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\本田圭佑さんの話し方のコツ/


本田圭佑さんと言えば国内はもちろん、世界でも大活躍されています。

あまりにも偉大な存在って思える方ではありますが、反対にけっこう気さくなお兄ちゃんみたいなイメージもあるかと思います。

本田圭佑さんの惹きつける話し方について考えてみました。




①スピーチやビジネスに使える話し方


私が先日、InstagramとVoicyの同時ライブでスピーチやビジネスで使える話し方について3つお話をしました。

・自分のことばかり話さない
・ジャッジしない、相手と同じ目線で話す
・相手にズケズケと聞かない

本田圭佑さんがまさにこのトークだったんです。


②近畿大学卒業式のスピーチから学ぶ話し方


近畿大学の卒業式で本田圭佑さんが登壇されたことがありました。
壇上に出てきた本田さんは、どんな一言から入ったか。

「僕は大学出てないんですけど、近畿大学の卒業式に呼んでいただけて嬉しいです。」

学生さん達にしたら、圧倒的なスーパースターである本田圭佑さんが天から降りてきたみたいな気持ちだったと思うんですね。
ところが、上から行かずに下から行ったんです。

この卒業式にいるみなさんの方が、僕よりも大学を出たという面では上ですよ。という目線で話しはじめました。
この一言で学生さん達はますます聴く気になったと思います。

次に何を言ったか。

「今日何話すか一切考えずに来ました。暗記が得意じゃないとか、読んで話すってあんまり好きじゃないっていうのがあって。まあ、なるようになるやろと思いながら、ここに来てます。」

すごいなと思いました。
卒業式で挨拶をします。って言ったら、大体みなさん書いてくるじゃないですか。そんな用意をしないで来たというのです。

学生たちは度肝を抜かれたことでしょう。
「え?いきなりここで思ったことをしゃべりだすの?」
「何を言うんだろう?」
ってワクワクしますよね。こんな感じで相手を思わぬ方向に連れて行ってくれるわけです。

それから、
「先にちょっと質問したいんですけど、もう将来の夢が決まっているっていう方、手を挙げてもらっていいですか? あ、めっちゃ少ない。」

こんな風に会場に投げかけました。

そう。自分の話したいことを一方的にするのではなく、
どうですか?みんなどんな風に思っているの?将来はどうするの?
と相手から聞き出していく。
そしてそれに答えて彼自身が思っていることをメッセージとして伝える。

・自分の話ばかりしない
・相手をジャッジしたり、上から目線にしない

この大事なポイントを本田圭佑さんはホント当たり前のように押さえていらっしゃるんだなと思いました。

だから気さくな近所のお兄ちゃんのような親しみのある目線でもあり、でもやっぱり圧倒的な結果を出しているすごみもある。
それで憧れて人がついてくるんだろうな。と感じました。

誰よりも気さくで誰よりも誠実。それが本田圭佑さんの話し方じゃないかなと思っています。


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