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ドキュメンタリー映画『14歳の栞』甘酸っぱくて35人全員を愛おしく感じる120分間

こんにちは、かえとまです。

今回からnoteの予約投稿を利用して、なるべくお昼の時間帯に投稿するようにします。だから挨拶もいつもの「こんばんは」じゃなくて「こんにちは」、なんだか新鮮です(笑)

それはさておき、今回はドキュメンタリー映画『14歳の栞』のレビューです!(ついに前置きを省きだしました、許して(笑))

この映画はね、3月公開の気になる映画まとめを投稿した後で、Twitterで映画の断片が流れてきて絶対に観に行こうと決めていた作品でございます。

普段ドキュメンタリー映画に惹かれることは少ないし、わざわざ劇場に観に行くなんて考えたこともなかったのですが、この作品は絶対に劇場で観るんだ!!!と意気込んでいました。

この作品は天気の良い日のお昼間に観たいなあと思っていたので、オフの日かつ晴れの日に寝ぼけ眼を擦りながら飛び起きて観に行ってきましたよ〜!(笑)

それでは!早速ご紹介します!


『14歳の栞』(2020)

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【制作国】

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日本

【キャスト】  

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とある中学校の2年6組35人。

【あらすじ】

とある中学校の3学期、「2年6組」35人全員に密着し、ひとりひとりの物語を紐解いていく。そこには、劇的な主人公もいなければ、大きなどんでん返しもありません。それなのになぜか目が離せないのは、きっとそれが「誰もが通ってきたのに、まだ誰も見たことのなかった景色」だから。そしてその35人全員が、どこか自分と重なってしまうからかもしれません。まだ子供か大人かも曖昧なその瞬間、私たちは、何に傷ついて、何に悩んで、何を後悔して、何を夢見て、何を決意して、そして、何に心がときめいていたのか。これは、私たちが一度立ち止まり、いつでもあの頃の気持ちに立ち返るための「栞」をはさむ映画です。

【感想】

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ドキュメンタリー映画といえど侮るべからず。これは傑作です。
とーーーっても甘酸っぱくて、何だかくすぐったくて、学生ならではのキュンが沢山詰まったとっても素敵な映画でした。

120分間、ひたすら日常生活の映像なのに飽きが全くこなかったのは正直びっくりしましたね(笑)
単調にならないように工夫がこなされていたこと、後はきっと生徒一人一人にストーリーがあったからこそ飽きずに観れたんだろうなあと思います。

生徒1人1人のインタビューが赤裸々なのも面白かった!!!あそこまで素直に考えてることを話せるのはよっぽどの信頼関係がないと難しいですし、生徒達の内面を炙り出した監督はすごいです。

インタビューから、みんながどんなことを考えているのかを知れて良かった。
この子はおふざけキャラと思いきやめちゃくちゃ空気を読んでたのか、とか
この子が自分を押し殺すのはそんな理由があったからなのか、とか14歳なりに沢山考えているんだと思いました。

私が14歳の頃はあんなにしっかりと物事を考えられていなかったはずです(笑) 私がアホすぎたのか今の子達がしっかりしすぎているのか、どっちなんだろ(笑)

とにかく、みんなしっかりと未来を見据えてて本当にかっこよかったし尊敬します。みんなの夢、すごく素敵でした。

でも同時に自分に自信がない子は割と多くて。『自分のことが嫌いです』や『僕より上手い子は沢山います』とかなんだか悲しくなっちゃう事を言う子がいて、みんなにハグしながら、もっと自分に自信持ったっていいんだよ!!!って言いたくなりました。

といえど、14歳は心も身体も成長する時。
思春期だったり、反抗期だったり、きっと色々と過敏になっているから周りのことを気にしすぎて自分を押し殺したり、自分に自信がなかったりするんだよね。きっと14歳の私もそうだったと思います。

ドキュメンタリーだからこそ、14歳の頃の自分の記憶と重なる部分があったり、意外とそんなこと考えているんだ、と思えて色々面白かったですね〜。

特に部活のことはめちゃくちゃ共感できました。部活に精一杯打ち込むからこそ、真剣にやらない人に苛立つ気持ちとか!
周りとの熱量の差で揉めたり、真剣にやりすぎるからこそ感情をコントロールできないし、そんな自分にイライラしていた14歳の頃を思い出しました。

沢山映画を観てきたけど、あんなにも笑みが溢れた作品はありません。
面白いからだけではなくて、作品が進んでいくにつれてのめり込んで、本当心の底から生徒みんなが愛しくて、思わず笑みがこぼれちゃう感じ!多分めちゃくちゃ優しい笑顔だったと思います(笑) 共感の微笑みだとか、愛しくて愛しくてしかたなくて笑っちゃう感じ!この感じ伝わりますかね?!(笑)

観賞後は、とにかく2年6組の35人全員を愛しく感じました。みんな違ってみんないいという言葉がピッタリじゃないかな。

エンドロールで流れるクリープハイプの『栞』が良すぎて理由も分からず涙がボロボロ溢れちゃいました。なんで泣いてるかは分かんないのよ、でもとにかく作品が終わってほしくなかったです。現実に戻っちゃいそうで、22歳の自分に戻っちゃいそうで。このまま私も14歳の気持ちでいたいな、こんな毎日がキラキラしてた時でいたいなって思いでいっぱいでした。



もう本当に最高の映画だったので、もう一回劇場で2年6組の35人に会いに行こうと思います(笑) 同じく観たよ~って方いらっしゃいましたら是非コメントしてください!語り合いましょう!



それでは短いですが、今日はこの辺で!また次回の記事でお会いしましょう!





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