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記事一覧

投資サークルメンバー通信vol.9

投資サークルメンバー通信vol.9

米国のテーパリング、オミクロン変異株、中国不動産開発会社のデフォルト懸念etc.

マーケットのボラティリティを上昇させる話題が相次いでいます。

ボラティリティ上昇が利益に繋がり易い取引の一つが日経225先物おオプションです。

今日は少し早めに起きてポジションをつくりました。

サークルメンバーの皆さんには、手前で有用な情報や取引手法を教えています。

ご興味ある方はWebFP事務所かこちらの

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投資サークルメンバー通信vol.8

投資サークルメンバー通信vol.8

 経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団は、6日に期日を迎えたドル建て社債の利払いをまた見送った。

 期日から30日間の猶予期間内に利払いができなければデフォルト(債務不履行)となる。

未払いとなったのは、恒大の中核子会社である恒大地産集団が発行した社債の利息8250万ドル(約94億円)。

 恒大は別の社債についても、未払いとなっている利息1億4800万ドルの支払い猶予期限が1

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投資サークルメンバー通信vol.7

投資サークルメンバー通信vol.7

中国の不動産開発会社大手上位30社の殆どが、国が定めた債務と財務関係ルールに抵触し、資金繰りが悪化しています。

簿外債務を含めると中国GDPの10パーセントを超えている可能性も否定出来ないと思います。

ご承知の通り不動産不況は個人消費に大きく影響します。

漸く日本のマーケットも隣国である中国の不動産バブル崩壊の影響を意識し始めたのかもしれません。

その証拠に日経平均のチャートは好調継続のニ

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投資サークルメンバー通信vol.6

投資サークルメンバー通信vol.6

円安がかなりすすみました。

過去のブログをご覧頂ければ分かると思いますが、私は以前からドル円は円安に向かうとお伝えしてきました。

理由がはっきりしていたからです。

景気が回復傾向であり、テーパリングの開始時期が意識される米国と、未だ消費者物価指数がゼロ近辺にありインフレとは程遠い状況の日本を比べた場合、金利の動向に明らかに差異が生じます。

米国の金利は上昇しやすく、日本の金利は低位安定と言

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投資サークルメンバー通信vol.4   ポジションつくりませんか?

投資サークルメンバー通信vol.4   ポジションつくりませんか?

投資サークルメンバー通信vol.3で109.30近辺でドル買いポジションを推奨しましたが、今現在PM11:55のドル円の水準は109.13前後での推移です。

これは、皆さまご承知の通りPM09:30に発表があったニューヨーク連銀製造業景気指数(8月)の影響によります。

予想の28.5に対して18.3

これを受け、テーパリング開始時期の期待が後ろ倒しになるイメージで米国金利は低下し、円高=ドル

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投資サークルメンバー通信vol.3    ポジションつくりませんか?

投資サークルメンバー通信vol.3    ポジションつくりませんか?

こんいちは。向井です。

投資サークルメンバー通信vol.2でお伝えしましたが、今の為替マーケットのテーマは米国のテーパリング開始時期だと考えて良いと思います。

その上でボックス相場が続いているものと思います。

具体的には109.10~109.60近辺で買い

110.30~110.80売り。

スキャルピングではなく、デイトレードやスイングトレードが向いている相場だと思います。

2021年

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投資サークルメンバー通信Vol.2   今の為替マーケットは分かり易い

投資サークルメンバー通信Vol.2   今の為替マーケットは分かり易い

皆さんの投資対象はどんな資産ですか?

投資対象になり得る資産は様々です。また、焦ることもありません。
チャンスはいつでもあるからです。

ただし、大きなチャンスと思われる時期や、マーケットの趨勢を予見することが相対的に難しくない時期があるのも事実です。

勿論、相場ですから100%はありませんが、その確度を高められる要素が揃っている時があるということです。

他の記事にも書きましたが、現在の為替

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投資サークルメンバー通信Vol.1   Fx(外国為替取引)関連資料

投資サークルメンバー通信Vol.1   Fx(外国為替取引)関連資料

FXは投資の中では比較的身近にある投資対象だと思います。

中には既に取り組まれている方もいらっしゃると思いますが、なかなか体系的に学ぶ機会は少ないと思います。

売買して利益が得られればいい、と言えばその通りですが、やはり内容を出来るだけ知った上で売買することは本質的なリスクをコントロールすることに繋がります。

そこで、サークルメンバーさん向けにFXマニュアルを作成しています。

まだ完成して

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投資専門サークルを立ち上げました!

投資専門サークルを立ち上げました!

大手証券会社の金融市場部門で20年以上に亘り最前線でマーケットと対峙してきた経験と知識をメンバーの皆さんにお裾分けしたいと思っています。

投資は自己責任ですが、基礎となる知識や、様々な情報、参考になるマーケットの見方は必要だと思料します。

また、投資信託など金融商品自体の内容について販売業者ではなく第三者に意見を求めたい時など、私も含め皆さんで意見交換できれば素敵だと思います。

こちらのno

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FX為替取引は基礎知識を学んでから取り組むことで損失から身を守り利益を得ることができます

FX為替取引は基礎知識を学んでから取り組むことで損失から身を守り利益を得ることができます

皆さんは為替の決定要因についてお考えになったことはあると思いますが
どのような経済指標の動きにも的確に反応し、為替市場に大きな影響を与えるモノ・・・

言ってしまえば、その動きさえ適格に捉えることが出来れば、乱暴ではありますが、経済指標が
どんな結果であったか、発表を見ずとも分かるようなモノ・・・分かりますか?

それは、金利です。

金利?といってもピンとこない方もいらっしゃると思いますが、難し

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FX取引(外国為替取引)の基礎知識  ファンダメンタルズ分析その3

FX取引(外国為替取引)の基礎知識  ファンダメンタルズ分析その3

久しぶりになってしましました。向井です。

皆さまお気付きでしょうか?恐らく気付いていらっしゃる方も多いと思いますが、最近の為替マーケットは同じことの繰り返しになっています。

テーマの中心は米国のテーパリング開始時期です。

経済指標の発表の度にFRBが発表された経済指標をどう判断するのかをマーケット参加者が予想して売買をしています。

勿論、経済指標が予想よりも良好であればファンダメンタルズが

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FX取引(外国為替取引)の基礎知識  ファンダメンタルズ分析その2

FX取引(外国為替取引)の基礎知識  ファンダメンタルズ分析その2

日銀の黒田総裁の記者会見、ご覧になりましたか?
黒田総裁は歴代の総裁の中で、個人的なランキングは最上位です。

もっと言うと、この難局に黒田総裁がいらして良かった!と
心から思っています。

余談ですが、アベノミクスとい政策がありましたが、日銀の黒田総裁がいなければ
機能しなかったのではないか?と今でもそう思っています。

余談で終わってしまいそうですから、本題に入ります。
前回の第10回の講義で

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FX取引(外国為替取引)の基礎知識  ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析

FX取引(外国為替取引)の基礎知識  ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析

今日はボヤかずにサクッと講義に入りたいと思います。
なぜなら、個人的に非常にショックなことがあり・・・
ボヤく気にもなれないからです・・・

全て自業自得ですが、いくつになっても幼稚さが抜けない
自分を恨めしく思います。

さて、本題です。

金融市場を考える時、その分析手法は大きく分けて以下の2つです。
1.ファンダメンタルズ分析 2.テクニカル分析

FX取引は金融取引の一つですから当然その分

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FX取引(外国為替取引)の基礎知識  為替と金利の関係2~米国雇用統計~

FX取引(外国為替取引)の基礎知識  為替と金利の関係2~米国雇用統計~

こんにちは。向井です。

すっきりしない社会情勢、日本の政治、コロナ、金融市場、天気、花粉・・・
モヤモヤが蓄積されがちですが、本日も最後までお付き合いください。

???私だけ? モヤモヤ?

本題です。

FX取引(外国為替取引)第8回講座で金利上昇はその国の通貨が買われる
大きな理由の一つだとお伝えしました。

もう一度整理します。

国力が増す=良い経済指標=好景気⇒金利上昇⇒通貨高 です

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