Kosuke Hiramatsu

1977年生まれ。地方の会社員です。 #PLANETSCLUB ランニング部などに所属中。 https://www.facebook.com/profile.php?id=100028393145603

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マガジン

  • Feature FUTURE

    • 49本

    PLANETS CLUB「 こども未来部」メンバーによるリレーマガジンです

  • WE Run | Write, Eat, Run

    • 274本

    私たちが(そして誰かが)走り続けるためのリレーマガジン

最近の記事

87cmの世界線

オーバーハング2022年1月、分かってはいた事だがついに防衛ラインを突破されていたことが健康診断によって裏打ちされた。 上着を引っ張り上げ、お腹まわりを測った数字は85cmを2cmオーバーしたのだ。 自分はウエスト79cmと82cm の2サイズの作業着を仕事で着用している。2021年夏まではちょっとキツイなくらいの感じで79cmでも着用できていたのだが、気温が下がり重ね着枚数が増えたとこで、フロントホックがパンパンで引きちぎれそうな勢いに確変していた。いや、夏服は薄いアンダー

    • 機器が奏でる深夜3時の演奏会

      ・音キチ普段の生活において耳にイヤホンが刺さっていることは、もはやマスク同様に日常であり、エチケットなのではないでしょうか。私も現場仕事中の連絡、オンラインアプリでの会話や今この作業をしながらもイヤホンから音楽が流れています。そしてその鳴っている音のクオリティーも非常に聴きやすくて、どんな状況でもほぼ同じクオリティーの画一された音を楽しむことができます。 そして最近発表されたアップル製品のHomePod miniという製品があります。どんな音を鳴らすのだろうかという、オーディ

      • 季節とデータにバイオリズムを少々

         昔から見慣れている里川の流れを毎日通勤時や仕事の移動中に眺めている。川は水量の増減や季節によってその表情を変化させる。何ともいいものである。  6月とは自分にとってそういう時節なのだ。それは渓流釣りにて、ある里川のポイントに6年間毎年1回は通い、6年目に訪れた光景に関わりがある。以前の自分は本流・渓流大物釣りに明け暮れていたのである。 季節と天候による増水の変化でポイントが豊かになる  では川の表情の変化とは何かというと、水量が増えることによって現れる荒々しい流れの迫力

        • 紫の空を越えて、偶然という演出に溺れる

          紫の夜  マジックアワー、紫の夜と聞いてすぐ思い出したのは、湘南爆走族(マンガ)2代目総長 江口洋介のリーゼントだ。ある意味間違ってはないのだが、そうではなく、同マンガでも表現されている紫のワインディングロードだ。そのマンガでこんな台詞がある。 「集会が終わると、夜明けの海岸線を突っ走って帰るんだ。明け始めの道路ってのは、紫色なんだよ。建物も空もだ。〜中略〜 紫の中には俺一人。一番いいなって思う瞬間だね」  彼らは爆走族なので、バイクでそんな時間を味わっているが、自分の参

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        記事

          薬味のような佇まいで粛々と

           2021年1月、あと2週間で2月というタイミングで、2月から同市内の勤務先ではあるが、移動してほしいと突如言い渡された。  全く予想もつかなかった展開に「え!」とはなったが、とりあえずその場では快諾した。とはいえ、ギリギリまでひっくり返らないかと期待していたのだが、もうすでに新しい勤務先での生活は2ヶ月が経過している。  通勤も歩きで30分、自転車で12分の3キロから、軽トラで25分の15キロに変わった。  自家用車生活をやめて約8年が経つ。今後も所有するつもりはないので、

          薬味のような佇まいで粛々と

          利用することで取り込まれる空間

           現在は自分の生まれたときとは違い、既に繋がっていることが当たり前の世の中になっております。しかし、自分のような世代が、それを前提条件として捉える行為自体が、もはやどうなのと言っても、言い過ぎではないレベルになっている状態が、現在なのではないでしょうか。  今回、「ひとり空間の都市論」を読んでみて、改めて空間を移動する行為の中で感じた、部分的な繋がりとはどういうことか考えてみることにしたのですが、大したことは思いつきませんでしたので。少しだけ妄想にお付き合いください。  以

          利用することで取り込まれる空間

          RUNDOM MIX 2021 vol.1

          RUNDOM MIXとは 今回はオンラインサロンPLANETSCLUBの分科会である。ランニング部で企画された『RUNDOM MIX』について書かせていただきます。  この企画は、「寒い冬、まずは家を出るのが2021年最初の目標です(笑) 寒さを乗り越え走りたくなる、歩きたくなる曲をお待ちしています。」というコンセプトのもと、ランニング部に立ち上がった、☆放送委員会☆がリクエスト募集し、そのリストの曲順を放送委員会所属の自称DJが決め、後日出来上がったプレイリストを、ランニン

          RUNDOM MIX 2021 vol.1

          オンラインに寄り道

           突発!待ち合わせラン(オンラインもあるよ!)zoom目線  某日、某待ち合わせ場所に走って集まるイベント『突発!待ち合わせラン(オンラインもあるよ!)』にオンラインで参加した。  ランニング中に設定されていた時間になり、設定されているオンラインミーティングアプリ「zoom」に接続し、現地のオフライン組のリアルに集まってくる様子を映している画面や、他の地域から参加しているメンバーの画面を覗く。もちろんこちらの画面も見せている状態でだ。  このzoomを使ったオンライン・ラン

          オンラインに寄り道

          ねむりの呼吸壱ノ型「起きてもzoom」無限zoom編

           オンラインサロンPLANETSCLUB参加し、オンラインミーティングアプリzoomと出会って、いつの間にか2年が経過していた。使い方もろくに把握してない状態でzoomに飛び込み、カメラもマイクもオン状態でのデビューだった。  単純に顔を出さないのは失礼だなと、勝手に思い込み、最初からフルオープンでのzoomだったが、後にオフでも失礼に当たらないと知った。  それに気づいた時には、既にかなりの回数のzoomをこなしており、フルオープンでの自身を晒すスタイルが、当たり前になって

          ねむりの呼吸壱ノ型「起きてもzoom」無限zoom編

          いいものほど数年熟成させるとまた味が出る

          この音源を聞いた時、その無機質な音達に相反して自分は激しく動揺させられた。 「erstlive004」  2005年 Erstwhile Recordsよりリリース。  これは2004年5月6日にドイツ ケルンのコンサートホール(シュタットガルテン)で行われた約24分のセットだ。 参加アーティストは クリスチャン・フェネス (Christian Fennesz) : computer サチコ M (Sachiko M) : sinewaves,contact micro

          いいものほど数年熟成させるとまた味が出る

          「やさしいうた」の喜びと暴走メモリー

          オンラインでDJデビューしたら 最近、ランニングで必ずリスニングするようになった。  以前のランニングでのリスニング活用方は、生放送で視聴できなかった討論番組をラジオがわりに聴きながらランするパターンがほとんどで、自分から主体的に接種するというよりも、軽くチェック程度の感覚だった。  それを今はランニングのついでに、音楽も楽しんでしまおうというわけで、むしろ主体的に接種することにしている。理由は以前のnoteにも少しだけ書いたが、可処分時間的に普段の生活の中に音楽を聴く時間

          「やさしいうた」の喜びと暴走メモリー

          頑固な相棒から軟弱な相棒へ

          最初の相棒 先日、朝ランで古墳を経由し銭湯で汗を流したあと、そういえばもう直ぐ近くにある大型スポーツ店の開店時間になるではないですかとなり。モチベを上げるためという口実のもと、物欲を満たすために新しいランニングシューズを買うことにした。  この時自分が愛用していたシューズは「HOKA ONE ONE」ARAHI 3 ー 通称「R2D2」のみだ。このシューズは自分が所属しているPLANETSCLUBランニング部のコーチと呼ばれる存在にして、ご自身の職業として日々お客さんの足にリ

          頑固な相棒から軟弱な相棒へ

          「情けなさ」の中にあるポップな回路

          本来ならば明日からオリンピック開催となるはずだった連休前日の2020.7.22の夜。 自分はある映画を鑑賞するために世界有数の温泉地にある映画館へと電車で向かっていた。 言うまでもないとは思うが、世界でも有数の温泉地へわざわざ映画を見るために行ったことは過去一度もない。 作品は6月に行われたzoom会でオススメ映画として紹介された作品で地元ではやってないだろうなと高を括っていたところたまたまやっていたので、せっかくだからと見に行くことにした。 なかなか調整が付かずやっとこの日

          「情けなさ」の中にあるポップな回路

          主体的に走るということは楽しむという回路へ接続することである

          車で走るということ 自分は車の運転が嫌いだった。どのくらい嫌いだったかと言えば、自家用車を手放したときの理由がバッテリー上がった為である。  どういうことかというと、移動手段として必要なくなったらバッテリーが上がるまで乗らなくなったのである。  自分は自家用車を手放した当時、車をただの移動手段としてしか捉えていなくて、しょうがなく所有し運転していたのである。  本当にそうだったのか。  いや、以前はそうではなかったではないか。  ここからは少しその事を考えるきっかけになっ

          主体的に走るということは楽しむという回路へ接続することである

          2020年上半期のランニングで見えた自身の欲求満たす対極にある捌け口

          早朝ランと音との関係性を再考 突然だが、自分は以前のnoteで早朝に走るという事に関して  早朝ランといえば、まず静かです。車が少なく空気の振動がないので音の純度が高い。いろんな音が優しく入ってくるような感じと言っても良いかと思います。(空気が綺麗)  人も少ない。ほぼほぼ散歩かランナーの方にしか会いませんので人の目が気にならない。町、団地、坂、商店街を走っても貸し切り状態。  普段は味わえないまだ活動前の空間を堪能することができます。 と書いていた。さらに、  早朝ラ

          2020年上半期のランニングで見えた自身の欲求満たす対極にある捌け口

          お・も・て・な・すRunの前提条件

          突然のメッセは旅を走るひとでした 自分はオンラインサロンPLNETSCLUBに地方より参加して、クラブの分科会の一つであるランニング部に所属している。  クラブに参加して気付いたら一年が過ぎてるなと思っていた2019年10月  「こんにちは。〜自己紹介〜 突然の連絡しつれいします。じつは今九州をたびしておりまして、明日大分県にも少し寄り、軽く走る予定です。おすすめのランスポットはどこかございますか?」  Messengerが「ピキーン」と甲高い音を鳴らし、開くとランニン

          お・も・て・な・すRunの前提条件