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【ブランディング】自分の当たり前を疑う
みなさん、こんにちは。
ベンチャー企業で広報リーダーを勤めています、
なかやま かえでです。
先日、ライティングにおける勉強会に参加してきました。
その勉強会で学んだことが誰にでもできることで、尚且つライティング以外にも日々大事になってくることだったので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。
日々ライティングをする方や、ブランディングについて考えたい方は最後までお読みいただき、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
日々意識していること
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みなさんは日々文章を書く機会がありますか?
書くとしたらそれはどれくらいの頻度で、どれくらいの量を書きますか?
営業メールを1本打つにせよ、伝わりやすいかどうか、誤字脱字がないか、敬語や尊敬語などは適切に使えているかどうかなど、意識することはたくさんあります。
私は普段広報として会社のPRをするべく、主にプレスリリースを書いたり、メディアや報道関係の方々と連絡のやり取りをしたりすることが多いです。
文章を読む方々にとって「わかりやすい」か「伝わりやすいか」どうかを日々意識してライティングをしていますが、それでも正解があるわけではないため試行錯誤を繰り返しています。
今回の勉強会の講師の方はマーケティングに精通している方で、その方がプレスリリースを打つとマスコミや報道関係者、約30社くらいから問い合わせが殺到するそうです…!
その講師の方が意識していることは何なのか、勉強会の後は質問もさせていただきながら学ばさせていただきました。
「受け手」が求めていることを考える
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まず講師の方はこのようにおっしゃっていました。
まず考えるべきは「あなたが何を伝えたいか」ではなく、
「受け手が求めている情報は?」を考えること。
企業側からしたら「伝えたい情報」があるように、逆に受け手側からしたら「知りたい情報」があります。その受け手に対する解像度の高さがコンテンツの質を左右するのだと講師の方はおっしゃっていました。
例えば、「野球が好きな若い女性」をターゲットに情報を届けたいとします。それを下記のように細かくして考えるのが大事なのだそう。
→ 野球 / 好きな / 若い / 女性
そして自分がコンテンツをつくるときはターゲットは1人に絞った方がいいとのことでした。
情報は1人に伝わればいい。1人に伝わるということはそれは1万人に伝わるということ。逆に3人に刺さるようにと考えると逆に誰にでも刺さらなくなってしまうのだと教えてくださりました。
文章の上手いにもレベル感がある!?
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また講師の方は文章の「上手い」にもレベル感があるのだと教えてくださり、それを以下の6つに分けてそれぞれ説明してくださりました。
①事実関係に誤りがない、論理的破綻がない (ここは絶対条件)
②文法的に誤りがない
③わかりやすい(読みやすい、理解しやすい構成、伝わりやすい説明)
④表現力がある
⑤想像力がある
⑥独創力がある:村上春樹みたいなイメージ
文章を書く上でついつい④~⑥を意識してしまいがちですが、ビジネスでは①~③があれば良く、ここをより丁寧に極めていくことが大事なのだとおっしゃっていました。
(④~⑥は小説の世界では身につけていったらいいかもとのこと。)
私もオリジナリティを考えたくなる気持ちもあったため、改めて「分かりやすく」「伝わりやすい」を徹底していこうと決めました。
自分の前提さえも疑う
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自分にとって「当然なこと」が、読者にとって当然とは限らない
(いい意味でも悪い意味でも)
読者をどこに設定するかを考えると、自分の当たり前からもコンテンツが生まれたりすると講師の方から教えていただきました。
例えば、「自分が広報をしている」 → 「女性の広報担当」という視点からもコンテンツ化ができるということです。
今まで以上に視野を広げて仕事していこうと感じました…!
磨いていくべき力
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最後に講師の方に図々しくも質問をさせていただきました。
「ライティングをしていく上で磨いていった方がいいスキルや考え方はありますか?」
とお聞きしたところ、このようにおっしゃっていただきました。
「読み手をイメージして、その読み手に伝わりやすい文章構成を考えていく必要があるので、論理的思考を磨いていくことをおすすめしますよ。」
とのこと。
これから、より意識していきたいと思います!
さいごに
いかがだったでしょうか。
ライティングと聞くと専門性が必要なのかなと感じていたのですが、大事なことは「読み手のことを考えて書く」ということでした。
ですので、これまで以上に視野を広げて仕事していこうと思いました。
みなさまの参考になれたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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