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2023年5月の記事一覧
プロによるお墨付きで金を稼ぐ方法
プロのダンサーがアイドルのダンスを観ながら褒めちぎるという動画が増えている。この現象を僕たちはどのように捉えるべきだろうか。
結論から言えば、最近のアイドルのファンは「うるせー、下手だろうがなんだろうが好きなもんは好きなんだよクソが」と言う勇気を持ち合わせておらず、「好き」を他人に説明するための根拠や合理性を求めている。
そこでプロのダンサーが必要とされるのだ。ファンがいくら「上手い上手い」と
ジャニーズ問題に、物申さない!
ひろゆきとカウアン岡本が対談している動画を観た。なんでそんなものを観てしまったのかわからないが、観てしまった。
印象に残ったのは、やたらとひろゆきが「ジャニーズを解散しろ」と主張している点だ。その理由を雑に要約すると「性的搾取という犯罪によってできた関係性で金儲けを続けるのは良くないから」というものだった。
微妙に引っかかるのは僕だけだろうか?
犯罪によって金を稼いでいるわけではなく、金を稼
大きな声で言えないが、進次郎構文が好き
すごい今さらなわけだが、僕は世の風潮に逆張りする習性を持っているので、小泉進次郎が進次郎構文だなんだとdisられているのを見て違和感を覚えていた。
「そんなにおかしなこと言ってなくないか?」と。
例えばこれ。
まぁ一見すると何を言ってるのかわからない。だが、よくよく考えれば別におかしなことは言っていない。
まず小泉進次郎は反省している。が、反省しているように見えないと指摘される。それに対し
インテリ目指して引用マウント合戦
PSYCHO-PASSの映画を観る前後から、僕の中でPSYCHO-PASSブームが来ている。アニメの1期から見返したり、過去の映画を観たり、脚本家のインタビュー記事を読んだり。
PSYCHO-PASSの魅力の1つに、やたらと文学や哲学を引用してくるという点がある。ニーチェやフーコー、パスカル、オルデガ、プルースト、ディック、コンラッドなどなど。これがとにかくかっこいい。
1期の名シーンに、敵キ
ほな漏らせっちゅうんかえ
いかにも平成初期に建てられた雰囲気の商業施設には、1〜2台のおむつ替え台とカーテンで区切られた1〜2席の授乳スペースがあるだけの、申し訳程度のベビールームが備え付けられていることが多い。
イオンモールの充実ぶりには遠く及ばない、その申し訳程度ののベビールームはたいてい、女性専用と書かれていたりする。
狭くて女性が威圧感を感じるからなのか? それともまだ男性の育児なんてほとんど認められていなかっ
ポリティカルコレクトネスとアーティスティックコレクトネス
大きな声では言えないが、実写版『リトル・マーメイド』のアリエルが可愛くて好きだ。正直、日本人とか白人の美人に見飽きてきたところに、黒人っぽい美人を持ってこられるとドキッとするよね。
「常識的に考えてアリエルは白人やろwwポリコレwww」という声も多いようだが、僕個人としてはそこまでアリエルに深い思い入れはないため、そこまでイメージとのギャップもない。それに、アニメや漫画の実写は、絵に似せようとす
警備員って「バイデン殺そっかな〜♪」とか思わないもんなの?
もし僕がバイデンを乗せた車を運転することになったら、「あーこのままアクセルガン踏みして前の車に突っ込んだらバイデン死ぬかな?」と考えるだろうし、周りで警備する警察官だったら「警棒でバイデン殴ったら死ぬかな?」と考えるだろうし、なんらかの接待するポジションだったなら「おじいちゃんだし、うまくぶん殴ったら死ぬかな?」と考えると思う。
一般人を殺すのとは訳が違う。世界一の要人なのだ。サイコパスでなくて
嘘をつかれるよりも、嘘をつく方がストレスになる
仕事をしていると社員一同で口裏を合わせて客に嘘をつく場面が少なからずあると思う。そういうときに僕は「もう正直にやりませんか?」という話をすることが多い。すると、他の社員は僕のことを世間知らずのおぼっちゃま扱いするか、素晴らしい理想を持った正義漢扱いする。
そのどちらも的外れだ。僕は単に嘘をつくことがストレスに感じるから嘘をつきたくないだけだ。嘘をつくと罪悪感を覚える。辻褄を合わせるために考えなけ
劇場版PSYCHO-PASS PROVIDENCEを観たけれども
その感想を書こうと思う。特に大したことは書かない。単に面白かったという話をネタバレ全開で書く。
時系列的には2期と3期の間らしい。ということを映画が始まって10分経ったくらいで理解した。2期と3期の間には埋め難い謎がいくつも残されていたので、この映画は辻褄を合わせていくだけの詰め将棋みたいな物語になるのではないかという懸念は、鑑賞中ずっと付き纏っていた。
実際、詰め将棋みたいな話だった。だが、
なにやってもあかんわ
最近、なにやってもあかんわ。
畑の作物もうまく育たんし、書きかけの文章もまとまらんし、娘は昼寝してくれへんし、息子はわがまま放題のパパ弁慶だし、貯金も減ってきたし、出さなあかん育休手続きの書類まだ書いてへんし、色々と準備せなあかんもの終わってへんし、そろそろ育休から復帰せなあかんし、読みかけの本も進まんし、なにやってもあかんわ。
放置しているやらなあかんことや、決断しきっていないことが複数ある
肩書マウントと、暮らしと、優しさ
「私はこのような人間です」と分かりやすく説明する能力を、僕は徹底的に欠いた人間だ。
「プロのダンサー」とか「脱サラ農家」とか「イタリアンの料理人」とか「ポケモンカードマニア」とか「東大卒」とか「元任天堂の広報担当」そういう名刺代わりに差し出せる肩書がない。
哲学書を読んだりするが古今東西あらゆる哲学に精通しているわけではない。農業をやっているが週末にやっているレベルでしょっちゅう失敗している。
『バイオショック インフィニット』をプレイして 〜むずかしい話はわからん〜
最終的に多次元宇宙を行き来する系の話。ボスであるカムストックは別の世界線での主人公ブッカーと同一人物であり、カムストックへと生まれ変わる洗礼の瞬間にブッカーを殺してカムストック誕生を阻止することで一件落着。そんなストーリーだ。
次元を飛び越えた時点で僕はストーリーを理解することを諦めた。ループとかタイムリープとかパラレルワールドとか、そういう話が出てきたらストーリーを理解するのが途端にめんどくさ