\で、結論は何?のうまい言い換え/#108
「人生の先輩には口が裂けても『話長いです』とは言えません。結論は何?と角の立たない聞き方の言い替えはあるでしょうか。」
という質問をいただきました。
この話、どこ行くんだろう。
話が長くて聞いているのが苦痛。。。
ということは、結構 多いですよね。
「この話の結論は何?」
その言い替えについてご紹介します。
①目上の相手には話を「聞く」
お客様や、気を遣う相手の場合は、聞くのが基本です。
【聞くときにストレスがかからない聞き方3選】
❶オウム返し
「こんなひどいことがあったんですよ」って言われたら、「それはひどいですね」と相手の表現をそのままお返しします。
❷褒め言葉の「さしすせそ」
・さすが
・信じられない
・素晴らしい
・センスいいね
・そうですか
とりあえず順番に言って、脳のリソースを割かないというのも大事です。
❸「承認の3つの言葉」
・それが〇〇さんだからこそできるんですね。
・〇〇さんじゃなければそれは無理でしたね。
・周りの方は〇〇さんがいてくれて幸せですね。
こういう承認を入れていくと、相手の方は気分よく愚痴や不満を吐き出すことができちゃいます。
私がけっこう鉄板で使う言い方です。
②男性脳と女性脳の違い
これに関して面白い話がありまして、男性脳と女性脳でコミュニケーションの違いがあります。
【1日に発する単語の数】
・男性は平均で7千語
・女性は平均で2万語
なんと、女性の方が男性の3倍近い言葉を喋ってるんですね。
男性は解決型の脳なので、たくさん喋ることを求めていません。
ところが女性はたくさん話して聞いてもらうことで、ストレスを発散するという習性があります。
だから女性が話をするのは、順序立てて結論を分かってもらうというより、自分のストレス発散のために周りに話していることが多いんです。
③目下の場合は「ゴール」を聞く
相手が仕事相手や部下のように、自分が指導しなきゃいけない、もしくは仕事に支障が出る場合は、こんな風に聞きます。
❶話のゴールを決める
・相談ですか。
・それとも単に聞いてほしいんですか。
❷時間のゴールを決める
「この後お客様来るから4時半までしか話聞けないけど、それでいい?」
❸3つの質問で絞り込む
○ 原因を1つに決める
「何に1番困っているの?」
1番困っていることを聞き出します。
〇聞き役の私のゴールを決める
「私は何をしてあげたらいい?」
話を聞いているあなたの役割を決めましょう。
〇相手のゴールを設定する
「あなたはどうしたいの?」
未来志向の質問をしましょう。
話が要領を得ない場合はこうすることで、お互いにストレスなく話ができます。
私はスタッフの方とか部下には、こんな感じで話を聞いてきました。
お互いに時間がないので、こうしないと永久に時間がかかっちゃうんですよね。
これでエンドレスに続く話を止めることができます。ぜひ参考にしてみてください。
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