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『バイオショック インフィニット』をプレイして 〜むずかしい話はわからん〜

最終的に多次元宇宙を行き来する系の話。ボスであるカムストックは別の世界線での主人公ブッカーと同一人物であり、カムストックへと生まれ変わる洗礼の瞬間にブッカーを殺してカムストック誕生を阻止することで一件落着。そんなストーリーだ。

次元を飛び越えた時点で僕はストーリーを理解することを諦めた。ループとかタイムリープとかパラレルワールドとか、そういう話が出てきたらストーリーを理解するのが途端にめんどくさくなる。『進撃の巨人』とか『サマータイムレンダ』とか。『時をかける少女』や『君の名は』ですら正直あんまりピンときていない。

『バイオショック インフィニット』は綺麗に伏線が回収されていたらしいが、よくわからなかった。僕は伏線が回収されているかどうかや、ストーリーの整合性が取れているかどうかはあまり気にしない。矛盾してるならそれはそれで良いし、伏線なんてどうでも良い。パラレルループリープ系はそういう幾何学的なストーリー構築の美しさを見せつけ合うスポーツのようなものだ。僕はそのスポーツそのものに興味がないから、パラレルループリープ系のストーリーに馴染めないのだと思う。

イデオロギー論争的な舞台設定もあったが、前作が右派リバタリアン思想にフォーカスを当てていたのに対して、今作は先住民の話、格差の話、キリスト教の話などなどいろんなイデオロギー闘争がごっちゃになっていて、ひとつのテーマを読み取りづらかった。そのため「結局、なにがしたかったん?」的な感想に陥ってしまった。

アクション性という意味では悪くなかった。ゲームバランスもちょうど良かった。だが、ストーリーとしてみればよくわからないというのが本音で、なんとも体験として重厚感のない、あるでゲーセンでシューティングゲームをプレイしていたような、そんな感覚になってしまった。

まぁ僕が悪いのかもね。初代『バイオショック』が良かったばっかりに、ちょっとがっかり感はあった。ただ、初代の舞台であるラプチャーが出てくるというファンサービスは楽しませてもらった。

次はどうするのだろうか。しばらく続編は出ていないが、確か去年くらいに新作の制作が発表されたらしい。ちなみにネトフリでドラマも決まったという情報も見た気がする(うろ覚え)。

いずれにせよ時間はかかりそうなので、また違うゲームでもやろうと思う。そもそも『バイオショック』は『アトミックハート』の予習のつもりだったのに、ひどく時間がかかってしまった。

ちなみに次は『ニーアオートマタ』をやるのさ。アニメ観てたらやりたくなったからね。それじゃあ。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!