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外国人採用の配属時のメンターに起用する人財

外国人就労者を、主戦力として活用するために、最大のポイントとなるメンターに起用する人財は、どんな要素が必要なのかを書いていきたいと思います。

【メンターシップ】
経験豊富な個人(メンター)が、経験が少ないまたは新しい個人(メンティー)に対して指導、アドバイス、サポートを提供する関係のことを指します。この関係は、メンティーが自身のスキルを向上させ、キャリア目標を達成するのを助けることを目指しています。
人事用語なので押さえておきましょう。

メンターシップは、以下のような形で行われることが多いです。
◎経験者が新人に対して、業務に関する知識やスキルを教える。
◎経験者が新人のキャリア開発をサポートし、アドバイスを提供する。
◎経験者が新人に対して、組織の文化や価値観を理解するのを助ける。

メンターシップは、新入社員が組織に適応し、自身の役割を効果的に果たすのを助ける重要な手段となります。また、メンターシップは従業員の満足度とロイヤルティを高め、組織の離職率を低下させるのにも役立つとされています。

初めての外国人雇用ステップバイステップガイド『5.オンボーディングと統合』

外国人就労者を、主戦力として、活用する際に、メンターに起用する人財に求められる要素は、多岐にわたります。

1. 経験と専門知識

メンターは、その業界や職種において豊富な経験と専門知識を持っている必要があります。これによって、メンティー(外国人就労者)に対して、有用なアドバイスやガイダンスを提供できます。

2. コミュニケーション能力

言語や文化の違いを乗り越えて効果的にコミュニケーションを取る能力は、とても重要です。これには、聞く力、説明力、そして感受性が含まれます。

3. オープンマインドと柔軟性

異文化の背景を持つ外国人就労者に対して理解を示し、その特性やニーズに柔軟に対応できるオープンな心構えが求められます。

4. リーダーシップと指導力

メンターは、外国人就労者を導く役割も、担いますので、リーダーシップと指導力が必要です。これには、目標設定、進捗のチェック、フィードバックの提供などが含まれます。
配属後の最初の1ヶ月間は、毎週一度の面談が望ましいです。

5. 感受性と人間理解

外国人就労者の立場や感情を理解し、その人それぞれのニーズに対応できるような感受性が必要です。

6. 組織文化と価値観の理解

企業や組織の文化、価値観、ビジョンについて深い理解を持っていることで、外国人就労者が、出来るだけ、スムーズに、組織に適応できるようにガイダンスを提供できます。

7. 継続的な学習と自己啓発

メンター自身が、継続的に学び、自己啓発をしていることが、外国人就労者に対する良い出会い、希望を与える模範となり、信頼関係を築く上で、重要なことです。

8.最後に

これらの要素を兼ね備えたメンターの存在が、外国人就労者を主戦力として活用する際の最大のポイントとなるでしょう。


日本は、将来の日本の社会のために、
より良いしくみを構築できるはずです。

お読みいただき、本当にありがとうございます。

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