はじめに 実朝が暗殺されてしまった事により、京側は親王将軍を送ることをいったん見送りとしてしまったために、鎌倉では将軍不在となる状況が長く続いていました。義時…
はじめに 一時はあらぬ方向に進んでいた運命の歯車が、まるで何かに吸い寄せられたかのように八幡宮の階段に集まったところで前回は終了となり、なんとなく肩透かしを食…
はじめに 前回の段階で既に歴史的事件に至る流れが描かれ、そして今回のサブタイトルが審判の日となっていましたので、放送される直前で残り5回と考えれば今回で事件の…
はじめに 政子の決断によって義時包囲網が出来た事によって、いったんは御家人間の争いの無い平和な鎌倉に変わっていくかと思った矢先、公暁が鎌倉に戻ってきた事によっ…
まえがき 騙し討ちのような形で和田義盛が討ち取られたことにより、実朝と義時の間には深い亀裂が入ることになりました。脅威となる御家人がいなくなった事で、義時は鎌…
まえがき 前回、実朝と政子のとりなしによって一度は戦が回避されましたが、和田側の勘違いにより結局戦は避けられない状況となってしまいました。 結末は分かってい…
まえがき 先週より最終章が始まった訳ですが、前回は誰も死んでいないはずなのに、ここまでかというくらい重い展開になってしまったので今回もかなり身構えながら鑑賞し…
まえがき 先週の放送はSP対談だったため、何だかぼんやりとした感じで放送を見始めたら突然の長澤まさみさんの登場から始まったので、いきなり引きずり込まれてしまいま…
まえがき 前回のラストの流れを見てもしかしたら、これまで残された史料とは大きく違う方向に進むかもと思いドキドキしながら観ていたんですが、まずザックリと見た感じ…
まえがき 前回時政(と裏で操るりく)によって畠山一族は滅ぼされてしまったわけですが、無実の罪で謀反人とされてしまったことによって義時は時政を見限り執権の座から…
まえがき 前回時政に誤魔化されたとはいえ実朝が内容を確認しないまま、畠山重忠を謀反人とする下文に花押を書いてしまったことにより、重忠は謀反を犯したとして成敗さ…
まえがき 今回はサブタイトルにある「苦い盃」の意味合いについて、主に中心となるのは北条政範の死に関連しているものと見ていましたが、その他にもいくつか盃を交わす…
まえがき 前回の最後も含めてここ暫く張り詰めた空気だったので、鑑賞前のサブタイトルや予告映像を見て、久しぶりに落ち着いて観れるかと思っていたんですが、人が死ぬ…
まえがき 権力を剥奪された頼家が前回ついに配流されてしまいました。義時としてはこのまま大人しく過ごして貰いたかったと思うのですが、頼家の北条への恨みは深まるば…
はじめに この数回、鬱展開が続いている事もあってドラマを見終わった後ややしばらく感想を書く気力が上がらず、公開が遅れ気味になってしまってます。公開後も直ぐに見…
まえがき 前回の最後に義時と比企能員が対峙した時に、能員のたくらみを裏で頼家に聞かせるよう義時が仕掛けましたが、そこに頼家はいなかったため作戦は失敗となりまし…
どうゆう
2022年12月8日 09:43
はじめに 実朝が暗殺されてしまった事により、京側は親王将軍を送ることをいったん見送りとしてしまったために、鎌倉では将軍不在となる状況が長く続いていました。義時は京側から親王将軍を断らせた上で別の将軍を立てさせるべく思案を重ねていましたが、この混乱に乗じてまた新たな火種が起きようとしていました。阿野時元の乱について 実衣は今が好機と考え、息子の阿野時元を新たな鎌倉殿にさせるよう画策しまし
2022年12月1日 16:45
はじめに 一時はあらぬ方向に進んでいた運命の歯車が、まるで何かに吸い寄せられたかのように八幡宮の階段に集まったところで前回は終了となり、なんとなく肩透かしを食らった状態のまま、今回を迎えることになりました。義時はどこまで把握していたのか 武装していた義村は参拝の列に並んでいると思っていた義時から肩を叩かれ驚愕の表情を隠せていませんでした。義時はその場にいた泰時から自分が公卿の討伐対象と
2022年11月24日 17:03
はじめに 前回の段階で既に歴史的事件に至る流れが描かれ、そして今回のサブタイトルが審判の日となっていましたので、放送される直前で残り5回と考えれば今回で事件の全てが描かれるものと思い込んでいたんですが、まさかの展開に終始目が離せずという状況に… 今回も、気になったポイントについていくつか書いていきます。義時と白犬 冒頭、いきなり白い犬が正面に映し出され、その後義時と対峙するという場面
2022年11月15日 16:15
はじめに 政子の決断によって義時包囲網が出来た事によって、いったんは御家人間の争いの無い平和な鎌倉に変わっていくかと思った矢先、公暁が鎌倉に戻ってきた事によって、再び暗雲が漂い始めて来ました…公暁の野心 公暁は帰参するなり、自分は次の鎌倉殿となる気満々の発言をしていました(以前から乳母夫である三浦義村が焚き付けていたようです) しかし、政子からは鶴岡八幡宮別当となるよう告げられ、実朝
2022年11月9日 16:36
まえがき 騙し討ちのような形で和田義盛が討ち取られたことにより、実朝と義時の間には深い亀裂が入ることになりました。脅威となる御家人がいなくなった事で、義時は鎌倉殿を凌ぐ権力を得ましたが、実朝は義時に対して鎌倉を源氏に取り戻すと宣言、思案を募らせました。 …と、大まかな前回までの流れを書きましたが、今後最大のクライマックスである承久の乱に向け新解釈を取り入れた脚本になっているようで、気になる
2022年11月1日 16:39
まえがき 前回、実朝と政子のとりなしによって一度は戦が回避されましたが、和田側の勘違いにより結局戦は避けられない状況となってしまいました。 結末は分かっているとはいえ、いくつかの点において事前に知っていた内容と違う部分も見受けられましたので、気になったところを書いていこうと思います。時すでに遅し 場面は和田義盛が館に戻った後(実朝との双六をしばし楽しんだ後だと思います)息子達から既に
2022年10月28日 13:19
まえがき 先週より最終章が始まった訳ですが、前回は誰も死んでいないはずなのに、ここまでかというくらい重い展開になってしまったので今回もかなり身構えながら鑑賞したんですけれども、前回以上の重苦しい展開に見終わった後はヘビー過ぎてどっと疲れが出てしまいました… そんな訳でなかなか筆も重い状態になっているので、若干抑え気味な感じではありますが、気になったポイントだけピックアップして行きたいと思いま
2022年10月19日 14:05
まえがき 先週の放送はSP対談だったため、何だかぼんやりとした感じで放送を見始めたら突然の長澤まさみさんの登場から始まったので、いきなり引きずり込まれてしまいました… その場面では承元2年(1208年)から建暦2年(1212年)の4年間を1話に凝縮するとのナレーションだったんですが、前回の時政追放は1205年の話ですので今回開始時点で既に3年が経っている状況から最終章は始まります。病み上
2022年10月4日 00:07
まえがき 前回のラストの流れを見てもしかしたら、これまで残された史料とは大きく違う方向に進むかもと思いドキドキしながら観ていたんですが、まずザックリと見た感じとしては想像していた通りに落ち着いた感じでしょうかね 今回は、全体の中でもちょっと気になったポイントを掘り下げてまとめていきたいと思っています。時政の覚悟 前回からの流れで時政邸内には実朝を連れ出してきた三浦義村と和田義盛が居り
2022年9月26日 20:27
まえがき 前回時政(と裏で操るりく)によって畠山一族は滅ぼされてしまったわけですが、無実の罪で謀反人とされてしまったことによって義時は時政を見限り執権の座から追い落とすことを決断しました。 この後に牧氏の変と言われる出来事へと続く訳ですが、どのよう話へと脚色されるのか、また今回のサブタイトルである「オンベレブンビンバ」とは一体何のことなのか気になり過ぎて、この一週間モヤモヤを抱えたまま過ごし
2022年9月19日 08:56
まえがき 前回時政に誤魔化されたとはいえ実朝が内容を確認しないまま、畠山重忠を謀反人とする下文に花押を書いてしまったことにより、重忠は謀反を犯したとして成敗されることになってしまいました。 重忠を説得するために鎌倉を離れていた義時は戻ってからこの事実を知って憤りますが、一度鎌倉殿が認めた下文を覆す事は出来ないため、他の方法で重忠を救う方法を考えますが…謀反人重忠 時政は三浦義村と和田
2022年9月12日 13:47
まえがき 今回はサブタイトルにある「苦い盃」の意味合いについて、主に中心となるのは北条政範の死に関連しているものと見ていましたが、その他にもいくつか盃を交わす場面がありましたので、このあたりも何か絡んでいるのか考えてみたいと思っています。 また、今回サプライズ出演で何の告知も無く大竹しのぶさんが登場されましたが、この場面についても感じた事を書いてみたいと思います。千世の下向 鎌倉殿と
2022年9月5日 14:44
まえがき 前回の最後も含めてここ暫く張り詰めた空気だったので、鑑賞前のサブタイトルや予告映像を見て、久しぶりに落ち着いて観れるかと思っていたんですが、人が死ぬのとはまた別の意味で見た後の後味の悪さを感じる回となってしまいました…泰時への継承 冒頭、頼朝の形見として義時に預けられた小さな観音像が泰時に渡されていました。自分にはそれを持つ資格が無いと義時が話していましたが、なぜこのようなエ
2022年8月29日 15:32
まえがき 権力を剥奪された頼家が前回ついに配流されてしまいました。義時としてはこのまま大人しく過ごして貰いたかったと思うのですが、頼家の北条への恨みは深まるばかりで、すぐにも再燃しそうな状況でした。 権力を剥奪されたとはいえ新旧鎌倉殿が存在する歪な状態となってしまったことで、このまま何事もなく推移するとは到底思えず、最悪な運命を迎えることになるまでの過程がどうなるのか注目してみました。権
2022年8月21日 22:31
はじめに この数回、鬱展開が続いている事もあってドラマを見終わった後ややしばらく感想を書く気力が上がらず、公開が遅れ気味になってしまってます。公開後も直ぐに見直しをかけていくつもりだったんですが、仕事も重なったりして気がついたらもう数日過ぎていたりとか… さて、今回は医者からもまず回復するのは無理と言われていた頼家が奇跡的に回復して目を覚ましてしまった事により、鎌倉御家人たち(特に北条家の人達
2022年8月14日 23:31
まえがき 前回の最後に義時と比企能員が対峙した時に、能員のたくらみを裏で頼家に聞かせるよう義時が仕掛けましたが、そこに頼家はいなかったため作戦は失敗となりました。駆けつけた時房から頼家が倒れたとの急報が… 医師(佐々木秀義の孫と名乗っていましたが、若いとは言え見た目がそっくりな上に喋りが明瞭に…どうやら同じ役者さんが演じているようです)の見立てでは頼朝の時と同じ症状で目覚める事は難しいとのこと