンテンツをぼんやり見ていて、バーチャルYoutuberの在り方とか、いわゆる「2.5次元コンテンツ」とか、そういうものについて考えた。 そもそも、僕は、いわゆる「2.5次元」なコンテンツを、なんか愛せない。というか、摂取できない。拒否反応までは言わないけれども、それに近いものが出てしまう。 どこまでを「2.5次元」と定義するかだけど、僕が見て「ダメだわこりゃ」と思ったのは、アイドル系アニメ(具体的に言ってしまえば『ラブライブ!』なわけだけど)の、声優

          三次元が「無理」な話――声優とVTuberと

          「講義を聞く」ということ

          ニコニコ超会議のYouTuBAR配信を聞きながら、今日も今日とて考えてみる。 「講義に出る」というのと、「講義を聞く」というのは、異なる概念であると思う。 まあ、「出る」というか「出席する」か。そこはどっちでもいいや。  * * * 「出席する」というのは、ただ、「講義が行われている時間に、講義の行われている教室に存在する」ということ、もしくはその証明をすること、だろう。いわゆる「即レポ」を提出しなければ出席を認めてくれない講義もあるけれど、あれだって周りの人に聞いた

          「講義を聞く」ということ

          「授業」と「講義」と「実習」と

          今日は土曜日。大学は行っていないし、当然授業を受けたわけでもないけれど、今日は「授業」と「講義」と「実習」について、もう少し詳しく考えてみたいと思う。 高校までは、学校のカリキュラムの全てが「授業」だった。基本的には全員が全部の授業に出るし(※不登校とかはこの際除いて考える)、成績評価(or進学)に必要な授業とそうではない授業を分ける意味もないのだろう。 だから、化学とか物理とかで実験をする時も「実験の授業」だったし、どんなに面倒くさそうで不必要そうな授業だって、ちゃんと

          「授業」と「講義」と「実習」と