~京の都で暮らす~☆京都の魅力発信第1回目:西陣“冨田屋”
皆さんこんにちは。
Confee.Callmanです。
このシリーズでは筆者が今住んでいる古都京都で見つけた、京都の魅力を発信していきたいと思います。旅行で来られる方も、現在住んでいる方も見て・聞いて・感じて・楽しめる体験が出来る、そんな記事を掲載していきたいと思います。
記念すべきシリーズ1回目は西陣にある、くらしの美術館''冨田屋''さんを紹介したいと思います。
京都西陣、上京区蛸薬師町にある「くらしの美術館 冨田屋」は、別名千両ヶ辻通りにある、13代続く呉服問屋です。
もともとは初代冨田屋藤兵衛が江戸時代中期に京都の伏見で両替商を始め、大豪商となりましたが、慶応四年(一八六八年)に鳥羽伏見の戦いで、建物が全焼してしまい現在の西陣へやってきました。
千両ヶ辻通りは一日で「千両の絹が動いた」と言われるほど当時は、賑っており、まさに京都の商売の中心地と言えたでしょう。そのど真ん中に現在の冨田屋ができ、現在は国の有形文化財と指定されており、冨田屋藤兵衛十三代目 田中峰子さんが伝統を守りながら、京都の昔の良き文化を広げる活動に力を注いでおります。
さて、冨田屋では上記の通り、京都の昔ながらの良き文化を体験で出来ます。京都には12か月、四季折々の行事があり、現在京都に住んでいる人でもなかなか全部を知っている人は少ないでしょう。しかし、京都が今の京都となるまで歩んできた歴史と文化を知り、紐解くことで、一味も二味も違った楽しみができると思います。
冨田屋では昔ながらの京町屋の作りをしており京都では一番大きな(筆者が見てきた中では)町家だと思います。毎月(12回/年)行われる、マナー研修では、冨田屋の京の町屋見学と京都でのマナーやその月に行われる催しの由来、文化を学ぶことができます(大体1時間程度。2021年当時は1回2,200円程度)。下記は受講したときの写真の一部です。
12回全てを受講し終えると文化人賞という賞をもらうことができます(筆者も取りました!ちなみに文化人賞2人目です)
上記は一部なので、実際の体験ではもっと様々なことを見て、聞いて、感じることができます。雛人形は昔からの歴代の雛人形があるため、非常に貴重な昔の雛人形から最近のものまで見ることができます。また、360度回る神棚は現在の京都では冨田屋と裏千家でしか見ることのできないものなので、是非見てみることをお勧めいたします。
また、冨田屋では初代頭首が茶道や能楽に精通していたこともあり、お客様への気遣い、遊び心から、能舞台や、お茶室があります。
お茶室は武者小路千家九代目家元宗守氏が監修したもので、「楽寿」の名をいただいているもので、なかなか他ではお目にかかれないものだと思います。
他にも冨田屋では様々なことを行っております。例えば、和装での結婚式(2019年の時で10万)では、呉服屋の本当の白無垢を着ての和装ができるため、京都での結婚式を和装で行いたいと考えてる人は「本物」を体感できると思います。
また、京町家で素敵なライトアップの中、お酒を飲みながらの会食(¥10,000~飲み物別 別途飲み放題あり)や、祇園ならではのお座敷遊びを体験出来るプランもあります(季節によりしていないこともあるかもしれないので、詳しくは下記までお問い合わせ下さい)
スタッフの方々も非常に親切で、丁寧に案内をしてくれますので、初めての方でもそうでない方も、何度も行きたくなる、そんなアットホームな雰囲気の伝統ある京町屋の空間の中で是非"古都京都"を体験してみてはいかがでしょうか。
他にも様々なプランがございますので、下記へ気軽にお電話してみてください。スタッフが親切に色々と対応してくれますよ。
その際は是非このサイトを見ましたと言っていただけると嬉しいです(*^^*)
アクセス
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京都府京都市上京区石薬師町697
https://tondaya.co.jp/access/
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